終わりが見えない古い家のDIY・リフォーム。最近は「終わらないもの」と考られるようになりました。
まずは手はじめに室内塗装からスタート。穴や傷だらけの壁が見違えるほどキレイになり、子供部屋は明るい雰囲気に。
難しいことはよく分からないけれど「ペンキを塗るとなんか変わる」ことを実感。ペンキに対する苦手意識がなくなりました。
そんな中、ついに念願のウッドデッキ(timber decking)を建てることに!
大きさは?屋根は?違法伐採された木材じゃない?シロアリに強い?業者は政府認定ライセンスを持ってる?などいろいろやっているうちにちょっと予算オーバーになりました。
さらに屋外用の家具も購入するとなるとかなりきついです。無理。
がんばって貯金したけど予算オーバー!でも妥協したくない!ならば手を動かせ!というわけでウッドデッキ以外は家にあるものを徹底的に活用することにしました。
今回は古くて汚いテーブルを塗装してみることに。
ペイントで家具をリメイク!汚れや傷もスッキリ!あまり好きになれなかった家具がお気に入りに!
家具の塗り替え作業の様子、手順、用意した道具などをここにまとめておきたいと思います。
目次
古くて汚いテーブルをペイント
今回は長い間ガレージに放置されていた丸いテーブルをペイントすることに。
10年ほど前に知り合いのおばさんからもらったテーブルです。
確か最初は茶色。その後、好きな生地をはってリメイクしたり、白いペンキを塗ったり、何度か変身しています。
用意するもの
ペンキ・塗料
ウッドデッキに面しているキッチンや洗濯機置き場のドアを塗り替えるために買っておいたDuluxの屋外用塗料を使うことにしました。
色は白すぎない白(Lime White)。いつも行くホームセンターのペンキ専門おじさんによると「これはいいペンキだよ、実にいい色だ」だそうです。
ちなみに前住人の仕業と思われる変な緑色のドアを塗る予定です。反対側は白。わざわざ緑色に塗ったみたいです。
前は「全部新しいドアにしよう」なんて妄想していたけれどドアの値段を見てやっぱり妄想でしかないと。まだ使えそうなのでがんばって塗装します。
【追記】ウッドデッキに面している古い木製ドアをペイントしてイメチェンしました。
サンドペーパー・紙やすり
家にあったサンドペーパーです。夫に目が粗いタイプと細かいタイプの2種類渡されました。
「目が粗い方は全体的にバーッと大まかにやるとき、目が細かい方は仕上げに」だそうです。
なんだかよく分からないので調べてみたところ、
サンドペーパーは目の粗さによって番号が付いていますが、240番くらいの物が適当です。
ってことなのでそれくらいを目安にすればよいのではないかと。
『All About』古い家具も塗装で変身!世界で一つのオリジナル家具♪ 家具をリフォームしてみよう!
ハンドサンダー・サンディングホルダー
ついでにサンドペーパーをはさむサンディングホルダーも渡されました。
確かにやすりがけしやすくなります。
が、小さな家具であれば必須!というほどでもないので、あるに越したことはないけれどなくてもなんとかなるって感じです。
その他
- 家にある古いシーツ・タオル
- 家にある刷毛・ブラシ・ローラー
今回はペンキを塗りたくない部分がなかったので養成テープ・マスキングテープは使いませんでした。
ペイント方法・手順
1.掃除する
ホコリやゴミ、クモの巣などを取り除くために全体的に軽く水拭きしました。
サンドペーパーをかけた後にまた掃除するのでササッと。
2.部品を取り外す
取っ手など部品が付いている家具は、最初に取り外しておくとよろしいかと。
わたしは壊してしまいそうなので、基本的に無理なく取り外せる部品だけ取り外すことにしています。
3.マスキングテープ・養成テープを貼る
ペンキを塗りたくない部分にマスキングテープを貼っておきます。
今回は「全部塗ってしまえ!」ということでマスキングテープは使いませんでした。
4.サンドペーパーをかける
全体的にザーッとサンドペーパーをかけます。
力を入れてゴシゴシというより、表面を軽くザーッとこする感じで。
ボコッとした盛り上がり部分はちょっと力を入れてこすりました。
ボコッとした部分が消えて平らになりました。
5.また掃除する
サンドペーパーをかけたときに出る小さなゴミを取り除くために、また拭き掃除。
水拭きしたり、洗剤を使ったり、汚れ具合に応じて調整すればよいと思います。
6.ペンキを塗る(1回目)
ひたすらペンキを塗ります。
7.乾かす
しばし放置。
完全に乾くのを待ちます。
8.またペンキを塗る(2回目)
完全に乾いたら必要に応じて2度塗り(または3度塗り)。わたしは表だけ2度塗りして、裏側は1度塗りで終わらせました。
「どうせ見えないから」と前回裏側にペンキを塗らなかった夫。
塗った方が断然キレイです。
出来上がり
おぉ!まるで新しい家具を買ったかのような!
雑に塗ったわりにはキレイに仕上がりました。
どうせまた使っているうちにペンキが剥がれたり、息子が落書きしたりとなんらかの味わいが出てくるはずなので無理矢理古い感じにはせず、このままで。
まとめ
はじめての家具塗装。
壁より小さいので楽。全体的にスムーズに作業が進みました。
面倒といえば面倒だけれど基本的にはやすりをかけてペンキで塗るだけ。初心者にも簡単にできる点が魅力です。
家具の傷や子供の落書きを歴史としてそのまま残しておくのもいいけれど、やっぱりペンキを塗ると気分もリフレッシュ。
金銭的な面だけではなく、古くて汚い家具が再生していく過程を見ること自体が楽しくなってきます。
【追記】ウッドデッキに面している古い木製ドアをペイントしてイメチェンしました。
【追記】予算不足なのでウッドデッキで使う古いデイベッド用のボックスシーツを手作りしました。
【追記】中古で買った木製ダイニングテーブルとベンチをオイルフィニッシュ塗装メンテナンスで復活させました。
【追記】ウッドデッキくつろぎタイム用に超簡単ファスナーなしクッションカバーを作りました。
【追記】木目を引き立てる!木材をオイルステイン塗装してみました。
ウチにきて。