「いつかやろう」と思ってずっと先延ばしにしていたベッドルームのカーテン作り。せめて生地選びだけでもと思い、久しぶりに手芸屋さんに行ってきました。
カーテンの生地選びは予想以上に難航。これだ!と思える布は見つかったものの、買っただけで満足。なかなかやる気が起きないので寝室のカーテンはひとまず放置している状態です。
で、代わりに「そろそろイメチェンしようかなぁ」と考えていた子供部屋のカーテンを作ることに。
今回使ったのは「いつかこれで何かを作ろう」と思ってずっと保管していた生地。
余った生地でポケットを作ってカーテンに付けてみたら、あら便利!収納ポケット付きの壁掛けみたいなカーテンになりました。
お気に入りのおもちゃや絵本も入れられる!子供が喜ぶ!ヒダなし・フラットだから簡単!
かわいくて便利なウォールポケット風手作りカーテンの作り方をご紹介します。
目次
子供部屋の様子
名ばかりの子供部屋
赤ちゃんの頃から1人寝をさせるのが一般的といわれる欧米。
わが家ではまだみんな同じ部屋で寝ています。夫も「そんな欧米文化は知らねぇな」という感じです。
なので子供部屋といっても名前だけで基本的におもちゃと服を置いているだけ。
誰かが泊まりに来たときにゲストルームとして使うくらいです。
そろそろ1人寝の練習
でももうすぐ3歳になるのでそろそろ1人寝の練習をしてみようかなぁと。
で、夫のこだわりと実用性重視で下がダブル、上がシングルの3人寝れる2段ベッドを購入しました。素材はステンレス製、テカテカしない黒のパウダーコート仕上げのやつです。
最初は黒はイヤだ!いくらなんでも大きすぎる!と思ったけれど
- 夫や自分の家族・友達が泊まりに来たときに使える
- 息子の友達が泊まりに来たときに使える
- 子供が成長しても使える
- 将来家族が増えたときに使える
- 上にのぼって遊べる
- 昼寝できる
- 狭い部屋でも遊べるスペースを確保できる
- 雨の日に洗濯物が干せる
と結構使えるのでまぁいいかと思うようになりました。
ずっといたくなる子供部屋にしたい
そんなわけで息子がずっといたくなるような、あわよくば1人で寝てみたいと思えるような子供部屋にしたいと思った次第です。
ついでに息子が生まれる前に作ったカーテンが黄色、ペンキ塗り替えで壁も黄色になって、やたらと黄色が多いのでそろそろイメチェンしたい気分です。
子供部屋のカーテン生地
「いつかこれで何かを作ろう」と思ってずっと保管していた生地。6年くらい前にIKEAで買いました。
息子はカラフルな色使いと動物の絵が気に入った様子。夫も「いいねぇ」と即賛成してくれました。
全体的にピンクが多いものの、女の子にも男の子にも合うデザインだと思います。
ウォールポケット風カーテンの作り方
- 費用:生地の大きさ・価格による
- 推定所要時間:ミシン→約2時間~3時間 手縫い→約3時間~5時間
- お手軽度:★★★☆☆ 縫う距離は長いけれど直線縫いなので簡単
- 自己満足度:★★★★★ かわいい・ポケットに何を入れるか楽しみ
カーテンロッドに通すタイプのヒダなし・フラットカーテンです。
材料
- 好きな生地
- 糸
1.カーテンの生地を裁断する
カーテンを作るときはいつも窓2つ分=手作りカーテン2枚。
今回は生地が足りないので窓2つに対してカーテンは1枚で作ってみることにしました。
仕上がりイメージをつかむために一度カーテンロッドにくるっと巻いて長さを調整。
ヒダがないカーテンなので裁断する際は窓・窓枠サイズ+縫い代+好みの長さが基準です。
生地の裁断サイズを計算するときは、紙に長方形(窓)を描いてサイズや縫い代を書いていくと計算しやすいです。
2.左右を三つ折りする
折ってアイロン。もう1回折ってアイロン。最後にマチ針でとめます。
反対側も同じように折ってアイロン。もう1回折ってアイロン。最後にマチ針でとめます。
3.下を三つ折りする
左右を三つ折りしたら今度はカーテンの下側を三つ折りします。
折ってアイロン。もう一度折ってアイロン。最後にマチ針でとめます。
カーテンの上側は何もせずそのまま放置です。
4.三つ折りした3辺を縫う
三つ折りした左右2辺と下1辺を直線縫いします。
5.カーテンロッド通し口を作る
次にカーテンの上側にカーテンロッドの通し口を作ります。
まずは1回目。折ってアイロン。
2回目。1回目とほぼ同じ幅で折ってアイロン。
3回目はカーテンロッドが通る太さ(目安として5cm~7cm)で折ってアイロン。最後にマチ針でとめます。
生地が重なっている部分を直線縫いします。
カーテンロッド通し口の出来上がり=ポケットなしカーテンの出来上がりです。
6.ポケットの生地を裁断する
基本的にはカーテンの生地の色柄に合わせてバランスを見ながら好きな大きさのポケットを好きな場所に縫い付けます。
今回はカーテン本体の長さを調整した際に余った部分を利用しました。
上下左右の三つ折り部分も含めて裁断します。
7.ポケットの上を縫う
まずはポケットの上側だけ三つ折りします。
折ってアイロン。また折ってアイロン。最後にマチ針でとめます。
三つ折りした部分をダーッと直線縫いします。
8.ポケットの左右と下を三つ折りする
- 右側:折ってアイロン→折ってアイロン→マチ針
- 左側:折ってアイロン→折ってアイロン→マチ針
- 下側:折ってアイロン→折ってアイロン→マチ針
みたいな感じです。
9.ポケットをカーテン本体に付ける
ポケットを付けたい位置にポケットを置いてカーテン本体とポケットをマチ針でとめます。
床に置いた方が作業しやすいと思います。
わたしはカーテン本体の柄とポケットの柄が合うようにポケットの位置を決めました。
10.ポケットをカーテン本体に縫い付ける
次にポケットをカーテン本体に縫い付けて固定します。
まずは右側をダーッと縫います(左からスタートしてもOK)。
ポケットの下まで来たら方向転換。今度はポケットの下側をダーッと縫います。
ポケットの下側を縫い終わったらまた方向転換。最後は左側をダーッと縫って終了です。
ポケットの出来上がり!
今回はポケットが大きすぎるので仕切りを付けるような感じで柄と柄の間を縫って最終的にポケットが3つになるように調整しました。
出来上がり
おっ!なんだ!と嬉しそうな息子。部屋全体が楽しげな雰囲気になりました。
お気に入りのぬいぐるみ達がカーテンに!
お気に入りの絵本も!カーテン本体の柄に合うようにもう少しポケットが大きかったら完璧です。
やっぱり一番のお気に入りのタイガーも入れたい!
タイガー入った!
ひとまず完了。日差しが欲しいときはちょっと横にずらしたり、洗濯ばさみでとめたりしています。
まとめ
長い間大切に保管していたお気に入りの生地。
子供部屋に入るたびに目に飛び込んでくる鮮やかな色や動物の絵に気分が盛り上がります。
部屋の雰囲気が変わって気分転換になったのか、夫も息子も嬉しそう。
ポケットの大きさも計算して生地を買っておけばよかった!と悔しい部分もあるけれど、もともとカーテンを作るつもりで買ったわけではないのでその辺は気にしないようにします。
ポケットの作り方を覚えてしまえば、カーテンではなく収納を重視したウォールポケットも作れそうな予感。
色や柄のバランスを見ながら、カーテン本体の生地とは別の生地でポケットを作ってみるのもまた楽しそうです。
取り付け簡単!IKEAのカーテンロッド。