鼻、小鼻まわり、あご、背中などの気になる毛穴汚れ・黒ずみ。特に指でつまんで押すと奥からにゅるにゅる出てくる白い角栓の存在が気になって仕方ありません。
口コミで話題のオロナインやオリーブオイルを使ってみたり。スクラブ代わりに塩や重曹を使ってみたり。ワセリンや角栓を溶かしてなんたら系の毛穴ケア化粧品を試してみたり。
それなりに毛穴の黒ずみは解消されるものの、奥の方にまだ何かが潜んでいるような、汚れが残っているような気がしていまいちスッキリしないというのが正直なところです。
角栓を取るべきか取らないべきか迷う!でもやっぱり奥に潜んでいる白いにゅるにゅる角栓を取りたい!
何かいい方法はないだろうか?と角栓除去に執念を燃やす夫とわたしがたどり着いたのは角栓を取る器具「角栓取りスティック」です。
手を汚さずに簡単に角栓が取れる!にゅるにゅるが見える!
角栓取りスティックを使ってみた感想・口コミ、スティックで角栓を除去する方法や取り方のコツ、にゅるにゅる画像などをまとめてみました。
目次
角栓とは?
読み方
まず疑問だったのが「角栓」の読み方です。
角柱(かくちゅう)じゃなくて角栓。
一瞬「かどせん」か「かくせん」か迷ったけれど、どうやら「かくせん」が正しいようです。
英語
英語ではkeratotic plugだそうです。読みはケラトティックプラグ?よく分かりません。
一般的にはblackhead(ブラックヘッド)やwhitehead(ホワイトヘッド)と呼ばれることが多いのではないかと。
角栓取りスティックは
- Blackhead Remover
- Blackhead Pimple Remover
- Blackhead Extractor Tool
- Comedone Extractor Tool
- Blackhead and Whitehead Remover
といった名称で売られています。
角栓の正体
なんとなく分かっているようで分かっていない角栓。
そもそも角栓って何?意味は?白いにゅるにゅるの正体は?とふと疑問に思ったので調べてみました。
角栓のことを皮脂だと思っている人も多いかもしれませんが、実は古くなった角質と皮脂が混じり合ったものです。角栓がなかなか落ちにくいのは、このためでもあります。
毛穴の中に残った古い角質+皮脂=毛穴のつまり=角栓。なんだか複雑です。
この角栓をそのまま放置しておくと皮脂が酸化して黒ずんでいくそうです。さらに皮脂が排出されにくくなるため炎症を起こしてニキビになる可能性も!
角栓ができる原因・理由
主な原因は以下の2つ!
- 過剰な皮脂の分泌
- 肌のターンオーバーの遅れ
男性も女性も加齢に伴い、肌のターンオーバーの周期が遅れがちになるそう。
夫もわたしも若い頃より年を取ってからの方が角栓・毛穴の黒ずみに対する執着が強くなったのも納得です。
角栓は取るべきか?取らないべきか?
ニキビの原因にもなるこの角栓ですが、実は毛穴を外部の細菌などから守ってくれる役割も果たしています。
通常、角栓は古くなった角質や皮脂が少しずつ溜まっていき、皮膚のターンオーバーとともに自然に取れていくものです。それを自分で取り除いてしまうと、皮膚が敏感に反応し、新しい角質や皮脂を過剰に生成しようとしてしまいます。それにより以前より大きな角栓ができてしまいます。
炎症を起こしてニキビになる可能性があるものの、同時に毛穴を守ってくれる角栓。一概に悪者とはいえないようです。
自然に取れるのを待たずに自分で角栓を取ることで「角質や皮脂を過剰生成→大きな角栓」という悪循環に陥ることも!
前より角栓が大きくなったとは思わないけれど、おそらく夫とわたしはすでに悪循環に陥っている気がします。
わが家の角栓悩み対策
わたしの角栓悩み
- 30代後半女性
- 鼻、小鼻まわり、あごによくできる
- 特に唇の下の小さな白いポツポツ・ざらざらが気になる
乾燥肌にもかかわらず、年に2回くらい頬に突然角栓が出現することもあります。
夫の角栓悩み
- 30代後半男性
- 鼻、小鼻まわり、背中によくできる
- 全体的にあぶらっぽい気がする
オーストラリアに住みはじめた頃、夫がお義姉さんと一緒にお互いの背中をチェックしながら角栓退治している光景を見て軽いカルチャーショックを受けた記憶があります。
それくらい夫は角栓退治に力を入れています。
特に背中はちょっと異物感や違和感を感じただけで「取る!とりあえず背中見て!」と騒ぐので本当に面倒くさいです。
今まで試した角栓ケア
- 指でつまんで押し出す
- オイル(オリーブオイル・ココナッツオイル・アプリコットカーネルオイルなど)
- オロナイン
- クレンジングクリーム
- 角栓を溶かしてなんたら系の毛穴ケア化粧品
- はがすタイプの角栓パック
- 重曹・塩・米ぬか・きなこ
- ワセリン
- 蒸しタオル
など口コミを参考にいろいろ試しました。
指やはがす角栓パックは、ちょっとヒリヒリして痛い上に周辺の皮膚が赤くなってしまったので断念。
オイルやクレンジング、ワセリン、重曹などは表面的にはスッキリ&ツルツルするものの、指でつまむと白いにゅるにゅるがたくさん出てくるのでいまいちスッキリしない感じでした。
わが家の角栓取りスティック「ポアヌーク ザ・ポアクリアスティック」
男性用・メンズ用
わが家で活躍中の角栓取りスティックは「ポアヌーク ザ・ポアクリアスティック for MEN」。フォーメン!男性用です。
日本語を読めない夫はパッケージのにゅるにゅる画像を見て直感的に「これだ!」と感じたそうです。
2本目追加購入
スティックを使った後にちゃんと洗わない人が1名(=夫)。
乾燥してカピカピになった角栓や血らしきものが付着していることが多く、もうこれ以上夫と同じスティックを使うのは無理!だと感じ、日本に帰ったときに自分用に追加購入しました。
自分専用の角栓取りスティック入手!の喜びもつかの間。夫が力を入れすぎて1本目を壊しやがりました。これでまた同じスティックを使う羽目に。最悪です。
圧出カップ
スティックの片側はお玉・レードルの真ん中に穴を開けた感じの圧出カップ。
他の角栓取りスティックではあまり見たことがない形状です。このカップがまた使いやすい!
「優しくじっくり押し出し!」の言葉通り、角栓をじっくり押し出してくれる感じです。
コツは肌に対して垂直にやさしく押し当てること!
わたしは鼻やあごのお手入れに使うことが多いです。
ちなみに夫はもともとまっすぐだった圧出カップを少しだけ角度を変えて使っています。
が、1本目が折れたのは角度を変えた上に力を入れすぎたからではないかと思うので、そのままの状態で使った方がよろしいかと。
極細ループ
スティックのもう片側には平らなリングみたいな極細ループ。
他の角栓取りスティックでもよく見られる形状です。
「狙った角栓汚れを逃がさない!」極細ループはピンポイントでケアしたいときにも便利。
最初はちょっと痛かったけれど使っているうちに慣れてきました。
コツは肌に対して10度~20度くらいの角度でやさしく押しながら滑らせること!
小鼻まわり、小鼻のきわ、あごの角栓ケアに使うことが多いです。
角栓取りスティックを使ってみた感想
にゅるにゅるがキレイに取れる
最初はそれほど期待していなかったけれど、使っているうちにまるでパッケージのにゅるにゅる画像のように角栓を取ることができるようになりました。
奥に潜んでいる角栓を除去することができて気分もスッキリです。
手を汚さずに角栓ケアできる
手を汚さずにササッと手軽に角栓ケアできます。
指で夫のあぶらっぽい背中をつまんで押し出す必要がないので嬉しいです。
短時間で簡単に角栓除去できる
マッサージしたり、パックしたり、洗い流したりする必要がないのでお手入れも楽ちん。
短時間で簡単に角栓を取ることができます。
丈夫で長持ち
ステンレス製なので耐久性に優れています。
前に使っていたプラスチック製の角栓取りスティックはスティックの部分がすぐ壊れてしまいました。
夫のように曲げて角度を変えたり、余分な力を加えない限り、折れることはほとんどないのではないかと。
くり返し使えるから経済的
洗えば何度もくり返し使えるので経済的です。
角栓パックや毛穴ケア化粧品などを買う必要もありません。
ちょっと痛い
使いはじめたときは力加減がよく分からなかったのでちょっと痛かったです。
使っているうちにコツをつかんだのか、痛みに慣れてきたのか、使いはじめの頃よりも痛みが気にならなくなりました。
角栓取りスティックの使い方のコツ・ポイント・注意点
- 強く押しすぎない
- 力を入れすぎない
- 何度も同じ場所を押さない
- 肌をこすらない
- 角栓が「まだ準備中」のときは無理矢理押し出さない
- 使用頻度は目安として週1回~月2回くらい
- お風呂上がりなど毛穴が開いた状態で使うと効果的
- 角栓ケアの後は冷たい水や化粧水で毛穴を引き締める
- 使用後は角栓スティックを洗う
など。
背中(にゅるにゅる画像あり)
基本的には圧出カップ、たまに極細ループを使っています。
- 圧出カップ→肌に対して垂直にやさしく押し当てる
- 極細ループ→肌に対して10度~20度の角度で押し当て、きわ部分を使ってピンポイントでケア
みたいな感じです。
にゅるにゅるが出てこないときは「まだ準備中」ということで無理矢理押し出さないようにします。
夫の場合、先端が黒ずんでいる場合が多く、慣れてきたのか最近は背中にたくさんあるほくろと黒ずみを簡単に見分けられるようになりました。
指でつまんで押し出していたときは、にゅるにゅるが中途半端に顔を出したり、周辺が真っ赤になったり、炎症したり、悪化させてしまうことが多かったといえます。
スティックを使うようになってからは角栓を芯から取り除くことができるようになりました。わたしの手も汚れないので重宝しています。
にゅるにゅる1
黒ずみ発見!
圧出カップを肌に対して垂直に押し当てて、やさしく押しながら、にゅるにゅるを最後まで押し出し。
やや乾燥気味のかたい角栓です。
にゅるにゅる2
虫みたい。どんどん出てきます。長いです。汚いです。
柔らかい角栓です。
この辺で気持ち悪くなったので終了。子供がもう少し大きくなったら夫の背中の角栓除去作業を引き継ぐ予定(お小遣いあり)です。
あご・唇の下
基本的には極細ループ、たまに圧出カップを使っています。
- 極細ループ→肌に対して10度~20度の角度で押し当て、やさしく滑らせる または きわ部分を使って1つずつピンポイントでケア
- 圧出カップ→肌に対して垂直に押し当ててやさしく押す または やさしく滑らせる
という感じです。
舌であごを押すと白いポツポツが見えるのでお手入れしやすいです。
鼻・小鼻まわり
あご・唇の下と同じように基本的には極細ループ、たまに圧出カップを使っています。
- 極細ループ→肌に対して10度~20度の角度で押し当て、やさしく滑らせる または きわ部分を使って1つずつピンポイントでケア
- 圧出カップ→肌に対して垂直に押し当ててやさしく押す または やさしく滑らせる
という感じ。
小鼻のきわは、まさにパッケージの写真のよう!な感じで角栓がにゅるにゅる取れます。
使用頻度
おそらく1週間に1回~2回くらいの頻度で使っていると思います。
「週1回~半月1回の使用が目安です」とのことなので週2回はちょっとやりすぎではないかと。
コメドプッシャーの使用は、月に2回程度までにとどめておくようにしましょう。
だそうです。
『メンズスキンケア大学』角栓を取り除く、コメドプッシャー(角栓プッシャー)とは
というわけで週1回~月2回くらいを目安に!
使用後の肌のお手入れ
使用後、カップやループの跡がうっすら残ることがあります。が、そのうち消えることがほとんどです。
使用後のお手入れは
- 夫→基本的に何もせず放置
- わたし→水洗顔・化粧水・ヒリヒリや乾燥が気になるときはクリームでしっかり保湿
といった感じ。お風呂上がり→角栓ケア→スキンケアの流れです。
まとめ
にゅるにゅるを見ているうちに毛穴汚れ・角栓は生きている証だ!と感じるようになりました。
取らないのもよくない。取りすぎもよくない。
なかなかバランスが難しいところだけれど、角栓が取れると肌だけではなく気持ちもスッキリします。
もう情報に惑わされない!迷走しない!お金を無駄にしない!そんなわけで角栓取りスティックはわが家の定番です。
【追記】ポアヌーク ザ・ポアクリアスティック男性用と女性用の違いを比較してみました。
にゅるにゅる。