手作りカーテンが多いわが家。
壁のペンキ塗り替え作業の際にカーテンを取り外して以来、その場しのぎの適当カーテンを使っています。
「こんなデザインのカーテンがいいなぁ」と頭の中で妄想しているだけで、なかなか重い腰が上がりません。
「いつかやろう」と思って先延ばししているうちに、先日ついに夫に「カーテンどうするの?そろそろなんとかしないと」といわれました。
そんなこんなで手作りカーテンの材料を買いに久しぶりに手芸屋さんへ。
お気に入りの生地でカーテンを作ろう!手作りカーテンで模様替えしよう!いい加減カーテンを付けよう!
手作りカーテンの生地選びのコツやオーストラリアの手芸屋さんの店内の様子をまとめてみました。
目次
今回の手作りカーテンはベッドルーム用
今回はベッドルーム用にカーテンを手作りする予定です。
寝室全体のペンキを塗り直して、クローゼットの上にあった小さな押入れ(天袋)のドアを外して天井からカーテンを吊るしました。
ペンキ塗った!収納スペースが増えた!のはいいけれどカーテンがない!
というわけで前に作ったクリップではさむカーテンや他の部屋で使っていたカーテンを使っている状況です。
で、朝起きると結構まぶしくて目がチカチカ。
寝室なのでよく眠れるようにもう少し落ち着いた雰囲気にしたいなぁと。クローゼットのカーテンがグレーなのでグレーや青、紺など落ち着いた色が候補です。
オーストラリアの手芸屋さんスポットライト(Spotlight)
オーストラリアの手芸屋さんスポットライトへ。手芸・クラフト好きが集う場所です。
なぜか夫が持っているメンバーズカード。このカードがないと割引されないので忘れずに持参します。
開店です。
生地以外のコーナー
6月決算セールの続きでまだセール中。布団カバーや枕、羽毛布団、毛布などもあります。
キッズコーナー。あまり立ち寄りたくないコーナーです。
買う予定がないのにキャラクターの布団カバーを選んでいる人たち。やっぱり1人で来ればよかったと思う瞬間です。
バスルームコーナー。タオルや詰め替え容器、スポンジなどもあります。タオルの種類が豊富です。
クラフト系いろいろ。全部見てまわるのに最低でも2時間はかかると思います。
ペイント系いろいろ。子供用も大人用もいっぱいあります。
カーテンを取り付けるときに必要なもの系コーナー。
種類が多すぎて違いがよく分からないファスナー。トートバッグにファスナーを後付けするときにも買いに来ました。
レトロな雰囲気の黒いSINGERミシン!$699が$349に値下げ。無理。買えない。
厚手の生地もスイスイ縫えちゃうらしいヘビーデューティーSINGERミシン!$599。無理。買えない。
生地コーナー
セール期間が「6月29日~6月17日まで」と日付がおかしいので7月17日まで(July)って手書きで修正されています。
青系。水玉かわいい。
「子供部屋用にいいなぁ」と夫が反応した動物柄。
「カーテンにするとこんな感じになるよ」というイメージがつかみやすいディスプレイ。
水色もいいな。
まだまだいっぱい。
柔らかいスウェット素材やジャージ素材も。
ちょっと硬い素材も。
「濃いグレーの水玉にしよう」といったら夫に却下されるの巻。ついでにストライプも却下されました。
カーテン生地決定
今回購入した生地
生地コーナーをかれこれ1時間以上ぐるぐる。水玉やストライプに対する夫のダメ出しもあり、今回の生地選びは予想以上に難航しました。
子供部屋のカーテンもそろそろイメチェンしようかなぁとついでに子供部屋用のカーテン生地も見ようと思っていたけれど、そんな余裕はありませんでした。
で、「今日はやめておこうか」と思った矢先、発見したのはグレー地にいちょうの生地。わたしも夫もこれだ!と両者納得した上で決めました。
値段は1m=$30。高い!高すぎる!が、メンバーズカード提示で40%オフになり、1mあたり$18で購入することができました。
安くなったとはいえ当初1mあたり$6~$10の生地購入を考えていたのでやや予算オーバーです。
でも今までずっとちゃんとしたカーテンがなかった部屋なのでまぁいいかと。今回だけ特別です。
ロール巻きで購入
裁断してもらうときに店員さんが「作るときに楽だから」と折りたたみではなくロール巻きにしてくれました。やさしい。
ちなみに片方の窓の横の長さが短いことをすっかり忘れていて、全部で5mあれば十分(たぶん)なのに7mも買ってしまいました。
足りなくなるよりいいかなぁと。「いつか」のために予備として保管しておきます。
【追記】ベッドルーム用カーテン完成!
出来上がり!今回は4枚作りました。
予想通り、落ち着いた雰囲気の寝室に。よく眠れます。
手作りカーテンの生地選びのコツ
今までいろんなカーテンを作ってみて気づいた生地選びのコツです。
色柄
窓の大きさにもよるけれどカーテンはかなりの面積をしめます。
そしてカーテン1つで部屋の雰囲気がガラリと変わります。
- 明るく元気いっぱいの部屋にしたいのか
- 大人っぽく落ち着いた雰囲気の部屋にしたいのか
- ナチュラルな雰囲気の部屋にしたいのか
- その部屋で過ごす人の好みはどうか
- その部屋ではどんな過ごし方をするのか
- 今の気分は何色なのか
- テーマカラーはあるのか
などカーテンを付けたときの部屋のイメージをとことん想像・妄想。
その上で好きなデザインの生地を選ぶことが大切です。
素材
一般的には
- 洗濯すると縮みやすい
- 日光が当たると退色しやすい
- シワになりやすい
という理由からコットンよりもポリエステルの方がよいといわれているようです。
が、わたしは生地を決めるとき素材はほとんど気にしていません。というよりも生地の細かい違いが分かりません。
○○100%とかそういうことよりも
- 部屋の雰囲気に合う風合いかどうか
- 好きなデザインかどうか
- 色合いはどうか
- 触り心地はどうか
- 厚みはどうか
- 縫いやすさはどうか
- 見ていて楽しい気分になるか
など見て触って気に入ったもの、部屋の雰囲気に合うものを基準に選んでいます。
なので「これで何か作りたい!」と思って買っておいた生地でカーテンを作ることもあるし、最初からカーテンを作る前提で生地を選ぶこともあります。
厚手で縫いづらそうだけれどとにかくこのデザインが好き!という理由だけで選ぶこともあります。
できれば店頭で生地選び
生地は店頭で実際に見ながら触りながら選ぶのが一番だと思います。
生地に触ることができないオンラインショッピングの場合は、思い描いていたものと違う可能性もあることを頭に入れた上でそれでも好きな生地なら購入。
もし可能なら生地サンプルを送ってもらうのがよろしいかと。
届いた生地が思い描いていた素材や厚みと多少違っても「部屋のイメージをとことん想像・妄想した上で選んだ好きなデザインの生地」なら、きっとステキなカーテンになるはずです。
生地以外の材料も一緒に購入
カーテンレールやカーテンロッド、クリップなどカーテンを取り付ける道具は別として、手作りフラットカーテン(ヒダなし)の材料は基本的に生地と糸だけです。
生地と糸。たったこれだけなのに生地選びをしていると糸さえ買う気力がなくなることがあります。
生地選びはいっぱい歩きながらあれこれ考えるので体も頭も疲れます。
最後の方は「今日は生地だけ買えればいいや」と多少投げやりな気持ちにもなります。
が、家に帰って冷静になったときに「さ、そろそろカーテンでも作ろうかな。あっ!生地に合う色のミシン糸がない!」と分かった途端一気にやる気を喪失します。
生地の色に合う糸さえ買っておけば「よしっ、作ろう!」と思ったときに気分よく作業に取りかかることができます。
妥協しない
簡単な直線縫いだけとはいえ、カーテンは小物を作るよりも縫う距離が長くてアイロンがけも必要なので、それなりに時間と労力がかかります。
なかなか生地が決まらないと疲れてきます。で、投げやりな気持ちになります。
- 家具や家電を選ぶときと同じ心意気で選ぶ
- 迷ったら候補を絞っておき購入は一旦保留
最悪なのは家族ともめて「もうこれでいいよ」と妥協してしまうこと。
「これでいい」ではなく「これがいい!」と納得するまで妥協しないことが大切です。
まとめ
部屋の雰囲気がガラリと変わるカーテン。
自分の好みに加えてその部屋で過ごす時間や過ごす人たち、その部屋での過ごし方を考えながら生地を選べばきっと思い描いていた通りのカーテンが作れるはずです。
たかがカーテン。されどカーテン。
手作りカーテンは奥が深いです。
【追記】子供部屋に収納ポケット付きカーテンを作ってみました。
取り付け簡単!IKEAのカーテンロッド。