エコバッグ活用歴約6年のわが家。お店でもらったレジ袋の数は少ないものの、パンやシリアル、ドッグフードの袋などがあります。
フワフワ・ガサガサ・ゴチャゴチャしがちなビニール袋。どこに収納すべきかいちいち考えるのも面倒です。
そこで「もっとスッキリと楽に片づけられるように」という思いから手作りしたのが上から入れて下から取り出せる便利なポリ袋・ビニール袋ストッカー。
ビニール袋をたたむ必要がなく、入れるときはサッと結ぶか、くしゃっと丸めるだけ。使うときはサッと下から取り出すだけ。
収納場所に迷うことがなくなり、夫から「これどこに収納すんの?」といちいち聞かれなくなりました。
前回の手作りから約5年。最近は家に持ち帰ってくるレジ袋・ビニール袋の数が少なくなったので小さめのレジ袋ホルダーに変えてもいいかなぁと思いはじめました。
また前回は何も考えずに適当に裁断して作ってしまったので、もう少しサイズにこだわって作ってみたいなぁと思うように。
そんな矢先に発見したのは大好きな北欧フィンランドのマリメッコの生地で作ったものの、全然使っていなかった適当レジ袋ホルダーです。
大切なマリメッコを無駄にしたくない。過去の失敗作をよみがえらせたい。
というわけで一度分解して仕上がりサイズを考えながら作り直してみたところ、思い描いていた通りのレジ袋ストッカーに大変身!
お気に入りの布で作りたい!型紙なしで簡単に作れる布小物、おしゃれなレジ袋ストッカーの作り方・レシピをご紹介します。
目次
失敗作!マリメッコのハンドメイドレジ袋ストッカー
大好きなマリメッコ生地で作ったにもかかわらず、長年カゴの中で眠っていた超適当レジ袋ストッカーです。
- 大きすぎる
- 全体的にぼよーんとしていてバランスが悪い
- 袋を入れるとさらにぼよーんとするので見苦しい
- 上部分が紐なので袋が入れづらい
といった感じであまり好きではなかったので全く使っていませんでした。
確か生地は小石?とかいう意味のPienet Kivet(ピエネット キヴェット)。
わざわざフィンランドから南半球まで持ち帰ってきたのに。
もっとちゃんと考えてから作ればよかった。もっと丁寧に作ればよかった。
いまどき!なレジ袋ストッカーにイメチェン
最近はどうやらスッキリ細身タイプが主流のよう。
- 大きすぎず・小さすぎず
- 太すぎず・細すぎず
- 長すぎず・短かすぎず
- 袋を入れてもぼよーんとしない
といった感じのビニール袋ストッカーに変身させたい気分です。
簡単!アームカバー風レジ袋ストッカーの作り方
- 費用:生地の価格による・こだわるのもよし・家にある生地でもよし
- 推定所要時間:ミシン→約1時間~2時間 手縫い→約2時間~3時間
- お手軽度:★★★★☆ まぁまぁ簡単
- 自己満足度:★★★★★ マリメッコ復活・ついでにキッチンもイメチェン
材料
- 好きな生地・余り布
- ゴム
- 糸
- オプション: 紐・リボン
前回作った巾着袋風レジ袋ストッカーは上に紐・リボンを通して、下はゴムを入れました。
今回は上も下もゴムのアームカバー風にして別途取っ手をつける作り方です。
取っ手は本体と同じ生地で作ってもよいし、オプションとして紐やリボンを取っ手代わりにしてもOKです。
1. 布を裁断する
まずは失敗作のマリメッコレジ袋ストッカーを分解。
その後、生地の上でメジャーを動かしながら仕上がりサイズを想像。
最終的には
- 生地の裁断サイズ:縦40cm x 横16cm
- 枚数:2枚
といった具合に裁断しました。
2. 両端を縫う
- 2枚の生地を中表(生地の表面を内側)に合わせる
- 端から約0.5cm~1cm内側をダダーッと直線縫いする
- ジグザグミシンやロックミシンで処理する
ちなみにわたしは面倒&ジグザグミシンが苦手なので布端を切って整えただけです。手抜き。
3. 三つ折りする
ここでアイロンの登場。上下を三つ折りします。
- 上側:1回目約1.5cmで折ってアイロン→2回目約1.5cmで折ってアイロン
- 下側:1回目約1.5cmで折ってアイロン→2回目約1.5cmで折ってアイロン
これで上下の三つ折り完了。
4. 取っ手を作る
面倒なのでリボンを使いたかったけれど、ちょうどいい色合いのリボンがなかったので作りました。
生地は縦4cm 横20cmくらいのサイズに裁断。
上下の縫い代0.5cm~1cmくらいを内側に折り込んでアイロンをかけます。
さらに中心から半分に折って重ねた部分(上)を縫い合わせます。
5. 取っ手をつける
半分に折った取っ手をステップ3で三つ折りした部分にはさみ込みます。
大体真ん中あたりにグッと入れて。
さらにグッと上へ。マチ針またはクリップで固定します。
6. 上下の三つ折りを縫う
ゴムを通す穴を2cm~3cmほど開けて上下の三つ折りした部分をグルッと縫います。
ついでに取っ手も固定しておくとグラグラしません。
7. ゴムを通す
ゴムを通してステップ6で開けておいた2cm~3cmの通し穴を縫って閉じたら完成です。
もう少し下のゴムをきつめに入れればよかったなぁと思います。
現在使用中のレジ袋ストッカーもイメチェン
簡単だったのでついでに使用中のレジ袋ストッカーも分解。
リサイクルショップで$1だったとはいえ、かなりお気に入りの生地なので糸をほどいて。
マリメッコ生地と大体同じサイズになるように裁断しました。
出来上がり
- 大きすぎず・小さすぎず
- 太すぎず・細すぎず
- 長すぎず・短かすぎず
スッキリとしていてちょうどいい感じです。
片方には掃除に使っている古着や余り布の切れ端(はぎれ・ウエス)を収納。
ティッシュのように簡単に取り出すことができます。大成功!
生地の裁断サイズ(縫い代込み)と仕上がりサイズをまとめると
- 本体 → 縦:40cm x16:44cm x 2枚
- 取っ手 → 縦4cm 横20cm x 1枚
- 仕上がりサイズ → 縦:約32cm x 横:約15cm
てな感じです。
まとめ
「ぼよーん感」がなくなり、かなりいまどきな感じのおしゃれなレジ袋ストッカーに生まれ変わりました。
大好きなマリメッコ生地も復活。キッチンの印象が変わり、部屋の模様替えをしたときのような気分です。
キッチンも自分の心もスッキリ。楽に片づけることができて必要なときにすぐ取り出せるので本当に便利。汚れても気軽に洗濯できるのがまた嬉しい。大満足な仕上がりです。
好きな布で作る自分だけのレジ袋ストッカー。
最初は「分解するのは面倒だなぁ」と思ったけれど、大切な生地なので作り直してよかったです。
いまどき。