簡単DIY!ドールハウスをトミカの収納棚にリメイクしてみた

日本に帰るたびに増えるもの、それはトミカ(TOMICA)!

床いっぱいに広がるミニカー。ソファーの下にもミニカー。キッチンにもミニカー。「なぜこんなところにトミカがあるんだ!」と叫びたくなる瞬間が多々あります。

「おもちゃ散乱」をきっかけに部屋全体が汚くなってしまうわが家。お子さんのいるなんとかオーガナイザー系の方々の家がどうしてあんなにキレイなのか不思議でなりません。

このままではまずい。親がこんなだから子供に「片づけて!」なんて偉そうにいえない。

そこで部屋が散らかる大きな原因のひとつ、トミカをはじめとするミニカー対策として棚みたいな中古ドールハウスをリメイクしてトミカの収納棚を手作りしてみることに。

ミニカーがズラリ!大人も子供も楽しくお片づけ!工具や木材不要!低予算!家にあるもので簡単工作!

カッティングシートやペンキなどを使って棚みたいなドールハウスをトミカ収納棚にリメイクした工程やアイデアをまとめてみました。

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子供部屋が汚い!

散らかるおもちゃ

大きいおもちゃ

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大きいおもちゃは棚みたいなIKEAのおむつ交換台に収納。

  • 本がすぐ倒れる
  • 遊んだ後は適当な場所に戻す
  • そのうちどうでもよくなる

という感じなので片づけてもすぐ散らかります。

ちなみに大きいおもちゃの数は赤ちゃんの頃からほとんど変わっておらず、飽きずに遊んでいます。

持たない系にはなれないと悟ったけれど大きいおもちゃに関してはミニマリストなんじゃないかと。

少ないものでごちゃごちゃ暮らす、みたいな。

これは片づけない・片づけられない自分が悪いというよりも、使っている収納棚、収納方法が悪いという結論に至りました。

小さいおもちゃ

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大きいおもちゃより厄介なのはトミカなど小さめのおもちゃです。

夜中に目が覚めてキッチンに行く途中にミニカーを踏んだり、蹴ったり。息子が消防車がない!と騒いだり。

2歳頃までは持ち運べるようにまとめて工具箱に収納していたけれど、そろそろ限界です。

  • 成長して遊び方が変わった
  • 数が増えた
  • 夫も好きなのでどんどん増える

と年齢に応じた収納というか、新たな居場所を作らないといけないような雰囲気が漂っています。

ついでに散らかるおもちゃ以外のもの

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わが家では「おもちゃ散乱」をきっかけに他のものが散らかりはじめます。

特に服はサイズアウトや衣替えのタイミングがつかめず放置することが多く、ちょっと小さくなった服も大きい服も夏服も冬服も全部一緒という状態。

ちなみに開けっ放しのタンスの引き出しは「引き出す」という作業をせずに、その日保育園に着ていく服やパジャマを取り出すことができるという画期的なシステムです。

この状態で3~4ヵ月放置して夫に軽く嫌味をいわれたら「片づけのサイン」です。

部屋の汚さが極限に達したら片づける

  • 片づける
  • おもちゃが散らかる
  • 部屋全体が散らかる
  • 家全体が散らかる
  • 放置する=平気になる
  • 夫に軽く嫌味をいわれる=片づけのサイン
  • 汚さが極限に達したので片づける

という段階を経てやっと片づけはじめます。

親がこんな感じなので子供にも強く「片づけようね」といえない状態です。

楽しく片づけられるトミカの収納棚が欲しい!

そんなわけで部屋が散らかる大きな要因のひとつ、そしてこれからも増え続けるであろうトミカをはじめとするミニカー対策として専用の収納棚を作ってみることに!

イメージとしては

  • ミニカー専用の雰囲気が漂う=元の場所に戻す
  • 元の場所に戻す=飾る
  • 飾る=片づける

みたいな遊びながら楽しく片づけられる収納棚です。

棚みたいな中古ドールハウス入手

木材を切ったり削ったりするのは難しいし(というかできない)、工具も持っていないので「できるだけ安く簡単に」ということで最初は棚やダンボールのリメイクを考えていました。

で、フリマでちょうどいい大きさの棚みたいなドールハウス発見!

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ミニチュア家具付きで$10だったものを夫が$7に値切りました。

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バルコニーも!ピンク、紫、水色など全体的にパステルカラーが多く、メルヘンな雰囲気なので、いかにも女子ではなく男の子も女の子も遊べる感じにしようかと。

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用意したもの

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ドールハウスをリメイクするために用意したものです。

  • ペンキ
  • カッティングシート
  • フェルト
  • メイク用スポンジ
  • マスキングテープ
  • 折り紙
  • 色えんぴつ
  • レゴデュプロ

など実際に使うかどうかは別として、とりあえず家にある使えそうなものをかき集めました。

外装・壁・床

まずは外装、室内の壁や床など家全体をイメチェン。ひたすらペンキ塗り。3度塗りした段階でやっと前のピンクや紫がほとんど見えなくなりました。

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真っ白はつまらないなぁと思ったので屋根は子供部屋の壁をカラフルにしたときに余ったペンキを使って黄色に。なんだか楽しそうな雰囲気!

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内装

続いて内装です。

スロープ

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1階と2階の間にはミニカーがシャーッと滑って出てくるスロープを設置。

最初はペットボトルを使うつもりだったけれどペットボトルがボコボコ!急遽クリアファイルを使うことにしました。

  1. クリアファイルを階段の幅と長さに合わせて切る→強度を増すため3~4枚準備する
  2. 切ったクリアファイルを重ねる
  3. カッティングシートでクリアファイルを包む
  4. 少し厚みのある粘着テープでスロープを固定する

みたいな感じの簡単工作です。

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階段

2階と3階の間はレゴデュプロで階段を作りました。カラフルで楽しい!

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少し厚みのある粘着テープで固定したら完成です。

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が、その後「ブロックが足りない」ということで息子に分解されるという悲しい結末を迎えました。折りを見てまた階段を設置しようかと。

家具

ドールハウスにペンキを塗っている間に息子がミニチュア家具にもペンキを塗ってしまったのでついでにペイントしてイメチェンしました。

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トイレ、お風呂、テレビもあります。ソファーはメイク用スポンジをフェルトで包んだものを置いてふかふかに!

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その他

当初はミニカーを並べるスペースに駐車場っぽいイメージで色えんぴつやマスキングテープで線を引こうと思っていたけれど

  • 線を無視してミニカーを並べるはず
  • 一度線を引いただけで面倒くさくなった

というわけで断念。

ただ「ここは駐車場=ミニカーのスペース」と限定しないことで家具やミニカーを移動させながら自由に遊んでいるのでそれはそれでいいかなぁと思っています。

出来上がり

リメイク後のドールハウスの様子(全体)

トミカハウスの完成!3階建ての豪邸、というよりも車庫・ガレージみたいな感じです。ミニカーとその他もろもろ大集合!殺風景な壁は少しずつ装飾していこうかと。

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3階は子供用の椅子(スツール)にのぼれば手が届きます。飽きてきたら隣の収納棚の上に移動、また遊びたくなったら戻す、という感じにしようかと。

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リメイク後のドールハウスの様子(各階)

1階はすぐ出動できるようにレスキュー系いろいろ。

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隣には建設現場系いろいろ。バスルームもあります。

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2階は乗用車、レーシングカー、バスなどいろいろ。

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3階は休憩室みたいな感じ。

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仮眠用・救急用のベッドにはミッフィーがお休み中。息子がまだ赤ちゃんの頃、いとこのお姉ちゃんからもらった大切なミッフィーです。

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たまには外の空気を吸うのもいいねってことで移動することもあります。

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バルコニー。ペットOKのペットフレンドリーです。

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自慢のスロープ。本当にシャーッと滑って出てきます。スロープの下にミニチュア家具のテーブルを置いてスロープの角度を調整できるようにしています。

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子供部屋の様子

保育園のお友達が自分の部屋で1人で寝ていることを知って意識が変化したのか、部屋がキレイになったからなのか、好きなものがたくさんあるからなのか、1人で寝るようになりました!また一歩成長。仕切りがある収納棚にしたので本も倒れません。

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タンスの引き出しも閉まってる!がんばって片づけた親もまた一歩成長です。

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まとめ

日本に帰ったときに実際に走っている姿を見たパトカーや救急車、バスなど思い出いっぱいのトミカ。

ズラリと並んだミニカーを眺めながら満足気な表情で遊んでいます。作ってよかったぁ。

息子もわたしも夫も「いかにも片づけ!」ではなく、ミニカーが並んだ状態を楽しみながら片づけている感じです。これは大きな進歩。

片づいた状態を維持するのがこれまた大変だけれど「リビングで遊びたいときはおもちゃをカゴに入れて持っていく」「遊んだら元に戻す」を心がけています。

使っていない棚やダンボールを全体的にイメチェンして、シールやポスターなどで飾り付けるだけでも遊び心のあるミニカーの収納棚が作れそう。アイデア次第でいろいろって感じです。

「なんか面倒くさいなぁ」と感じてしまう片づけ。大人も子供もイヤイヤ片づけるのではなく、楽しみながら片づけたいものです。

母さんはミッフィートミカが欲しいです。

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