毛玉やホコリだと思って取ろうとしたら実は自分の皮膚だった!ということが分かり、大ショックを受けて以来、真剣にお手入れをはじめた首の小さなポツポツ、角質粒。
使いはじめたのは首イボやシミにいいと口コミで話題のアプリコットカーネルオイル・杏仁オイル。
首やデコルテをマッサージしたり、クレンジングに使ったりしているうちに全体的にざらつきがなくなり、肌がなめらか・ふっくらになりました。
が、肝心の小さなイボはまだ取れていない!首の小さいイボを自分で取りたい!というわけで本気で角質粒除去にチャレンジ。
その結果、なんとリンゴ酢・アップルサイダービネガーで首の小さなイボを除去することができました。
荒療治だけれどイボが取れた!びっくり!
小さな首イボを取るために試してみたこと、リンゴ酢・アップルサイダービネガーを使った角質粒除去の様子、やってみた感想などを画像付きでまとめてみました。
世の中の自分でイボを取る方法
まずは「自分でイボを取りたい!」と願っている人達がどのような方法でイボ除去を試みているのか調べてみました。
- オイル(アプリコットカーネルオイル、オリーブオイル、ビタミンEオイルなど)
- 酢(ホワイトビネガー、アップルサイダービネガー、木酢液など)
- レモンエッセンシャルオイル(精油)
- ダクトテープ(超強力なガムテープみたいなもの)
- ハサミや爪切りなどで切る
- 指や毛抜きなどで引きちぎる
- 冷凍状態にして切る
- にんにく
- パパイヤ
- たんぽぽ
- バナナの皮
- レモンの皮
- トマト
- はとむぎ・ヨクイニン
など。
本当にイボが取れるの?と思うようなものも含まれているけれど、みんないろいろ試しているんだなぁとちょっと驚きました。
全体的にダクトテープ(超強力なガムテープみたいなもの)の使用率が高いような気がします。
即効性はありそうだけれどダクトテープやハサミなども怖くて、わたしには試してみる勇気はありません。
これまでに試してみた首イボ除去
首イボ除去チャレンジに選んだ素材
- ダクトテープ・ハサミ以外
- 入手しやすいもの
- できればすでに家にあるもの
という点を重視して首イボ除去チャレンジの素材を選ぶことに。
いろいろ迷った結果、
- アプリコットカーネルオイル(杏仁オイル)
- ノーシャンプーチャレンジで使っているリンゴ酢・アップルサイダービネガー
- 木酢液ではないけれど似たようなもんだろうと思い、ほんの少し残っていた竹酢液
- 冷蔵庫にあったレモンの皮
の4つの素材を使うことに決めました。
選んだ首イボ除去チャレンジ素材の使い方
次に悩んだのは選んだ素材をどのようにして首イボ除去に使うか?
Apply a compress or cotton ball soaked in vinegar and tape it down on the wart with an elastic bandage for at least one or two hours daily.
「酢に浸したコットンを1時間~2時間くらい貼る」だそうです。
『Best Health Magazine』Natural home remedies: Warts
Each night before going to bed soak a cotton ball in apple cider vinegar, apply it to the wart and then hold it in place with a band-aid.Leave it on all night, or if you like, 24 hours a day but change the soaked cotton and band-aid each evening for a week.
「アップルサイダービネガーに浸したコットンを一晩 または 24時間貼る」だそうです。
『apple-cider-vinegar-benefits.com』Removal of Warts Using Apple Cider Vinegar
というわけで「ある程度(1時間~24時間)持続的に貼っておく」ことがポイントのようです。
いよいよ首イボ除去チャレンジ
選んだ4つの素材を1つずつ・1週間ずつ試してみようと思ったけれど、そんなに気長に待ってられるか!ということで全部試してみることにしました。
まず狙いを定めたのは左右2つずつの合計4つ。右手側にある角質粒2つにはレモンの皮と竹酢液を貼りました。
左手側にある角質粒2つにはアプリコットカーネルオイルとリンゴ酢を貼りました。シミ・ホクロ・シワ・イボ。切ない現実です。
寝ている間に取れないように夜寝る前は包帯で固定。こんな感じで4つの素材を毎晩貼って寝る、を1週間継続することにしました。
首イボ除去チャレンジの様子・経過
スタートした夜を0日目としています。
0日目
- レモンの皮を貼った部分が早速ピリピリしはじめた
- 竹酢液とリンゴ酢はなかなか刺激的な香り
1日目
- レモンの皮がカラカラに乾いた
- 竹酢液を貼ったところがうっすら黒くなっていた(炭?)
- アプリコットカーネルオイルとリンゴ酢は特に目立った変化なし
このまま黒くなったらイヤだなぁと思ったので竹酢液はやめて右手側のイボ2つはレモンの皮だけ使うことにしました。
2日目
- レモンの皮を貼った右手側のイボ2つの周辺の皮がむけてヒリヒリ・ピリピリ痛い
- 左手側のイボ2つ(アプリコットカーネルオイルとリンゴ酢)は特に大きな変化なし
レモンの皮を貼った部分は蚊に刺されて掻きすぎてうっすらと皮がむけたときのような状態に。やってしまった感があります。
初日からレモンの皮を貼った部分がピリピリしていたものの、無理というか我慢をしたことを反省しました。
というわけで竹酢液に続いてレモンの皮も使用中止に。イボ除去よりもレモンの皮で荒れた皮膚のお手入れに専念することにしました。
3日目
- レモンの皮を貼った右手側はまだヒリヒリ・うっすらかさぶたができはじめる
- 左手側のイボ2つがやや黒っぽくなり、触ったときのポツポツ感がなくなった
レモンの皮が怖いです。
ここにきて左手側のイボ2つに大きな変化が!
4日目
- レモンの皮を貼った右手側はまだヒリヒリ・引き続き荒れた皮膚のお手入れに専念
- 左手側のイボ2つは黒っぽいかさぶた状態になった・そのうち1つはイボ周辺も少し肌荒れしている
- 左手側のイボ周辺が少し肌荒れしている方の黒くなったイボを指でつまんだらポロッと取れた
- 左手側のもう片方のイボはポロッと取れるまであともう一息という印象
左手側のイボ2つは、途中でどっちがアプリコットカーネルオイルを貼ったイボなのか、どっちがリンゴ酢を貼ったイボなのか分からなくなりました。
が、「酢を使うと肌が荒れる」といった体験談が多かったので、ちょっと荒れている方がリンゴ酢ではないかと思われます。
5日目
- レモンの皮で肌荒れした右手側はヒリヒリがなくなった
- 左手側はポロッと取れなかった方もポロッと取れたけれど完全に平らではない感じ
とりあえず、ポロッと取れたのでここでコットンを貼って寝るのは終了することに。
肌荒れしている部分は右手側も左手側もアプリコットカーネルオイルでやさしくマッサージしながらお手入れすることにしました。
6日目
- 5日目とほぼ同じ状態
引き続き右も左も右手側も左手側もアプリコットカーネルオイルでやさしくお手入れ。
7日目
- レモンの皮で肌荒れした右手側→ほぼ回復
- イボが取れた左手側の肌荒れしていた方→ほぼ回復・平らでポツポツ感なし
- イボが取れた左手側の肌荒れしていない方→完全に平らではなく、ちょっとポコッとしている感じ
リンゴ酢・アップルサイダービネガーで首イボ除去に成功
- リンゴ酢→多少肌は荒れるが、ポロッと取れてイボがあった部分が平らになる
- アプリコットカーネルオイル→肌は荒れないが、イボがあった部分がちょっとポコッとする
たまたまうまくいっただけかもしれないし、イボの状態や大きさによって異なるだろうけれど、リンゴ酢の方がスッキリ取れる、という結果になりました。
左手側のポツポツはほぼ全滅、少しずつ右手側もお手入れしています。
参考にしたサイトの写真を見ると指のイボがキレイに取れています。「酢なのでそれなりに痛みも伴いますよ」とのことなのでNo Pain No Gainってことで。
イボが取れた後も復活しないようにお手入れすることが大切だそうです。
『apple-cider-vinegar-benefits.com』Removal of Warts Using Apple Cider Vinegar
リンゴ酢で首の小さなイボ角質粒を除去する方法
荒療治なので基本的にはおすすめできません。
が、なんとしても取りたい!という方のために流れやコツなどをまとめてみました。
***肌質やイボの状態など個人差があることなのですべての人に同じ効果があるとは限りません。お試しになる場合はご自身の責任において行っていただきますようお願いします。特にお肌が敏感な方はご注意ください。
基本的な流れ
- コットンをリンゴ酢・アップルサイダービネガーに浸す
- 浸したコットンを1日1~2時間または一晩貼る
- かさぶたになるまで待つ
- かさぶたがポロッと取れるまで待つ
- イボ周辺の肌のお手入れ
こんな感じです。
首イボが取れるまでの様子・経過
使っているのは近所のスーパーで購入できる普通のリンゴ酢・アップルサイダービネガー。
日中は難しいので、夜寝る前にリンゴ酢を浸したコットンを貼って寝ています。
0日目
スタートした日の夜です。
寝ている間にはがれないようにテープでしっかり固定しています。
1日目
翌朝です。
特に大きな変化はないものの、テープを貼った部分がうっすら赤くなっています。
2日目
朝見てみると全体的にうっすらかさぶた。その日の夕方にはイボの部分だけ黒っぽいかさぶたになり、イボ周辺皮膚は蚊に刺されてちょっと掻きすぎたときのような感じになりました。
出かけるときはスカーフやスヌードなどを首に巻いて肌荒れが見えないようにしています。
そろそろイボが取れそうな気がしたけれど、ポツポツを根こそぎ除去するためにはもう少しリンゴ酢の力が必要かもしれないと思い、就寝前にコットンを貼りました。
これが失敗。貼った瞬間ヒリヒリ・ピリピリ・ジンジン。少し時間を置いてもやっぱり痛みを感じたのでコットンを取ることに。
そのうちポロッと取れるだろうと思い、アプリコットカーネルオイルでやさしくお手入れして寝ました。
3日目
前日に比べると荒れていた部分のヒリヒリが緩和し、かさぶたが少し硬くなり、治りかけなのかちょっとかゆくなりました。イボ(黄色矢印のすぐ上)ももうすぐ取れそうな気配。
かさぶたをはがしたい衝動にかられたけれど、そこはグッと我慢。が、実家の母と電話中に無意識に触ってしまったようで、鏡を見てみるとかさぶたがはがれていました。悪い例です。
4日目
翌朝の様子です。
肌荒れも落ち着いて、だいぶキレイになってきました。
かさぶたが完全に消えて肌がなめらかになるまで、引き続きアプリコットカーネルオイルでやさしくお手入れします。
コツ・ポイント・注意点
首イボを除去する際にに気づいた点やコツ・ポイント、注意点です。
かさぶたになったらポロッと取れるまで静かに待つ
わたしの場合、普通のイボよりも小さい首のポツポツは黒っぽいかさぶた状態になるまで3~5日前後という印象で、1週間も貼り続ける必要はないという感覚です。
イボがポロッと取れた後も「1週間貼らないといけない」と思ってコットンを貼り続けた結果、肌荒れが悪化してしまったことが何度もあります。
なので
- 黒っぽいかさぶたになったらポロッと取れるまで静かに待つ
- かさぶたを無理矢理はがさない
- 肌の状態を見ながらお手入れする
という感じで日数はあくまで目安として考え、肌の状態と相談しながら、お手入れするのがよろしいかと。
ピリピリとした痛みが激しくなったら一旦やめて静かに待つ
いつもよりピリピリして痛いときに無理をしてリンゴ酢に浸したコットンを貼り続けると皮がむけて悲惨な状態になります。
コットンを貼ってみて「なんだかいつもより痛いぞ」と感じるときは、コットンを貼らずに1日~2日ほど放置するとそのうち黒っぽいかさぶたになり、ポロッと取れることが多いです。
- 肌の状態を見ながらコットンを貼るかどうかを決める
- コットンを貼ってみていつもより痛みが激しいときは一旦やめて静かに待つ
といった点がポイントです。
ポイントまとめ
- 肌の状態を見ながらコットンを貼るかどうか決める
- 痛みを感じたらコットンを貼らない
- 1日~3日ほどでイボ周辺の色に変化が見られる
- うっすらかさぶた状態になったら様子見
- 黒っぽいかさぶたになったら自然に取れることが多い(お風呂あがりなど)
- かさぶたは無理矢理はがさず放置
- イボを除去した後も首やデコルテのお手入れを続ける
など。
首イボ除去に適した季節
- 冬→リンゴ酢に浸したコットンが冷たい
- 夏→汗でコットンとテープがはがれやすい
という感じです。
個人的にはスカーフやマフラー、スヌードで首元を隠せる秋~冬~春にかけての時期が首イボ除去にちょうどいい季節でなぁと思っています。
首イボ周辺の肌荒れ対策
生理前などいつもより肌が敏感な状態のときは荒れやすい傾向があると感じます。
できるだけ肌荒れを起こさない・悪化させないために
- 生理前は首イボ除去しない
- 肌にやさしいテープを使う
- イボ周辺にクリームなどを塗って防御する(塗りすぎるとテープがはがれる)
など工夫すればよろしいかと。
首イボ除去に伴う肌荒れや跡のお手入れ
気になるのは首イボ除去に伴う肌荒れや除去後の跡です。
これまで
- レモンの皮で大荒れ
- いつまでコットンを貼るべきかタイミングがつかめず大荒れ
など何度も失敗しています。
肌荒れや痛みも気になったけれど「このまま跡が残ってしまったらどうしよう」とイボが取れた後のことも心配になりました。
- 肌荒れがひどいときはオロナインなどの塗り薬を使う
- イボが取れた後も首やデコルテをしっかりお手入れする
お手入れは普段使っているクリームや乳液、美白クリームなどなんでもよろしいかと。
ちなみにわたしはポツポツが気になりはじめた頃からずっとアプリコットカーネルオイルを使っています。
まとめ
というわけでリンゴ酢で首の小さなイボを除去することができました。
試してみる前は「本当に自宅で自分でイボを取ることができるのだろうか?」と思っていたけれど、本当に取れたのでびっくり。
実験してみてよかったです。
荒療治だけれどそれほどお金がかからない点が嬉しいです。首イボ除去もDIYって感じです。
そんなわけでリンゴ酢ってすごい!
【追記】重曹シャンプー・リンゴ酢リンスを試してみました。
【追記】リンゴ酢・アップルサイダービネガーの活用方法をまとめてみました。
【追記】おいしいアップルサイダービネガーを見つけるために味や香りを比較検証してみました。
【追記】Amazonベストセラー1位の内堀醸造フルーツビネガー純りんご酢についてまとめてみました。
【追記】リンゴ酢と牛乳で作れるヨーグルト風ドリンクの作り方をまとめました。
【追記】リンゴ酢やその他のフルーツビネガーを飽きずに飲み続けるコツ、おいしい飲み方研究をまとめました。
リンゴ。