手をふいたり、顔をふいたり、何かと便利なおしりふき。
わが家ではできるだけおしりふきを使わないぞ!チャレンジ中。基本的に家では布、外出時は市販のおしりふきを使うことにしています。
繊細な赤ちゃんの肌はちょっとした刺激でも湿疹やかぶれなどの皮膚トラブルを起こすことがあるので、市販のおしりふきは慎重に選びたいもの。
先日はいつも使っているスーパーマーケット(ALDI アルディ)のオリジナルおしりふきがリニューアル。
皮膚トラブルやホルモンバランスが崩れる原因となる可能性があると研究発表された2種類の成分が無配合になっていました。
あまり神経質になりすぎるのもよくないけれど、デリケートな赤ちゃんのお肌を守るためにも念のため覚えておきたいのでちょっと調べてみました。
おしりふきパッケージ比較
まず新パッケージと旧パッケージを比較。上→新パッケージ 下→旧パッケージです。
相変わらず変な顔のコアラらしき絵は健在。
大きく異なる点は
- NOW M.I FREE→M.I無配合
- PARABEN FREE→パラベン無配合
といったあたりです。
リニューアル後→M.I無配合
M.Iってもしや!
今年初めにかぶれや湿疹、アレルギーと関係しているかもね、という研究が発表されたMethylisothiazolinone(メチルイソチアゾリノン)と呼ばれる防腐剤です。
『Health Day』Preservative in Baby Wipes Linked to Rashes in Some Children
このニュースを知って以来、わが家ではALDIおしりふきの使用を一旦やめていました。
基本的に布おしりふきを使っているので市販のおしりふきを使う頻度は少ないけれど、もし、反応して皮膚トラブルが出たら大変だなぁと。
あまり神経質になるのはイヤだけれど、自分が繊維や化粧品に反応して肌が赤くなったり、かゆくなったりするので「息子の無防備な肌を守るために念のため」といった感じです。
化粧品などに含まれる成分は皮膚に浸透してそのまま体の中に蓄積されるそうなのでその点も気になります。
全員に反応が出るわけではなく、長く使える状態を保ってくれるのも防腐剤。
一概によいとも悪いともいえないのが難しいところではあります。
リニューアル後→パラベン無配合
よく耳にするPARABEN(パラベン)は防腐剤の一種。
デンマークではPropylparabens(プロピルパラベン)とButylparabens(ブチルパラベン)という2種類のパラベンを3歳以下の乳幼児向け製品に使用することが禁止されました。
『Science Nordic』Stricter EU rules on parabens
発表された研究によるとホルモンバランスが崩れる原因となったり、長期間の利用によってガンを誘発する可能性も考えられるそう。
この発表内容には賛否両論あり、まだまだ研究が必要な分野だそうです。
パラベンはいたるところで見かける身近な存在なのでとても貴重な情報だなぁと思います。
おしりふき成分比較
パッケージに記載されている成分を比較してみました。
旧パッケージの成分
新パッケージの成分
比較といってもひとつひとつの単語の文字数が長すぎて難しすぎて、もう何がなんだか分かりません。
細かい部分はさておき、とりあえずパッと見た感じでは全体的に配合されている成分の種類が減っている気がします。
その他、Methylisothiazolinone(メチルイソチアゾリノン)、 Methylchloroisothiazolinone(メチルクロロイソチアゾリノン)、その他各種Paraben(パラベン)類の文字が消えてるかな、といった印象です。
まとめ
「できるだけ安全なものがいい」「できるだけ安心して使えるものがいい」とは思うものの、悪者扱いされがちな化学物質にも良い面があるはず。
様々な理論や研究結果があるので何が安全なものなのか、何が本当に害があるものなのか、よく分からないというのが正直なところです。
でも、確かなのは、赤ちゃんや子どもの肌は大人よりもずっと傷つきやすくてデリケートだということ。
敏感な赤ちゃん・子どもの肌を守るためにも、母親としてできるだけ肌にやさしいものを選んでいきたいものです。
お肌にやさしいオーガニックコットン。