熟成1年!オリーブオイルとココナッツ手作り石鹸の使い心地が最高

先日久しぶりに洗面台下の収納スペースを掃除していたら、なんと1年以上前にペットボトルで作った手作りオリーブオイル石鹸を発見。

まだあったのか!とびっくり。腐っていない!のでまたびっくり。

キャスティール石鹸、カスティール石鹸ともいわれる手作りのオリーブ石鹸は、どうやら勝手に熟成したようで、以前よりも使い心地が断然よくなっていました。

やっぱり、手作り石鹸は熟成期間が長い方がいいのだろうか?

オリーブオイルとココナッツオイルの手作り石鹸レシピや熟成期間による使用感の違いなどをまとめてみました。

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ペットボトル手作りオリーブ石鹸(キャスティール・カスティール石鹸)

材料・分量

Handmade Soap With Olive Oil1

本来はオリーブオイル100%の石鹸をキャスティール石鹸・カスティール石鹸と呼ぶそう。

キャスティール石鹸といえば!ドクターブロナーのマジックソープ、オリーブ石鹸といえば!アレッポのオリーブオイル石鹸を目標に自分でオリーブ石鹸を作ってみようと思いました。

が、ペットボトルオリーブオイル石鹸作りチャレンジでレシピを参考にした石鹸エキスパートによると

  • オリーブオイル100%はヌルヌルする・泡立ちが悪い・熟成に時間がかかる
  • オリーブオイル100%+ココナッツオイル20%の比率で混ぜたレシピもおすすめ

とのことだったのでそのレシピを参考にしながら以下の分量で作りました。

  • オリーブオイル 480ml
  • ココナッツオイル 120ml
  • 苛性ソーダ 70g
  • 精製水 180ml

ペットボトルで石鹸を作る方法・作り方

Handmade Soap With Olive Oil9

いつか石鹸を作ってみたい!と思いながらも、

  • 準備や後片付けが面倒くさそう
  • 苛性ソーダが怖い
  • なんか難しそう

という感じでいつもあきらめていた石鹸作り。

そんな中、ペットボトルを使ってより簡単・手軽・安全に石鹸を作ることができるらしい!との情報を発見し、早速試してみたところ、本当に石鹸を作ることができました。

  1. 精製水を計量する
  2. オイルを計量する
  3. 苛性ソーダと精製水を混ぜる
  4. 苛性ソーダ水とオイルを混ぜる
  5. 型に流し込む
  6. 保温する
  7. 表面が乾くまで待つ
  8. 型から出す
  9. 切る
  10. 熟成させる

という感じの流れ。

子供が昼寝している間にサクッと作ることができました。

ペットボトルで石鹸を作る方法解説ページ

使い心地・使ってみた感想

オリーブオイル100%

  • 泡立ちはあまりよくない(泡だてネット・スポンジ必須)
  • 顔・体→しっとりやさしい感じ
  • 髪→サラサラ・キシキシしない・コンディショナーなしでもいける?と思った
  • ポロポロ崩れやすい
  • すぐ柔らかくなった

洗い上がりはいい感じ。でも石鹸エキスパートの言う通り、泡立ちが悪く、全体的にヌルヌルしていました。

オリーブオイル80%+ココナッツオイル20%

  • 泡立ちがいい
  • 顔・体→ちょうどいいしっとり感とサッパリ感
  • 髪→洗い上がりは少しキシキシするけれど乾くとサラサラ
  • 使用後シャワールームに放置したら少し柔らかくなった

泡立ちも洗い上がりもかなりお気に入り。オリーブオイル100%石鹸よりも崩れにくく、ヌルヌル感もなく、使いやすいです。

あまりにも簡単で作りすぎてしまった手作り石鹸の中でも一番のお気に入りです。

手作り石鹸の保存方法

Handmade Soap With Olive Oil3

  • 温度変化の少ない暗くて涼しい場所
  • 酸化防止にはホッカイロがいい

とのことだったのでジッパー付きの袋に石鹸とホッカイロを入れて保存していました。

『uki☆uki☆せっけんライフ』石けんの酸化を防ぐ

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手作りオリーブ石鹸発見

Handmade Soap With Olive Oil6

そして先日久しぶりに洗面台下の収納スペースを掃除していたら、発見!

ここ最近は日本に一時帰国したときに買ってきたアレッポのオリーブオイル石鹸を使っていたので、手作りオリーブ石鹸の存在をすっかり忘れていたようです。ひどい話です。

腐っているかも!と恐る恐る袋を開けてみると

  • 油が浮いてない
  • 変な匂いがしない

というわけでどうやら腐ってはいないようです。

手作り石鹸の熟成期間による使い心地の違い

Handmade Soap With Olive Oil7

色は相変わらず真っ白です。アレッポのオリーブ石鹸のように粘土みたいな匂いもしません。

基本的に

  • しっとり
  • すべすべ
  • さっぱりするのに潤う
  • つっぱらない

と洗い上がりは最高。

でも過去を振り返ると熟成期間によって使い心地に微妙な違いがあるような気がします。

熟成期間1ヵ月

  • 泡立ちがいい
  • 泡がスカスカ
  • 湿気の多い場所に放置したらふにゃふにゃ柔らかくなった

熟成期間2ヵ月以上

  • 泡立ちがいい
  • 前よりも泡がクリーミー
  • 湿気の多い場所に放置したら少し柔らかくなった

熟成期間1年以上

  • 泡がクリーミー
  • 前よりもマイルドな使い心地
  • 湿気の多い場所に放置しても溶け崩れない

泡立ちがよくなった

Handmade Soap With Olive Oil8

泡立ちは前からよかったけれど、その泡がクリーミーになった気がします。

もこもこ。やさしい泡って感じです。

硬くなった

Handmade Soap With Olive Oil5

触ってみるとアレッポの石鹸ほどが硬くはないものの、かなり硬くなったという印象です。

袋に入れて保存していたので厳密にいえば熟成ではないかもしれないけれど「熟成した」気がします。

溶け崩れにくくなった

使用後そのままシャワールームに放置しても溶け崩れにくくなりました。

当初は「材料をもっと工夫して崩れにくい石鹸を作るべき?」と考えたこともあったけれど、たまたまとはいえ放置しておくだけでこんなに使い心地がよくなるなんてラッキーです。

熟成期間が長い=使い心地がよくなる

石鹸エキスパートも「数週間熟成させた石鹸よりも9ヵ月熟成させた石鹸の方が断然泡立ちがいい!」と言っているので、やっぱり熟成期間が長い方が使い心地はよくなるみたいです。

many people let their Castile soap cure 6-9 months or more before they use it. I can attest, the lather of a 9 month old Castile soap is much nicer than when it is just a few weeks old.

『About.com』Basic Olive Oil (Castile) Soap Recipes

まとめ

すっかり存在を忘れて放置していただけなのに使い心地が断然よくなってしまった手作りオリーブオイル石鹸。

久しぶりに掃除をしてよかったです。

より簡単・手軽・安全に取り組めるペットボトル石鹸作り。

そんなわけで、あまり難しいことを考えずに、保存方法などに気をつけながら、熟成(放置)しておけば、そのうちより使い心地のよい石鹸ができるのではないかと!

【追記】作りすぎた簡単手作り石鹸の使い心地をレシピ・材料別に比較してみました。

【追記】手作り石鹸の使用期限や酸化の原因と対策、保存方法などについて調べてみました。

ソーパー。

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