オーストラリアに住みはじめてかれこれ約10年。「あれもこれもしっかり塗る丁寧スキンケア」から「これだけササッと塗る適当スキンケア」へと変化しました。
自己満足とはいえ、紫外線・日差し・乾燥と厳しい環境にさらされている割には、そして年齢の割には、自分の肌は結構がんばっている方だと思います。
こだわって高額なナチュラル・オーガニック系コスメばかり使っていた時期もあるけれど、むしろ今のシンプルスキンケアの方があれこれ使っていた頃よりも断然肌の調子がいいです。
決して無理をしているわけではなく「これでよかったんだ」という感じ。
ついでにお財布にも嬉しい。時短もできます。特に子どもが生まれてからお金や時間の使い方や考え方、優先順位が変わったので少しでも節約できたら嬉しいなぁと。
化粧品代や美容費を節約したい!お金をかけずにキレイになりたい!手持ちのスキンケア化粧品がなくなったけれど買いに行く時間がない!買い物に行くのが面倒くさい!
そんなときにおすすめの節約美容、時短美容、お金をかけないスキンケア方法やアイデア、手作りスキンケア、実際にやってみた感想などをまとめてみました。
目次
洗顔
メイクをしていないときや日焼け止めを塗っていないときの洗顔方法です。
水
基本的に朝は水洗顔です。
- 主な費用:水道代
- 石鹸・洗顔フォーム代が節約できる
- 石鹸・洗顔フォームを泡立てたり、洗い流したりする時間を節約できる
- 余分な皮脂を落とさない
- 肌がつっぱらない
- 楽
緑茶
水洗顔だけではスッキリしないときに余った緑茶で洗顔しています。
- 主な費用:水道代・緑茶代
- 石鹸・洗顔フォーム代が節約できる
- 石鹸・洗顔フォームを泡立てたり、洗い流したりする時間を節約できる
- 緑茶を有効活用できる
- 小鼻やあご周辺がさっぱりすべすべ
- 肌も心もリフレッシュ
クレンジング・メイク落とし
食用オイル
オリーブオイルやアプリコットカーネルオイル、ココナッツオイルなどをクレンジング代わりに使っています。
クレンジングオイルやクレンジングジェルは基本的にメイク落としにしか使えないけれど、食用オイルは料理にも使えます。
- 主な費用:オイル代
- クレンジング代が節約できる
- ちょっと高級な食用オイルでもクレンジング剤より安い
- オイルは料理にも使える
- 角栓・毛穴の黒ずみケアにも使える
- 肌しっとりふっくら
アレッポのオリーブオイル石鹸
洗顔にもメイク落としにも使えるアレッポのオリーブオイル石鹸。
目安としては1個あたり家族4人で約1ヵ月使えるとのこと。
- 主な費用:石鹸代
- クレンジング代が節約できる
- 子供も使えるので子供用の石鹸代が節約できる
- 肌すべすべ
- さっぱりするのにつっぱらない
手作りオリーブオイル石鹸
ペットボトルで安全かつ簡単に作れる手作りオリーブオイル石鹸。
あまりに簡単だったのでついつい作りすぎてしまいました。
こんなにたくさん作っても全部で$5ちょっと(約500円)。石鹸1個あたり$0.45(45セント=約50円)です。
- 主な費用:材料費(オイル・苛性ソーダ・精製水)
- クレンジング代が節約できる
- 子供も使えるので子供用の石鹸代が節約できる
- 余ったオイルはクレンジングや料理にも使える
- 肌しっとりすべすべ
- 時間が経つと使い心地がさらによくなる
手ぬぐい
シミにいい!メイクも落とせる!と口コミで話題の手ぬぐい洗顔・手ぬぐい美容法を実践。
手触りや肌の調子が明らかに変わってきました。
- 主な費用:手ぬぐい代・石鹸代
- クレンジング代が節約できる
- 家にあるボロ手ぬぐいを有効活用できる
- メイク・日焼け止めがスッキリ落ちる
- 翌朝の手触りが違う
- 肌しっとりふっくら
- 体も洗える
- 家族みんなで使える
保湿・潤いを与える
肌断食
乾燥肌を改善したい!という思いから、洗顔後の肌に何もつけない・何もしない肌断食にチャレンジ。
必要以上に肌を甘やかさずに自ら潤いを出す!何もつけずにお肌を休ませる!みたいな感じです。
- 主な費用:乾燥がひどい部分に塗る手作りミツロウ万能クリーム代やワセリン代
- 化粧水や乳液、クリーム代が節約できる
- スキンケアする時間を節約できる
- 自分の肌やスキンケアを見直すいい機会になる
- 楽ちん
精製水・リンゴ酢
オーストラリアでは日本のような「化粧水」はほとんど売られていないので、化粧水は使わなくなりました。
たまに、本当にたまに、精製水やリンゴ酢をふき取り化粧水・化粧水代わりに使う程度です。
- 主な費用:精製水代・リンゴ酢代
- 化粧水代が節約できる
- 基本的にはなくてもOK
ちなみにリンゴ酢・アップルサイダービネガーで首の小さなイボ除去に成功しました(荒療治なので積極的にはおすすめできません)。
食用オイル
クレンジング、石鹸作り、料理に大活躍のオイルは保湿やマッサージにも使えます。
定番はオリーブオイル、アプリコットカーネルオイル、ココナッツオイル。最近はそれなりの品質のオイルならもうなんでもいいんじゃないかと思うようになりました。
オイルでマッサージ後、蒸しタオルを顔にのせるとエステ気分が味わえます。
- 主な費用:オイル代
- 化粧水や乳液、クリーム代が節約できる
- 精製水と混ぜると美容液風になる
- オイルはクレンジングや手作り石鹸、料理にも使える
- マッサージもできる
- 肌しっとりふっくら
食用ではないけれどローズヒップオイルも活躍しています。
手作り保湿クリーム
ピタッと肌に密着して潤いを閉じ込めてくれる保湿クリームが欲しいなぁと思い、家にある材料で手作り。
約3ヵ月分の費用は$5ちょっと(約500円)。1ヵ月あたりの費用は$5÷3ヵ月=$1.66(約170円)です。
- 主な費用:材料費(オイル・蜜蝋・シアバター)
- 化粧水や乳液、クリーム代が節約できる
- オイルはクレンジングや手作り石鹸、料理にも使える
- 蜜蝋・シアバターの量を調節して自分好みのクリームが作れる
- リップクリームとしても使える
- クレンジングにも使える
- マッサージもできる
- 肌しっとりふっくら
スペシャルケア
鍋に残ったお湯でエステ
パスタを茹でるときやコスメを作るときに鍋に残ったお湯は捨てずに取っておきます。
バスタは湯切りせず、トングなどでパスタを別の容器やザルに移します。
お湯が冷める前に顔にオイルやクリームを塗る→蒸気に顔をあてると自宅で手軽にエステ気分を味わうことができます。
- 主な費用:水道代・電気代・ガス代
- 水を無駄にしない
- オイルクレンジングにも保湿にもマッサージにも使える
- 肌の血行がよくなる
- ちょっと優雅な気分に浸れる
食材でスクラブ
肌のザラザラ・ゴワゴワが気になるときは、洗顔にも使えるというきなこや米ぬかで洗顔パックやマッサージをしています。
しっとり潤い肌→米ぬか、つるつるすべすべ肌→きなこ、といった印象です。
- 主な費用:きなこ代・米ぬか代
- 洗顔フォーム代が節約できる
- スクラブ代が節約できる
- 手軽
- 肌つるつるすべすべ
- 肌の手触りがよくなる
- つっぱらない
食材でパック
「たまには優雅な気分に浸りたい」「いかにも肌をいたわっています、という気分を味わいたい」なんてときはキッチンにある食材を適当に混ぜてパックを作っています。
小麦粉は油断すると肌の上でカピカピになるので、時間が経ってもカピカピにならないヨーグルトパックがお気に入り。
ハチミツやオリーブオイル、緑茶、きなこなど「なんか肌によさそう」なものを使っています。
- 主な費用:材料費(ヨーグルト・はちみつ・オリーブオイル・緑茶など)
- パック代が節約できる
- 肌プリプリ
- 肌しっとりもっちり
- 肌が元気になる
- 毛穴がキュッと引き締まる
- ちょっと優雅な気分に浸れる
まとめ
- 楽ちん
- 化粧品代が節約できる
- 時間の節約ができる
- 何が入っているのか分かるので安心して使える
- 肌に合わないときは料理に使える
- 自分好みにアレンジできる
- あれこれ買わずに済むのでスペースが節約できる
など嬉しいこといっぱい!
ナチュラルがいい!オーガニックがいい!とこだわりすぎて、ある意味神経質になっていた頃よりも断然肌の調子がいいので自分にはこの適当スキンケアが合っているのだと思います。
適当スキンケアはそれほど意識しなくても美容代・化粧品代が節約できるので、気になるオイルや欲しい化粧品を見つけたときも気兼ねなく買うことができちゃいます。
オイル大活躍。