今年は家のDIY・リフォームに力を入れるぞ!と意気込んでみたものの、すでに燃え尽きた感が否めない今日この頃です。まだ2月だというのに。
ペンキ塗り替えや押入れプチ改造、その他もろもろ。ちょっとがんばりすぎたので、とりあえず部屋は散らかったまま放置してやる気が出たらまたやろうかなぁと。
そして、恒例の現実逃避のはじまりです。手に取ったのは「DIY・リフォームが一段落したらゆっくり読もう」と思っていたトーベ・ヤンソンのムーミン童話集。
そういえばムーミンパパは自分で家を建てたし、橋もかけたんだよなぁと。
10年ほど前に訪れたフィンランドのテーマパーク「ムーミンワールド」の記憶が蘇り、ついでにやる気も少しずつ蘇ってきました。
いつか家族みんなで行きたい!ムーミン谷に行きたい!ムーミン屋敷が見たい!
これを励みにがんばろう。というわけで北欧フィンランドのムーミンワールドの様子や思い出をここに残しておきたいと思います。
ムーミンワールド(Moominworld)基本情報
- 住所:Muumimaailma Oy Kaivokatu 5 21100 Naantali Finland
- 開園時期:6月~8月/2月
- 開園時間:10:00~18:00(12:00-18:00)/10:30-16:00
- 料金:当日€28 オンライン予約€27 2歳以下無料 ※2016年2月現在
- 公式サイト:http://www.moominworld.fi/
夏場は6月上旬~8月下旬の約1ヵ月半、冬場はウィンターマジック(Winter Magic)で2月に約1週間ほど開園。
6月上旬~8月中旬は10:00~18:00、8月中旬~8月下旬は12:00-18:00と開園時間も異なるのでご注意です。
1993年に開園したムーミンワールド。行くならやっぱり夏がいいなぁと。
2012年には20周年記念イベントが開催されたという口コミもあったので、開園30周年を迎えるであろう2022年~2023年あたりに行くことができたら最高です。
首都ヘルシンキからムーミンワールドへ
ムーミンワールドに行ったのは2006年の夏。ちょうどヨーロッパ1人旅をしていたときです。
貧乏旅行中で電車代が高かったのでバスで行くことにしました。
友達2人と合流して首都ヘルシンキの中央駅からバスに乗って一路トゥルク(Turku)へ。
トゥルクからさらにバスに乗ってムーミンワールドがあるステキな海辺のリゾート、ナーンタリ(Naantali)まで足を延ばしました。
ムーミンワールド到着
バスを降りても「ムーミンワールドはこちら!」みたいな看板が見当たらず。
なんだかよく分からなかったので「これからムーミンワールドに行くんだろうな」という人たちの後ろについていきました。
おっ!もうすぐムーミンワールド。高鳴る胸の鼓動。
バス停から歩いて約10分~15分でムーミンワールドに到着。
小さな無人島がそのままムーミン谷になっています。興奮。
ムーミン谷の住人
家族連れでにぎわうムーミンワールド。
のんびり歩いているとムーミンパパ現る!その隣には何かを力説しているスナフキン。
お調子者のスニフ。
子ども達に大人気です。
子どもにやさしい悪党スティンキー。
女の子が着ているピンクのムーミンTシャツとバンダナがとてもかわいい。
前髪がステキなスノークのおじょうさん。
足元には金の足輪がついてます。
憧れのムーミンママ!黒いハンドバッグを持っています。
本当は子どもを蹴散らして近くに行きたいけれど、大人気ないので遠くから。
ムーミンママは人気者。
思っていたよりも顔が長い。でもステキ。
そういえばムーミントロールがいない!と思ったら舞台に登場。
ちょっと不気味なニョロニョロとヘムレンさんも。
ムーミン屋敷
ムーミンパパが建てたムーミン屋敷発見!ムーミンパパがかけた橋もあります。
この橋のせいでじゃこうねずみは家を失ったそうなので、ちょっと複雑。
新婚さんいらっしゃい!
リアルに再現されたムーミンパパの書斎。
冒険家のムーミンパパらしい部屋です。
ムーミンママお手製のジャムやピクルスが並ぶパントリー。こんな暮らしがしたい。
ムーミン谷の自然
ムーミン屋敷を堪能した後さらにぶらぶらと散策。
ムーミンパパが作った水浴び小屋。なんでも自分で作っちゃうパパは本当にすごい。
ムーミンパパのヨット。テンションが上がる操縦室。
冒険家ムーミンパパが航海で使う信号旗。
おしゃまさん(トゥーティッキ)も発見!
パンケーキ
お腹がすいたのでムーミンママのパンケーキとジャムで腹ごしらえ。
パンケーキにジャムをのせて食べる人に、悪い人なんているわけがない。話しかけてもだいじょうぶ。『楽しいムーミン一家』
もっといろいろ食べたかったなぁ。
ムーミングッズ
パンケーキでお腹を満たした後はお買い物へ。欲しいものがありすぎてもう大変です。
予算もなく荷物も増やせないので小さなものだけほんの少し。Tシャツやマスコット、ポストカード、切手セットなどを購入。
大切に取っておいたムーミン水筒。最近になってやっと息子のものになりました。
ムーミン消印
オリジナル消印を押してもらえるムーミンポストに投函。
届いたポストカードのムーミン消印はこんな感じ。感動!
まとめ
そんなわけでいつか家族みんなで訪れたいムーミンワールド。妄想がとまりません。
息子が「こんなのつまんねぇよ!」とかいう年齢に達する前に家族みんなで行けたらいいなぁと。開園30周年を迎える2022年~2023年は息子が9歳か10歳なのでちょうどいい感じ。
ボロボロデジカメを持っていったので次回はもう少しいいカメラを持参したいところです。
テーマパークといっても派手な演出やキラキラしたパレード、乗り物系アトラクションがほとんどないムーミンワールド。
見方によってはつまらないかもしれないけれど、こういうテーマパークってなかなかあるようでないなぁと。
ディズニーランドが現実世界とは全く別の夢の国であるならば、ムーミンワールドは現実世界の延長線上にある感じ。
そこにはいきすぎたサービス精神やエンターテイメント性はなく、訪れる人をありのままの姿で迎えてくれる素朴な雰囲気があります。
まるでムーミン谷の住人になったように夏の日差しと新鮮な空気、自然の美しさや景色を味わいながら、のんびり・ゆっくり・ゆったり散策。
忠実に再現されている童話やコミックスに登場するムーミン谷とその世界観にどっぷりとつかって楽しむテーマパークだと思います。
大人こそ読みたい。