数ある子育てグッズの中でも購入すべきかどうか迷うことが多いものといえば!マザーズバッグ・ママバッグです。
マザーズバッグってそんなに便利なの?普通のバッグとそんなに違うの?必要性は?持っていないと大変?本当にいる?不要?などごちゃごちゃ悩んだことを覚えています。
残念ながらオーストラリアでは変なママバッグしか見つけることができなかったので、最終的には手持ちの普通のバッグやエコバッグをマザーズバッグとして使うことに。
で、その結果あったらあったで便利かもしれないけれど、マザーズバッグがなくてもどうにかなることを実感しました。
出番が少なかった手持ちのバッグ・エコバッグ大活躍!おしゃれ心ちょっと復活!子育てが落ち着いた後も使える!
マザーズバッグ・ママバッグ・おむつバッグの代用アイデアや選び方、マザーズバッグとして使える普通のバッグを見つけるポイントなどをまとめてみました。
目次
マザーズバッグ・ママバッグの特徴
世の中の市販のマザーズバッグ・ママバッグに見られる主な特徴です。
メーカーやブランドによっていろいろあるけれど
- 荷物がたくさん入る
- 収納ポケットがいっぱい
- 丈夫
- 汚れにくい
- 軽い
- わりと高額
- おむつ替えシートなどの付属品がついている
- ショルダーバッグが多い
- ファスナーがついているタイプが多い
など。
機能的で使いやすいといった印象です。
マザーズバッグ・ママバッグを購入するかどうか迷った理由
- 手頃な値段で買える好きなデザインのマザーズバッグがない
- やけに高い
- デザインがステキなものはさらに高い
- 高い割には使用期間が短い(2~3年)
- 付属品を使うかどうか分からない
- ポケットがありすぎて余計に混乱しそう
- 肩が痛くなるので斜めがけタイプのバッグがちょっと苦手
- 汚れを気にせずガシガシ洗いたい
など。
ちゃんと探せばあるのかもしれないけれど、オーストラリアは「こんなものにこんなに払えるか!」レベルのものが多くて、やや失望しました。
で、もういい、いらない、迷うくらいなら買わない方がいいだろうと。
出番が少ない手持ちのバッグをフル活用すればいいじゃないか!欲しいものが見つからないなら手作りすればいいじゃないか!というわけで家にあるものを使うことにしました。
こんなマザーズバッグ・ママバッグが欲しい
- 自分が好きな形やデザイン
- 長く使える形やデザイン
- 必要なものが取り出しやすい
- ガシガシ洗える
- 持ちやすい
- 丈夫
早速手持ちのバッグを物色をしてみたところ、マザーズバッグとして使えそうなバッグがたくさん見つかりました。
マザーズバッグ・ママバッグとして活躍したバッグ
ちょっと面倒だけれど中身を入れ替えながら
- 近所のスーパーに行くとき
- 公園に行くとき
- 週末家族でカフェに行くとき
- 友達とご飯を食べに行くとき
- 長時間外出するとき
- 遠出するとき
などいろいろ使い分けました。
小さめトートバッグ
ニューヨークで買った思い出のシンプルトートバッグです。産前は仕事用バッグ、産後はマザーズバッグとして活躍。ものすごい丈夫なので何度洗濯してもへこたれません。
息子が1歳になる前のある日のバッグの中身。おむつや授乳瓶の収納には手作り巾着袋やポーチなどを活用しました。
持ち手はベビーカーにかけても肩にかけてもちょうどいい絶妙な長さ。ファスナーがついていないので中身が見えないように手作り授乳ケープで目隠ししました。
【追記】やっぱりファスナー付きがいい!という場合は、手縫いでトートバッグにファスナーを後付けすることもできます。
大きめトートバッグ
長時間の外出や荷物が多い日に活躍した大きめサイズのトートバッグです。
マリメッコの白黒トートバッグは12年以上前に買ったもの。古い!
青のトートバッグは9年くらい前にデンマークのスーパーマーケットで買った厚手のトート型エコバッグです。これも古い!
どちらも持ちやすくて、たっぷり入って、ガシガシ洗える優秀トートバッグです。
大きめショルダーバッグ
これはどちらかといえばファーザーズバッグ・パパバッグ的存在のスポーツバッグです。
トラックの廃材を再利用して作られたスイス発のフライターグ(Freitag)のもの。
「人の親になる記念に」ということでバッグを持つこと自体が嫌いな夫が選びました。
汚れても濡れても平気。日本に一時帰国するときも大活躍しています。
おそらく息子が大きくなったら使うことになると思います。
エコバッグ
バカみたいに買ったエコバッグも大活躍。ペロンと薄い素材のエコバッグは肩にはかけられないけれどベビーカーにかけるとちょうどいい感じ。ガシガシ洗える点も気に入っています。
頑丈・収納力抜群・安い・かわいい・おしゃれ!オーストラリアのスーパーで$3くらいで買えるエコバッグは産前も産後も子育てが落ち着いた後も大活躍です。
【追記】軽い・丈夫・収納力抜群・折りたためる・おしゃれ!オーストラリア発エンビロサックスのエコバッグは2人目が生まれた現在大活躍しています。
子供のリュック
親友から出産祝いにもらったミニリュック。「自分のものは自分で持とうね」ということで1歳半くらいからおむつやおしりふき、おもちゃなどを入れて持ち歩くことが多くなりました。
ちょっとしたおでかけに便利。ポケットがたくさん付いているので使いやすく、おむつ・おしりふき以外にも結構いろいろ収納できる点が気に入っています。
手作りバッグ
型紙なしでも作れるマチ付きトートバッグも大活躍。小さくてもマチ付きなので結構入ります。バッグの中身を整理するバッグインバッグみたいな感じで使ってもよろしいかと。
風呂敷みたいな感じのマチ付きあずま袋バッグも手作り。お気に入りの生地で作ると気分も上がります。
手作り巾着袋
バッグの中身を整理するために着なくなったパジャマを巾着袋にリメイク。
着なくなったTシャツも巾着袋にリメイクしました。
手縫いでファスナーを後付けしたバッグ
やっぱりファスナー付きがいい!でもファスナーの付け方が分からない!手縫いならなんとかできそう、ということで試しにやってみたら、ちゃんとファスナー付きバッグになりました。
子供が成長してあれこれ持ち歩く必要がなくなった=マザーズバッグが必要な期間が終わった後だったので、もっと早くやればよかったなぁと思いました。
マザーズバッグ・ママバッグとして使えるバッグを見つけるコツ・選び方
1. 手持ちのバッグ
まずは手持ちのバッグをチェック!
- 普段使っているバッグ
- お気に入りバッグ
- 出番が少ないバッグ
- 持っていたことすら忘れていたバッグ
- トートバッグ
- エコバッグ
- ショルダーバッグ
- 小旅行用バッグ
など「そういえばこんなの持ってた」「これ使えるかも」「久しぶりに使ってみようかな」的なバッグが見つかるはずです。
2. 荷物の量=バッグの大きさ
- おむつ
- おしりふき
- おむつ替えシート
- 着替え
- 授乳ケープ
- おもちゃ
- 自分の持ち物
などザックリでよいので「必要な荷物を全部入れるためにはどれくらいの大きさのバッグが必要なのか?」を想定しておくとよろしいかと。
3. 移動手段・ライフスタイル
- 徒歩が多いのか?
- 電車での移動が多いのか?
- 車で外出することが多いのか?
など産後の移動手段やライフスタイルをなんとなく想像した上でそれに適したバッグのスタイル・形などを考えておきます。
4. 自分の好きなスタイルのバッグ
- トートバッグ派
ショルダーバッグ派 - リュック派
など自分の服装に合うスタイルのバッグや使いやすいと感じるものを選んで使ってみればよろしいかと。
こんな感じで分析してみることでマザーズバッグとして使えそうなバッグが見つかるはずです。
ちなみにわたしの場合は
- 徒歩が多い
- たまに車
- 荷物少なめ
- 肩が痛くなるのでショルダーバッグが苦手
- リュックを持っていない
といった理由からトートバッグを使うことが多かったといえます。
いくつかマザーズバッグ代用候補をあげておき、実際に使いながら「こっちの方が使いやすいかな?」と比較検証してみるとよろしいかと。
世の中のマザーズバッグがこうだから・・・ではなく、このバッグが好き!このバッグを使いたい!と自分基準で選ぶことが大切です。
手持ちのバッグの中から代用バッグが見つからない場合
- マザーズバッグとして使えそうな自分の好きな普通のバッグを購入する
- お気に入りの生地で手作りする
- マザーズバッグ購入を検討する
マザーズバッグを購入するときは使用期間(2~3年)が過ぎた後もずっと使いたいと思えるバッグを選ぶのがよろしいかと。
まとめ
そんなわけで手持ちのバッグをフル活用することでマザーズバッグがなくてもなんとかなりました。
手間がかからないという点では、中身を入れ替えずにいつでもどこでも1つのマザーズバッグを使うのも魅力的。
でもおしゃれ心を失いがちな産後だからこそ「今日はこのバッグにしようかな」と考えるだけでも刺激になり、おしゃれ心復活にちょっと前向きになれた気もします。
機能が充実しているマザーズバッグ。でも必ずしもマザーズバッグである必要はないなぁと。
なくてもどうにかなる。工夫次第で使い勝手はよくなる。持っていないから恥ずかしいなんて思う必要もない。
出産準備リストにあるから=絶対必要ではなく、自分にとって本当に必要かどうか?が重要なのではないかと思います。
というわけで無理して買うよりも自分が使いたいと思うものを使えばよろしいかと。
エンビロサックス!