日本に里帰りするときに必ず準備するものといえば食べたいものリスト、欲しいものリスト、そして行きたいところリスト。
今回の滞在で一番楽しみにしていたのは埼玉県さいたま市大宮区にある鉄道博物館。通称「てっぱく」です。
JR東日本創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして創設された鉄道博物館。
前回行ったのは確か2008年。鉄道好きの友達と一緒に行きました。あれから8年の月日が流れ、今回はお互いの家族を連れて行くことになりました。
乗り物や鉄道は男の子だけのものじゃない。女の子だって楽しみたい。
見どころ・遊びどころ満載!子供も大人も楽しめる!鉄道好きじゃなくても楽しめる!
そうだ、てっぱくに行こう。
埼玉県さいたま市大宮区にある鉄道博物館、夢とロマン溢れるてっぱくの魅力や楽しさをここにまとめておきたいと思います。
目次
鉄道博物館(The Railway Museum)基本情報
- 住所:埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
- 開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
- 入館料:一般1000円 小中高生500円 幼児(3歳以上)200円 ※2016年7月時点
- 公式サイト:http://www.railway-museum.jp/
JR大宮駅から埼玉新都市交通伊奈線ニューシャトルに乗りました。最寄りの鉄道博物館(大成)駅まで1駅です。
ニューシャトルに乗る時点ですでにワクワク。下車するとすぐ「てっぱく」な雰囲気なのでさらに心が躍ります。
入場券(切符)を買うときに少し戸惑っていたら近くのスタッフの方がやさしく教えてくれました。
一応ベビーカーも持参。各コーナーごとにベビーカー置き場があるので安心です。ベビーカーレンタルもあります。
見どころ・遊びどころいっぱい!鉄道博物館探検記
迫力満点!車両の展示が充実
- 1Fヒストリーゾーン
- 鉄道博物館のメイン展示のひとつ
- 明治時代初期から現代までの鉄道車両や鉄道技術、鉄道システムの変遷や歴史などが展示されている
2Fからの眺め。新幹線や昔の在来線の車両がそのまま展示されています。
ヘッドマークがかっこいい寝台特急富士。
風情のある蒸気機関車。
コロンと丸いお鼻の200系新幹線。
下から見た図。いろんな角度から車両を楽しむことができます。
昔のなんとか線の電車内。レトロ。
国鉄。戸口から戸口へ。
真剣なおっさん達。向こう側に懐かしいオレンジ色の中央線が見えます。
圧巻!模型鉄道ジオラマ
- 2Fエントランスゾーン
- 線路総延長は約1400m
- 約1時間ごとに列車の特徴を解説してくれる10分程度のショーがある
圧巻。建物や道路、車を見るのも楽しいです。
釘づけの男子。
模型鉄道ジオラマはリニューアルのため2016年9月5日から2017年7月中旬頃まで閉鎖予定だそうです(てっぱく拡張・リニューアル情報)。
プラレールで遊べる!キッズスペース
- 2Fエントランスゾーン
- 3歳までの乳幼児と保護者用のプレイルーム
- 隣の模型鉄道ジオラマが見れる
プラレールで鉄道ごっこしたり、新幹線型の遊具で遊んだり、「プラレール買ってぇ」とおねだりしたり。
授乳室や子供用トイレもあり、自動販売機で小さな紙パックジュースなど子供用の飲み物も購入できます。
大はしゃぎ!てっぱくひろば
- 1Fてっぱくひろば
- 滑り台やジャングルジムなど鉄道型の遊具がたくさんある
- 鉄道博物館の近くを通過する新幹線や在来線を間近で見ることができる
憧れのはやぶさ。いつになったら乗れるのか。
きたっ!ミニはやぶさ!家族3人で乗車することができました。見た目より速かったです。
はしゃぐ人たち。
息子が滑るのかと思いきや、なぜか夫。
おもちゃみたいなニューシャトル。
車内でお弁当を食べることができるランチトレイン。
てっぱくひろばはリニューアルのため2016年7月5日から2018年夏頃まで閉鎖予定だそうです(てっぱく拡張・リニューアル情報)。
遅いけど楽しい!ミニシャトル
- 1Fパークゾーン
- 約230mの線路を往復する体験型アトラクション(無料)
- エントランスゾーンからノースウィングへの移動手段として使える
モデルは東北新幹線E2系はやて。約15分間隔で運転、所要時間は約3分です。
早く乗りたくてうずうずしちゃいます。車内はちょっと狭くて暑い。でも楽しいです。
運転士気分!ミニ運転列車
- 1Fパークゾーン
- 運転席に座ってハンドル操作できる体験型アトラクション(200円) ※2016年7月時点
- 整理券が必要(先着順)・運転は小学生以上
まだ子供が小さいので今回はなし。わたしは前回行ったときに運転しました。
本物っぽく見える京浜東北線。
こんなにちっちゃい!
成田エクスプレスも走ってます。

ゆっくりくつろげる!鉄博ホール・てっぱく図書室
- 1Fノースウィング
- 鉄博ホール:鉄道博物館が収蔵する映像・ビデオなどが上映されている
- てっぱく図書室:鉄道車両の座席に座って鉄道関連の絵本や書籍が読める
ブロックで遊ぶ息子。一緒に遊ぶふりをして靴を脱いでくつろぐことができます。
電車の形をした遊具もあるので退屈しません。
新幹線シャーッ!ビューデッキ・パノラマデッキ
- 3Fビューデッキ
- 屋上パノラマデッキ
- 鉄道博物館の真横を通過する新幹線を見ることができる
乗っていると「新幹線のくせに遅いな、まだ大宮か」とそれほど速くも感じない新幹線。
走っている姿を見て「こんな猛スピードで走っているのか!」とややビビりました。
選択肢が豊富!充実のランチタイム
- 選択肢はレストラン・駅弁売店・お弁当持込
- 駅弁は売り切れることもある
- 電車の中でお弁当を食べることができるランチトレインがある
レストランが混雑していたので今回はお弁当の売店で駅弁を買いました。
普通のテーブルとベンチ、ランチトレイン、新幹線の見えるビューデッキ、公園(てっぱくひろば)など座って食べられる場所が充実しています。
あれもこれも欲しい!ミュージアムショップ
- 1Fエントランスゾーン
- 2Fエントランスゾーン
- 1Fと2Fで品揃えが微妙に違う
ミュージアムショップは2つ。どちらも通路が少し狭くて結構混雑していました。
本当はもう少しゆっくり見たかったけれど、今回は滞在中何度も乗車したJR山手線のプラレールと北海道新幹線はやぶさのスプーンとフォークを買いました。
【追記】プラレールがIKEAやBRIOの木製レールの上をどこまでスイスイ走れるのか実験してみました。
まとめ
久しぶりに足を運んだ鉄道博物館。今も昔も変わらず楽しい場所でした。
何よりも息子が「でんしゃ」「しんかんせん、はやい」という日本語を覚えてくれたことが本当に嬉しいです。鉄道ってすごい。
今回は行かなかったけれど子供が大きくなったら鉄道の仕組みや技術を遊びながら学べるラーニングゾーンや擬似運転体験ができるシュミレータホールなどにも行ってみたいなぁと。
そんなわけで「てっぱく」は
- 入場料が安い
- アトラクション・展示の種類が豊富
- 設備が充実している
- スタッフの方の感じがいい
- 世代・年齢に応じた楽しみ方がある
とそれほど鉄道に興味がない人も楽しめる魅力溢れるおでかけスポットです。
【追記】鉄道博物館で買ったお土産・グッズをまとめてみました。
【追記】JR大宮駅でニューシャトルに乗り換える際のポイントをまとめました。
欲しい。乗りたい。