スーパーなどでもらうレジ袋・ビニール袋削減のため、代わりに使われるようになったエコバッグやマイバッグ。
英語っぽい響きだけれど、意味不明なカタカナ英語や和製英語が多いだけに「海外では通じるの?」と疑問に思ってしまうものです。
通じると信じていたカタカナ英語をいざ使ってみたら全く通じない!じゃぁなんて言えばいいんだ!なんてことはよくあること。
友達に○○のエコバッグ買ってきてぇ!って頼まれたけれど、どこに売っているのか分からない上に言葉が通じなくて結局買えなかった!なんてこともなきにしもあらずです。
そこでいざというときのために覚えておきたいエコバッグ・マイバッグにまつわる英語表現をまとめてみました。
目次
日本語表現
まずは日本語から。
- エコバッグ
- マイバッグ
- 買い物袋
- マイバッグ運動
- レジ袋削減キャンペーン
みたいな感じ。
最近ではエコレジカゴバッグやエコレジバスケットなんてものもあるようです。
英語表現
レジ袋・ビニール袋の英語表現
まず最初に覚えておきたいのは、スーパーマーケットやドラッグストア、洋服屋さんなどでもらうレジ袋・ビニール袋の英語表現。
読みは発音ではなく単純にカタカナにしたものです。
- plastic bag(読み:プラスチック バッグ)
- disposable plastic bag(読み:ディスポーザブル プラスチック バッグ)
- disposable bag(読み:ディスポーザブル バッグ)
- single-use bag(読み:シングルユース バッグ)
ガサガサのレジ袋やテカテカのビニール袋はplastic bagやdisposable plastic bag。
ビニールや紙など素材に関係なく「使い捨て」「1回使い切り」の意味が強いのがdisposable bagやsingle-use bagというイメージです。
レジ袋の断り方
オーストラリアでは会計の際に店員さんから「袋はいりますか?」と聞かれることが多い気がします。
ただ中には何も言わずにものすごい速さでレジ袋に商品を入れる店員さんもいるので、わたしは会計が済む前に「袋はいりません」と伝えるようにしています。
断るときは I don’t need a bagと言えば通じるので、わざわざplastic bagと言う必要はありません。
エコバッグ・マイバッグの英語表現
いろんな言い方・呼び方があります。
こちらも読みは発音ではなく単純にカタカナにしたものです。
- reusable bag(読み:リユーザブル バッグ)
- reusable shopping bag(読み:リユーザブル ショッピング バッグ)
- reusable grocery bag(読み:リユーザブル グローサリー バッグ)
- grocery shopping bag(読み:グローサリー ショッピング バッグ)
- green bag(読み:グリーン バッグ)
- eco-bag(読み:エコ バッグ)
- eco-shopping bag(読み:エコ ショッピング バッグ)
- eco-friendly shopping bag(読み:エコフレンドリー ショッピング バッグ)
- environmentally friendly shopping bag(読み:エンバイロメンタリーフレンドリー ショッピング バッグ)
- sustainable shopping bag(読み:サスティナブル ショッピング バッグ)
国によって多少の違いはあるかもしれないけれど大体こんな感じだと思います。
キーワードはREUSABLE(リユーザブル)
キーワードはdisposable(使い捨て)の反対語「くり返し使える・再利用できる・再使用できる」という意味のreusable 。
このreusableにbagやらshoppingやらを組み合わせればエコバッグ・マイバッグの意味になります。
一方、eco-friendlyやenvironmentally friendly、sustainableは「エコバッグそのもの」だけではなく、土壌で分解されるなど環境に配慮された素材で作られたレジ袋や紙袋も含む、といったイメージ。
ちなみにわが家の場合、日常会話ではgrocery bagやshopping bagを使うことが多いです。
英語でもエコバッグ
マイバッグは通じないけれどeco bag(エコバッグ)は通じます。たぶん。
ケンブリッジのオンライン辞書にも登場。
『Cambridge Dictionaries Online』Meaning of “eco-” in the English Dictionary
夫もたまに使っています。
発音は「エコ」ではなく「イーコォ」みたいなイメージで。
マイバッグ運動・レジ袋削減の英語表現
日本語のマイバッグ運動やレジ袋削減キャンペーンの英語表現は
- Reduce Plastic Bag(読み:リデュース プラスチック バッグ)
- Say No To Plastic(読み:セイ ノー トゥ プラスチック)
- Bring Your Own Bag(読み:ブリング ユア オウン バッグ)
- Go Green(読み:ゴー グリーン)
みたいな感じです。
まとめ
こうして見てみると本当にいろんな英語表現があります。
どちらも英語っぽいのにエコバッグは通じるけれどマイバッグは通じない。
海外旅行先でエコバッグを買うときにDo you have my bag(マイバッグ)?と店員さんに聞いても「あなたは私のカバンを持っていますか?」の意味になるので「持ってるわけねぇべ」と思われるだけで全く意味が通じない、ということです。
コンセンサスやらアジェンダやらマスキュリンやらエフォートレスやら、最近ものすごく増えた「は?」と言いたくなるようなカタカナ英語や和製英語。
「横文字カッコイイぜ!」と思って英会話で使ってみたら全然通じなかった…なんてことにならないように、怪しいカタカナ英語は意味や発音をちゃんと調べてから使いたいものです。
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Bring Your Own Bag!