練り香水やミツロウ万能クリームなどたまにコスメを手作りするようになってから「いつか材料として使ってみたいなぁ」とずっと気になっていたのはココナッツオイル。
オイルやジュース、パウダー、フレークなど、ここ最近はどこに行ってもココナッツだらけ。大人気です。
わが家でよく使うのはココナッツミルク。タイカレーを作ったり、スムージーにちょろっと入れたり。なんだかんだと活躍中です。
ならばオイルも試してみよう!ということで、ちょうど石けん作りのためにココナッツオイルを買ったので流行に便乗していろいろ使ってみることに。
食べる!肌に塗る!
健康にも美容にもいい万能オイルといわれる大人気のココナッツオイルを食べてみた感想や使い心地などをまとめてみました。
目次
いろいろ使える!ココナッツオイル
どんだけすごいんだ?と思いながら、検索してみたところ情報がいっぱい。情報がありすぎてよく分からなくなりました。
- ダイエット
- 便秘対策
- すり傷や肌荒れなどのケア
- ニキビのお手入れ
- 保湿
- ヘアケア
- ボディケア
- 赤ちゃんのスキンケア
- ペットのスキンケア
- ペットのサプリメント
- 手作りコスメの材料
- 家具のお手入れ
などなどなどなどなどなどなどなどなどなどいっぱい。
要は「健康にも美容にもよくていろいろ使える万能オイルだよ」ってことみたいです。
101通り使っている方もいらっしゃいます。
『Wellness Mama』101 Uses for Coconut Oil
ココナッツオイルの使い方・活用方法・使い道
いろいろ使えそうなココナッツオイル。
万能なのは分かるけれど大切なのは使い心地。というわけで早速いろいろ試してみました。
手作りココナッツ石鹸
洗浄力が強いらしい
洗浄力抜群!といわれるココナッツオイルベースの石鹸。
ペットボトルでオリーブオイル石鹸を手作りしたついでに手作り洗濯洗剤や洗濯前の部分洗い用にココナッツオイル100%の石鹸を作ってみました。
材料・分量(適当)
手や顔には使わない予定なので、参考にならないようなものすごい適当レシピです。
- ココナッツオイル 300ml
- 苛性ソーダ 約40g
- 精製水 90ml
ちょうど苛性ソーダが40gくらい残っていたので全部使い切りました。
出来上がり
息子が昼寝している間に急いで作ったのでシャカシャカする時間が足りず、とろみがないまま型入れ。そのまま放置していたら1週間くらいで固まりました。憧れの真っ白な石けん。
何かに似ていると思ったら一反木綿(いったんもめん)。
使ってみた感想
洗濯前の部分洗いや手作り粉末洗濯洗剤に入れて使ってみました。
部分汚れはキレイに落ちました。
が、手作り洗濯洗剤の方はそれほど劇的な洗浄力は感じませんでした。普通、という感じです。
【追記】作りすぎたペットボトル簡単手作り石鹸の使い心地をレシピ・材料別に比較してみました。
食べる
食べ方いろいろ
- コーヒーの香りづけ
- ココナッツオイルトースト
- ココナッツオイル+ハチミツトースト
- そのまま
という感じで食べてみました。
食べてみた感想
- ココナッツの香りがぷーんと漂う
- ほんのり控えめな甘さ
- すごくおいしいわけではない
- ココナッツというより油の味がする
お腹が弱い人は注意
後から「ココナッツオイルでお腹をこわした」ということに気がつきました。
・ココナッツオイル1日目
- 小さじ1杯程度をコーヒーに入れて飲む
- 心なしか胃が気持ち悪い・ちょっとお腹が痛い気がするけれど気のせいだと思って無視
・ココナッツオイル2日目
- 小さじ1杯程度をコーヒーに入れて飲む(午前)
- 1日目と同じくちょっと気持ち悪さを感じる
- 気持ち悪さがおさまったので小さじ1杯程度をトーストにのせて食べる(午後)
- お腹がぐるぐる・キュンとした痛みを感じて「もしや」とココナッツオイルを疑いはじめる
・ココナッツオイル3日目
- 「もしや」と思いつつも小さじ1杯程度+ハチミツをトーストにのせて食べる(午前)
- お腹の痛みがやや激しくなる
- 「間違いない」という確信に変わり、最後の確認をするため小さじ1杯程度をそのまま食す
- かなり衝撃的な痛みを感じてやっとインターネット検索
- 人によってはごく少量でも下痢や腹痛を起こすらしいことを知る
こんな感じでお腹が大変なことになりました。
おそろしい。ラベルに注意書きを記載して欲しい。少しずつ慣れていくらしいので気が向いたらまた食べてみようと思います。
肌に塗る
メイク落とし
顔全体にオイルをなじませてクルクルしながらメイク落とし。
- サラサラしている
- ベタベタしない
- 汚れがしっかり落ちる
- 瓶なのでオイルの量の調節が難しい
- 鼻に近いので香りが強い
- オリーブオイルやアプリコットカーネルオイルに比べると弾力性やクッション性が劣る気がする
保湿・マッサージ
- 肌に浸透するまでに時間がかかる気がする
- 肌が塗れているときの方が肌なじみがいい
- もう少し保湿力が欲しい
乾燥肌のわたしにはちょっと物足りない保湿力といったところ。
個人的には肌がふっくら・しっとりするアプリコットカーネルオイルの方が好きです。
ボディケア
- ベタベタしない
- 鼻から離れているので香りがちょうどいい
ジャータイプなので使いづらいのが難点だけれどいい感じです。
ヘアケア
トリートメントとして毛先につけてみたり、手作りシャンプーやコンディショナーに混ぜてみたり、いろいろ実験。
- サラサラヘアというよりオイリーヘアになる
- 量を控えめにしてもオイリーになる気がする
- 長い間髪を洗っていないかのような状態になった
特にオイリーヘアではないのになぜかオイリーに。
よくツヤツヤ・サラサラの髪になるとか聞くけれど、みんなオイリーにならないのだろうか不思議です。
サラサラしているとはいえ、やっぱりオイルはオイルだねぇと実感。
そんなわけでヘアケアはなし。
使いやすい!手作りココナッツオイル美容液風スプレーの作り方・使い方
南国気分なのか、ココナッツオイルの甘い香りが好きな夫と息子。
「使いたいけれどオイルのままだと使いづらいからスプレータイプにして」とのことだったので適当に作ってみました。
作り方は簡単。ココナッツオイルと精製水と1:1の割合で混ぜてスプレーボトルに入れるだけです。
使う前にシャカシャカふって手の平にスプレーするとオイルと水が程よく混ざった美容液っぽい感じになります。
- 化粧水を使わなくても肌にしっとりピッタリなじむ
- オイルの後に化粧水でも化粧水の後にオイルでもどちらでもピタッとなじむ
- 顔も体も「これ1本でOK」みたいな感じになる
- オイルだけ使うときよりも浸透が早い気がする
- オイルだけ使うときよりも香りが控えめでちょうどいい感じ
- 使用量の調節が簡単
てな感じでとても使いやすいです。
デメリットは
- スプレーしても全体にパーッと広がらないので一旦手の平にスプレーする必要がある
- 寒くなってくるとココナッツオイルが固まってスプレーできない
最近涼しくなってきたのでココナッツオイルがよく固まり、スプレーできないどころかオイル自体が出てこない状態です。
なので使いやすい!のはあたたかい時期限定って感じです。
まとめ
ずっと気になる存在だったココナッツオイル。ココナッツオイルってなんかおしゃれ。
手作り石鹸、食べる、スキンケアと一通り試すことができて大満足です。
- 寒くなると固まる
- ジャータイプなので使いづらい
- お腹をこわす可能性がある
というマイナスポイントはあるけれど南国気分になれるのでお気に入り。
そんなわけでたまにはココナッツオイルもいい!
ココナッツ。