まるで風呂敷バッグ!意外に簡単!マチ付きあずま袋の作り方・縫い方

ここ最近、海外で注目が高まっている風呂敷(FUROSHIKI)。なんだか和の雰囲気が漂う小物が欲しくなります。

前回は使わなくなったハンカチをあずま袋お弁当袋にリメイク。思っていたよりも簡単に作ることができました。

そこで今回はお気に入りの生地を使って大きめのあずま袋・風呂敷みたいなハンドバッグを作ってみることに。

コロンとかわいい!肩にもかけられる!好きな生地で作ってもよし!風呂敷をリメイクしてもよし!

マチ付きあずま袋・風呂敷みたいなハンドバッグの作り方、縫い方、手順をご紹介します。

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意外に簡単!マチ付きあずま袋バッグの作り方

  • 費用:生地による
  • 推定所要時間:ミシン→約45分~2時間 手縫い→約2時間~4時間
  • お手軽度:★★★★☆ 意外に簡単に作れる
  • 自己満足度:★★★★★ かわいい・イメージ通りの仕上がりで大満足

基本的な手順はハンカチリメイクあずま袋とほとんど同じです。

布端が処理されていない普通の生地を使う場合と布端が処理されている風呂敷を使う場合で多少手順が異なります。

材料

For Plastic Bags1

  • 好きな生地・風呂敷など

本当は唐草模様で作りたい!気分です。が、持っていないので今回はリサイクルショップで一目ぼれして購入した生地を使うことにしました。確か$1くらい。

厚手のTシャツのようなジャージのような素材です。同じ布でレジ袋ストッカー・ビニール袋ホルダーも手作り。

レジ袋ストッカーを作ったときに「この生地で風呂敷みたいな、おばあちゃんみたいな雰囲気のバッグを作ってみたいなぁ」と思っていました。

が、なんだかすごく難しそうで作り方がよく分からなかったのでそのまま数年経過。今回は「今度こそ!」と気合を入れて作ってみようと思った次第です。

1.生地を裁断する

普通の生地で作る場合

Furoshiki Style Handbag1-1

生地をほぼ正方形に裁断します。「だいたい正方形かな」くらいの感じです。

生地の裁断サイズは作りたいバッグの大きさを想定しながら。といってもバッグの大きさはなかなかイメージしづらいです。

感覚としては約50cm以上ならそれなりに収納力のあるバッグになるのではないか?という感じです。

わたしは約70cm x 約70cmのほぼ正方形を2枚用意しました。

風呂敷をリメイクする場合

風呂敷をリメイクする場合はわざわざ正方形に裁断する必要はありません。

そのままで。

2.三角に切る

普通の生地で作る場合

Furoshiki Style Lunch Bag2

写真を撮り忘れたのでハンカチをリメイクしたときの画像で代用します。

  • ほぼ正方形に裁断した生地1枚目を対角線で半分に切る=三角2枚
  • ほぼ正方形に裁断した生地2枚目を対角線で半分に切る=三角2枚

これで合計4枚の三角ができます。この4枚を縫い合わせてバッグにします。

風呂敷をリメイクする場合

風呂敷を2枚使う場合

2枚の風呂敷からバッグを作る場合は「普通の生地で作る場合」と同じです。

  • 1枚目の風呂敷を対角線で半分に切る=三角2枚
  • 2枚目の風呂敷を対角線で半分に切る=三角2枚

三角は合計4枚になります。

風呂敷を1枚使う場合

Furoshiki Style Lunch Bag3

1辺の長さが1m以上など大きめの風呂敷1枚からバッグを作る場合は風呂敷を対角線で半分に切った後、さらに半分に切って合計4枚の三角にします。

3.三角2枚を合わせる

普通の生地で作る場合

Furoshiki Style Handbag1-2

三つ折りにして布端の処理をします。

  • 三角2枚を生地の裏面が上になるように置く
  • 三角形の一番長い辺同士を交差させるように重ね合わせる
  • 三角形の一番長い辺を三つ折りする
  • 三つ折りした部分をマチ針でとめる

三角を重ね合わせるときは右側の三角が上でも左側の三角が上でもどちらでもお好みで。

残りの三角2枚も同じ手順で合わせてマチ針でとめます。

【追記】対角線で半分に切って三角にする前に、最初にほぼ正方形に裁断した時点で4辺を三つ折り→三つ折りした部分を縫って風呂敷みたいにしてもよろしいかと。

風呂敷をリメイクする場合

Furoshiki Style Lunch Bag5

風呂敷の布端(=縫い目=三角形の一番長い辺同士)が真ん中で交差するように三角を2枚合わせてマチ針でとめます。

右側の三角が上でも左側の三角が上でもどちらでもよろしいかと。

残りの三角2枚も同じように合わせてマチ針でとめます。

4.三角2枚を縫い合わせる

ヒラヒラしないようにピンク線部分を縫って三角2枚を縫い合わせます。

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Furoshiki Style Handbag1-3

こんな感じで三角同士が固定されます。残りの三角2枚も同じように縫い合わせます。

Furoshiki Style Handbag2

5.両端・底を縫い合わせる

Furoshiki Style Handbag3

縫い合わせて袋状にします。

  • 中表(生地の表面を内側)に合わせる
  • マチ針でとめる
  • 縫い代を約1cm~2cmとって両脇・底の3辺を縫い合わせる

6.縫い目の外側(布端)を切る

Furoshiki Style Handbag4

縫い目の外側を切って全体の形を整えます。

四隅にあったふぞろいのピロピロ部分がなくなりました。

7.布端を処理する

縫い目の外側にジグザグミシンまたはロックミシンをかけて布端を処理します。

わたしはそれほどほつれが気にならなかったので布端の処理はしませんでした。

8.全体の形を整える

表に返して形を整えます。

Furoshiki Style Handbag5

個人的にこのピロピロが気になったのでちょろちょろ切って形を整えました。

Furoshiki Style Handbag6

持ち手をキュッと結んだらあずま袋ハンドバッグの出来上がり!

Furoshiki Style Handbag7

9.マチをつける

マチなしの状態もかわいいけれど、もう少しコロンとした感じにしたいのでやっぱりマチ付きに!初心者でも簡単にマチを作ることができます。

マチの作り方写真つき解説ページ

1).マチの長さを決める

今回はなんとなく12cmくらいにマチ幅を設定しました。

2).線を引く

Furoshiki Style Handbag8

マチの長さを決めたら線を引きます。

3).線の上を縫う

Furoshiki Style Handbag9

線の上を縫って三角を切ったらマチの完成!

出来上がり

念願のあずま袋バッグの出来上がり!しずくっぽい形!求めていたのはまさにこの感じです。

Furoshiki Style Handbag10

使うかどうか分からないけれど一応スナップボタンもつけてみました。

Furoshiki Style Handbag11

コロンとクタッと感がかわいい!肩にかけてもいい感じ。大きさもちょうどいいです。

Furoshiki Style Handbag12-1

まとめ

リサイクルショップで見つけた$1の布がステキなバッグに大変身!

  • ちょっと和な感じ
  • 肩にかけられる
  • マチ付きなのでたくさん入る
  • 好きな生地なので気分が上がる

と手持ちのバッグの中でもかなりお気に入りです。

すでに布端が処理されている風呂敷をリメイクする方が楽だろうけれど、やっぱり好きな生地で作ると気分が盛り上がります。

実現できるかどうかは別として、次回作るときは持ち手部分のピロピロができないような作り方を考案したいです。

色違いや柄違いの布を合わせて作ったり。マチ幅を重箱のサイズに合わせて作ったり。アイデア次第でいろんなバッグが作れそう!

【追記】超簡単!風呂敷(もどき)を作ってみました。

【追記】風呂敷の使い方や包み方、バッグの作り方を学んでみました。

縫わなくてもバッグになるんだって!

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