おむつ替えの必需品といえば、赤ちゃんのおしりふき。
おむつ替え以外にも手や顔をササッとふいたり、いろいろ使えるのでとても便利です。
便利なのでついつい使ってしまうおしりふきは減りが早いのも事実。
くり返し使える布おむつを使用しているわが家では、「布おむつを洗濯するときに一緒に洗えばいいや」ということでくり返し使える布おしりふきを使ってみることにしました。
洗ってくり返し使える!市販のおしりふきの節約に!
手作り布おしりふきを使ってみた感想や作り方、アイデアなどをまとめてみました。
目次
使い捨ておしりふき
便利なおしりふき。
気になるのは環境や赤ちゃんのお肌への影響です。消耗品なので費用も気になるところです。
家計への影響
あまり深く考えないようにしているけれど、1日に使うおしりふきの枚数から「1年で一体いくらくらいの金額になるのだろうか」とふと考えてしまうことがあります。
1日。1週間。1ヶ月。1年。おむつ卒業まで。
チリも積もれば山!なので節約できるところは節約したい、というのが本音です。
赤ちゃんのお肌への影響
市販のおしりふきは防腐剤や洗浄成分などが含まれているものがほとんど。かぶれや肌荒れを引き起こす原因にもなります。
今年の初めにはMI(methylisothiazolinone)という成分が肌荒れと関係しているという研究が発表されました。
『Health Day』Preservative in Baby Wipes Linked to Rashes in Some Children
あまり神経質になるのも嫌だけれど、赤ちゃん用だからお肌にやさしい、といっても実はやさしくなかったりするのでややこしいものです。
【追記】たまに使っている市販のおしりふきがリニューアルされて皮膚かぶれの原因かも?な成分が無配合になっていたのでまとめてみました。
環境への影響
『Green Babycare』Author: Susannah Marriottによると
Conventional baby wipes made of bonded plastic, cellulose, and polyester don’t biodegrade: each one can take several hundred years to break down, and the average baby uses up to 5,000 in her lifetime.
- 赤ちゃん1人あたりが生涯において使う使い捨ておしりふきは平均すると約5000枚
- 分解されないものがほとんどなので数百年土壌に残る
だそう。さらに塩素漂白(chlorine bleach)されたものが多いので土壌、水、食物、体に残りつづける残留性有機汚染物質(POPs-persisitant organic pollutants)の原因になるそうです。
ゴミも出費も増えます。
くり返し使える布おしりふき
- 毎日使うものなので少しでもゴミを減らしたい
- デリケートな赤ちゃんのお肌にできるだけ負担をかけたくない
というわけで布おしりふきを使ってみることに!
手作りDIYおしりふきアイデア
使ってみることにしたものの、一般的に「布おしりふき」という商品が売られているわけではないので、具体的にどうするかアイデアを練ることに。
- 古いタオルやシーツ、古着を小さく切る
- 古いタオルやシーツ、古着を小さく切って縫う
- タオルハンカチやガーゼを使う
わが家の布おしりふき
小さく切る・小さく切って縫う作業は結構手間がかかるので却下。さらにわが家では古着などをリメイクや掃除に活用しているので布おしりふき用には使えないなぁと判断しました。
そんなわけでわが家ではタオルハンカチ(ミニタオル)を布おしりふきとして使うことにしました。手作りではないけれど一応DIY。
ミニタオルは赤ちゃんグッズ売り場で12枚入り$5くらいでした。
手桶には水を入れて使っています。
日本の母には「お湯が一番なんだよ」といわれたけれどお湯を準備するのがちょっと面倒。気候のせいか水はいつの間にかぬるま湯になっているので水でいいかと。
余裕があるときや気が向いたときはカモミールティーまたはカモミールティー+ハチミツを使ったりすることもたまにあります。といってもあまり余裕はないので基本は一番楽な水って感じです。
布おしりふき慣れるまではおしっこのときだけ、慣れてきたらウンチ、と段階をふみました。
布おしりふきの洗濯方法
使用後は布おむつ用のフタ付きバケツにポイッと入れるだけ。
洗濯も布おむつと一緒なので楽ちんです。
紙おむつを使っている場合は、布おしりふき用のフタ付き容器やバケツを用意してそこにポイッと入れて、普通に洗濯すればよろしいかと。
手作り布おしりふきを使ってみた感想
布おしりふきを使ってみて感じたことです。
メリット
- 使い捨ておしりふきより厚手なのでふきやすい
- 必要な枚数だけ使える(使い捨ておしりふきのように何枚もつながって出てこない)
- 肌にやさしい
- かぶれを起こすことが少ない
- 市販のおしりふきのように薬品っぽい匂いがしない
- 使い捨ておしりふき代が節約できる
デメリット
- 初期費用(ミニタオル・手桶・バケツなど)
- 洗濯洗剤代がかかる
- 水道代がかかる
てな感じです。
まとめ
がんばりすぎるとつづかないので布おむつと同じように外出時は使い捨て、家では布と使い分けしています。
無理は禁物なのでゆるめに。
ゆるめにしつつ、その一方で使い捨ておしりふきに頼らないように心がけたり。
そんなわが家では現在「できるだけ使い捨ておしりふき使わないぞ」チャレンジ実施中です。
【追記】地球にやさしい生活チャレンジ!わが家の取り組みや家庭でできるエコ活動、アイデアをまとめてみました。
やさしそうなオーガニックコットン。