レジ袋有料化に伴い、日本でも普及しはじめたエコバッグ・マイバッグ。
日本に里帰りしたときに困ったことはエコバッグがどこで買えるのか分からない!見つけたけれど値段が高い!ということ。
たまたま立ち寄った高級系スーパーマーケットで見つけたエコバッグは軽く2000円以上。わたしにとっては「あ、忘れたから買っておこう」と気軽に買える値段ではありません。
そんなわけで多少荷物が増えるけれど日本に帰るときは必ずエコバッグを数枚持参するようにしています。
忘れがちなエコバッグ。できるだけ安く手軽に入手したいものです。
一方、海外旅行に行くとついつい買いたくなってしまうのはエコバッグ。
国や地域によってエコバッグの形や素材もさまざま。「この国ではこんなエコバッグが主流なんだぁ」と見ているだけでもなんだか楽しい気分になります。
オーストラリアでもレジ袋が有料か無料かにかかわらず、スーパーマーケットやドラッグストア、本屋、酒屋、洋服屋さんなどのレジ付近には必ずといっていいほどエコバッグが置かれています。
おしゃれ!かわいい!思わず持ち歩きたくなる!旅行中も旅行から帰ってきた後も大活躍!
「こんな感じのエコバッグが売られているよ」ということでオーストラリアはじめ、海外旅行先で見つけた実用的でお手頃な世界のエコバッグ写真をまとめてみました。
もっと気軽に!暮らしの中にエコバッグ
エコバッグに興味を持ちはじめたのは10年以上前。
海外旅行に行くと誘惑が多くていろいろ欲しくなってしまうけれど
- 荷物が増えると困る
- 予算が限られている
- 旅行中も使える
ということで、それほどかさばらず、安くて便利なエコバッグを自分へのお土産として買うようになりました。
いつの間にかたまってしまった大量のエコバッグ。ちゃんと活用しなければ意味がない!と本格的に使いはじめたのは約6年前。
最初は「エコバッグを持っていくのが面倒」「レジ袋の方が楽かも」と感じていたものの、
- 週末のまとめ買い
- 野菜の収納
- おもちゃの収納
- 衣類の収納
- ビーチ
- ピクニック
- 週末のおでかけ
など今では買い物以外にも大活躍しています。
- 丈夫
- たくさん入る
- おしゃれ
- お手頃価格
なので日本に里帰りするときもお土産として買っていくことが多いです。
ちなみにCHOICEのオンライン調査によると60%以上の人が買い物の際にエコバッグを使用しているとのこと。
『CHOICE』Sustainable shopping bags
現時点でオーストラリアでレジ袋が廃止されているのは、南オーストラリア州(South Australia)と首都キャンベラがある首都特別地域(Australian Capital Territory)のみだそうです。
わたしが住んでいるクィーンズランド州(Queensland)ではまだ廃止されていません。
『日豪プレス』レジ袋の禁止検討へ ゴミ減らしウミガメ守るーQLD州政府
オーストラリアのエコバッグ
まずはやっぱりオーストラリア!
スーパーのコールス(Coles)やウールワース(Woolworths)で買えるエコバッグ。$3前後。特に丈夫で長持ちする麻素材がお気に入りです。壊れたエコバッグも小物入れにリメイクしました。
コットンオン(Cotton On)という洋服屋さんのエコバッグ。$2前後。エコバッグはチャリティ活動(The Cotton On Foundation)の一環です。
本屋さんや子供に大人気のウィグルス(The Wiggles)のエコバッグ。コンサート会場ではすぐに飽きてしまいそうなおもちゃより実用的な$3エコバッグを買った夢のない母親です。
DIYホームセンターのバニングス(Bunnings Warehouse)と郵便局のエコバッグ。$1くらい。バニングスはレジ袋を廃止しているのでエコバッグや空箱を利用して買い物します。
イギリス
何かと用事があったイギリス!
スーパーマーケットのテスコ(Tesco)の布製エコバッグとロンドン地下鉄の麻素材エコバッグ。テスコは確か3ポンドくらい。ロンドン地下鉄エコバッグの値段は記憶にありません。
横にもてんとう虫。かわいい。
大好きなテート・モダン(Tate Modern)と「靴下がねぇ!」と騒いだ夫が急遽入ったマークス&スペンサー(Marks and Spencer)のエコバッグ。どちらも1ポンドくらいでした。
デンマーク
思い出いろいろデンマーク!
デンマークデザインセンター(Danish Design Centre)や日本にも上陸したという北欧の100円ショップ的存在タイガー(Tiger)、スーパーマーケットIrmaのエコバッグ。
ちなみにIrmaスーパーはこんな感じ。イヤマと読むらしいです。
スイス
物価が高いぞスイス!
Migros(ミグロ?)というスーパーマーケットで買ったエコバッグ。もしやエコバッグも高いのか!とビクビクしていたら1~2フランくらいのお手頃価格でした。よかった。
丈夫なレジャーシートのような素材です。旅行中はたまった洗濯物を入れたり、コインランドリーに行ったりするときに大活躍しました。
今はビーチバッグやピクニックバッグとして使っています。
カナダ
体調不良のため実はあまり記憶に残っていないカナダ!
「息子の嫁はエコバッグ好き」ということでカナダに住む夫のお母さんが何かのついでに一緒に送ってくれた郵便局や図書館などのエコバッグ。
特に心に響くメッセージいっぱい!のルーツ(Roots)という洋服屋さんのエコバッグがお気に入り。会社勤めをしていた頃、ランチバッグとしてほぼ毎日使っていました。
アメリカ
オーストラリアとは違って夜遅くまで店が開いてるアメリカ!
ニューヨーク近代美術館(MoMA:The Museum of Modern Art)の小さくたためる折りたたみエコバッグ。
ロゴがまたステキ。
アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)やメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)のエコバッグは確か$3前後。
美術館や博物館巡りに忙しく、日本で人気があるらしいトレーダージョーズやホールフーズとかいうスーパーには行く暇がなかったアメリカでした。それはそれでよし。
ペルー
もう一度行きたいペルー!
エコバッグはこんな感じの観光客向けのお店ではなく、
地元の人たちが行く市場で見つけました。
カラフルでサイズも豊富なエコバッグ。コカの茶葉を入れて持ち歩いている地元の人たちをよく見かけました。
丈夫な素材でマチ付き。しっかり自立します。全体的にバランスがいいのでバッグを作るときも参考にしています。
ペルーの猫風にエコバッグの上に横たわるわが家のおばあちゃん犬。
まとめ
ここ10年の間に買い集めたエコバッグ。自分でも「エコバッグばっかり買ってバカなんじゃないの?」って思うくらいです。
麻や布の場合、ほぼ毎週食材のまとめ買いに使ったとしても5年は持つ上に、すでに一生分のエコバッグを持っている気がするので最近は眺めるだけにしています。
でも、こうしてエコバッグを活用する暮らしが当たり前になったのは安く手軽に入手できる環境があったから!
日本にも、どこで買えばいいのか分からず迷ったり、高いから買えないとあきらめたりせずにもっと手軽にエコバッグを入手できる環境があったらいいなぁと思います。
そんなわけで国や文化によるエコバッグの違いって面白い!というお話でした。
【追記】レジ袋の代わりにエコバッグを使うようになって気づいた点やメリット・デメリットについてまとめました。
【追記】安くておしゃれなオーストラリアのスーパーのエコバッグについてまとめました。
【追記】エコバッグやマイバッグの英語表現をまとめてみました。
【追記】軽くて丈夫なオーストラリア発エンビロサックス折りたたみエコバッグについてまとめてみました。
麻はいいねぇ。