できるだけゴミを減らすぞ!できるだけ環境に負担をかけない暮らしをするぞ!ということで、まず生活の中に取り入れたものといえばエコバッグです。
日本ではエコバッグやマイバッグと呼ばれる買い物バッグ。英語ではReusable Bag(リユーザブルバッグ)= 使い捨てではなく何度もくり返し使えるバッグ、という意味になります。
レジ袋の代わりにエコバッグを使いはじめてから約5年。
買い物だけではなく、今では生活のあらゆる場面で役立つ便利グッズとなっており、その魅力にすっかり取りつかれてしまいました。
オーストラリアではスーパーマーケットやドラッグストア、本屋などで$1~$3前後で売られているので気軽にお手頃価格で買えることも魅力のひとつです。
一方で「エコバッグを使うこと=なんとなく恥ずかしい・がんばっちゃってる」といったイメージもあるのではないかと。
エコバッグ持参は恥ずかしくない!アイデア次第でいろいろ使える!
わが家のエコバッグの使い方や活用してみて気づいたこと、メリット・デメリットなどをまとめてみました。
目次
わが家のエコバッグ・マイバッグ
エコバッグいろいろ
今メインで使っているのは5年ほど前にスーパーマーケットColes(コールス)で購入した麻素材。素朴な地球の絵とThank youふきだしがかわいい!お気に入りのエコバッグです。
横から見るとこんな感じ。底面が破れている!ショック!でもまだまだ使えそうです。
中には買ったものを入れるエコバッグを収納。保冷機能付きもあります。形や素材はいろいろあるけれど週末の食材まとめ買いには底が広くて丈夫なエコバッグが一番です。
用途いろいろ
買い物以外には
- 野菜の収納
- 衣類の収納
- おもちゃの収納
- 新聞の収納
- ビーチに行くとき
- ピクニックに行くとき
などにも活用しています。
エコバッグのメリット・デメリット
エコバッグを使ってみて感じた良い点・悪い点、パッと思いつくメリット・デメリットをザッとまとめてみました。
メリット
- 持ち手がしっかりしているので運びやすい
- 丈夫で破れにくい
- おしゃれでかわいいものが多い
- 多目的に使えるので便利
- 特典やポイントをもらえることがある
- ガサガサ・フワフワと散らばるレジ袋を片づける手間と時間が省ける
- レジ袋ゴミが減る
- ポイ捨てレジ袋を飲みこんで死亡する動物や魚が減る
- レジ袋製造に使われる原油の節約
- レジ袋焼却時に発生する排気ガスが減る
など。
デメリット
- 破れやすく長持ちしないものがある
- 気軽に買えない値段のものがある
- 変なデザインのものがある
- 持ち歩くのが面倒
- 持って行くのを忘れる
- 荷物が増える
- 無料ではない
など。
エコバッグとレジ袋
エコバッグを使っていてもなくならないビニール袋
今では生活に欠かせない存在となったエコバッグ。こんなわが家にも食パンの袋や予定していなかった買い物でもらったレジ袋などがあります。
レジ袋の量を減らすために
- 突発的な買い物に備えて常にエコバッグを持ち歩くように心がける(たまに忘れる)
- 食パンの袋などリサイクルできるものはできるだけリサイクル
- ジッパー付きビニール袋は洗ってくり返し使う
などいろいろ試行錯誤しているものの、家からビニール袋がなくなることはありません。
塗れた衣類を入れたり、ゴミを入れたりとなんだかんだ便利なので「エコバッグは天使・レジ袋は悪魔」と白黒ハッキリさせることもできない、というのが正直なところです。
【追記】巾着袋風レジ袋ストッカーを作ってみました。
【追記】アームカバー風レジ袋ストッカーを作ってみました。
エコバッグが本当にエコかどうかは使い方次第
さらに約5年もエコバッグを活用しているというのに「そもそもエコバッグって本当にエコなの?レジ袋ってそんなに悪なの?」と思ってしまうこともあります。
その理由は
- 「トレンドはこのおしゃれエコバッグよ」的な風潮がある
- ものすごい高価なエコバッグがある
など。「エゴバッグ」とも呼ばれるそう。
好きなもの、ステキなデザインのものを選びたいのは当然です。
持ち歩きたくなるようなデザインやお気に入りを見つけたときは嬉しいし、実際に使うときはなんとなくウキウキした気分になります。
かわいい!楽しい!嬉しい!といった純粋な気持ちはエコバッグを生活の中に浸透させるためにも大切な要素だと思います。
でも、流行りが終われば捨ててしまったり、使うこと自体をやめてしまったりすることはなんとなく本末転倒な気がしてならないのです。
エコバッグの製造にも資源やエネルギーが使われているわけで。「流行に合わせて買っては捨てる」をくり返していたらエコ面が薄れるわけで。
結局エコバッグでもレジ袋でもどっちでもいいじゃん!となりそうな気がします。
ゴミを減らす工夫・ポイント・コツ
というわけでエコバッグをこんな風に使ったら本来の目的「くり返し使う=ゴミを減らす」につながるのではないかと思われるポイント・コツです。
- 使っている・持っていることだけに満足しない
- レジ袋のように使い捨てせず何度もくり返し使う
- 機能性もデザイン性も本当に長く使っていきたいと思えるものを選ぶ
- どうしても不要になったらゴミとして処分せず誰かに譲る・寄付する・売る
- リサイクルできる素材ならリサイクルゴミとして処分する
プラス
- もらったレジ袋をポイ捨てしない
- レジ袋を再利用する
も大切なポイントではないかと。
【追記】地球にやさしい生活チャレンジ!わが家の取り組みや家庭でできるエコ活動、アイデアをまとめてみました。
【追記】ついに壊れたエコバッグ!5年間ありがとう!
底面の破れを発見してから約4ヵ月。長く愛用してきた優秀エコバッグがついに壊れてしまいました。最後はこんな姿に。もう限界。お気に入りだったのでかなりショックです。
一瞬「縫ってみよう」と思ったけれど「やっぱり無理だな」とあっさり諦めました。で、「もしかしたらまだあるかも」と淡い期待を抱いてスーパーに行ってみたところ、やっぱりない。
壊れてショック。もう2度と買えないと分かってショック。2枚買っておけばよかった!
Bringing your own bag is a small step to help the planet.
バッグ(エコバッグ・マイバッグ)持参は地球を守るための小さな一歩。
この5年でどれだけの数のレジ袋を減らすことができたのだろうか。ありがとう、コールスエコバッグ!
それにしてもかわいい。何かに使えそうな気がするので、とりあえず捨てずにとっておくことにしました。
【追記】壊れた麻エコバッグをリメイクして小物入れを作ってみました。
まとめ
わが家にもこの先何度もくり返し使っていくことを考えるとすでに一生分じゃないかと思えるほどたくさんのエコバッグがあります。
プレゼントやお土産としていただいたもの、旅の思い出にその土地で買ったもの、自分で作ったものなどボロボロになるまでとことんつき合っていきたいと思うものばかりです。
ゴミを減らすために有効なエコバッグ。それ自体が大量のゴミにならないようにしたいものです。
【追記】安くておしゃれなオーストラリアのスーパーのエコバッグについてまとめました。
【追記】軽くて丈夫なオーストラリア発エンビロサックス折りたたみエコバッグについてまとめてみました。
【追記】エコバッグやマイバッグの英語表現をまとめてみました。
【追記】海外のスーパーなどで見つけた世界のおしゃれエコバッグをまとめてみました。
麻が好き。