長持ちしないプラスチックを減らして耐久性のあるものに替えよう!ということで使いはじめたパイレックス(Pyrex)の耐熱ガラス製メジャーカップやフタつき保存容器。
丈夫で長持ち。匂いや色が移らない。料理にも手作りコスメにも大活躍しています。
そんなパイレックスの虜になって以来、ずっと狙っていたもの。それはイワキのパック & レンジ。フタつきの耐熱ガラス製保存容器です。
いつもは控えめな物欲も日本に帰ると大爆発。そんなこんなで今回の里帰りで念願の「イワキパックアンドレンジ システムセット」をついに入手することができました。
冷蔵も冷凍も!電子レンジもオーブンも!中身が見える!お得感満載!
使い勝手抜群のイワキパックアンドレンジを使ってみた感想・口コミ、パイレックス容器との違い、おすすめポイントなどをまとめてみました。
目次
耐熱ガラス食器のiwaki(イワキ)
- 会社名:AGCテクノグラス株式会社
- ブランド名:iwaki(イワキ)
- 取り扱い商品:耐熱ガラス食器・調理器具全般
- 公式サイト:http://www.igc.co.jp/
5年くらい前までパイレックス(Pyrex)とライセンス契約があったそう。
今も変わらず質のいい耐熱ガラス商品を提供しているよってことでよろしいかと。
念願のイワキパックアンドレンジ システムセット
本当はピンクが欲しかったけれど夫に反対されたので今回はグリーンにしました。
さわやかなグリーン。
かわいいピンク。
ついに入手。箱のイラストが何気にかわいい。しっかりとした梱包です。
服をクッション材代わりにして箱を包んでスーツケースに入れて持ち帰ってきました。
箱を開けてみると、なんとそこには保存容器が4個も!200mlサイズの小さい容器です。
続いて2段目。重箱みたい。中くらいの大きさの500mlサイズの容器が2個入っています。
最後は3段目。大きめの1200ml(1.2L)サイズが1個入っています。
全部で7個。なんとも美しい。これ全部で4000円以下はお得!
ごにょごにょ説明書。丸型もあるそう。
本体ガラス部分の厚みは約5mm。パイレックスの計量カップや保存容器と同じくらいです。
フタはゴムパッキンなし。素材はポリカーボネートと呼ばれるプラスチックの一種です。
イワキのパックアンドレンジを使ってみた感想
軽い
欲張って7個入りのセットを注文。「これでスーツケースが重量オーバーになったらどうしよう」と多少心配でした。
が、思っていたよりも軽くてびっくり。本当に耐熱ガラスなんだろうかと思ったくらいです。
ずっしり重厚感のあるパイレックス保存容器と比べるとかなり軽い気がします。
安い
今回買ったセットは7個入りで約3500円のお手頃価格。
お得感いっぱい。庶民の味方です。
丈夫で割れにくい
食器を洗うときなどに多少雑に扱っても割れません。
特にガラス容器は頑丈。
急激な温度差を与えたり、床に強くたたきつけたりしない限り、割れないのではないかと。
フタは見た目よりも頑丈です。
ただプラスチックなので上に重いものを置かないようにしたり、本体ガラス部分よりもやさしく扱うように心がけています。念のため。
ちなみに付属の取扱説明書によると
- ガラス容器→食器洗い乾燥機で使用可能
- フタ→食器洗い乾燥機で使用不可
だそうです。
電子レンジで使える
ラップ不要でフタをしたまま電子レンジで加熱することができます。
いつも使っているパイレックスの保存容器はフタがピタッと閉まるタイプなので、電子レンジを使うときはピタッと閉めずにわざとフタを浮かせて加熱しています。
イワキのフタはピタッと閉まらないけれど電子レンジを使うときにちょうどいい感じです。
オーブンで使える
角型は本体のガラス部分だけオーブンで使用できます(丸型パックアンドレンジはオーブンで使用不可)。
グラタンや野菜のローストを作る→残ったらフタをして保存→食べるときに電子レンジで温める→そのまま食卓へ、なんてことができます。
本当にオーブンで使えるのだろうか?割れないだろうか?と心配だったものの、パイレックスガラスはグラタン皿として使えるのか?実験で検証したので大丈夫だと思います。
冷凍保存できる
常温保存、冷蔵保存はもちろん、冷凍保存もできるので便利です。
付属の取扱説明書によると凍る過程で水分の体積が増えてしまい、その圧力によってガラスを破損してしまうことがあるので、水分を多く含む食品の冷凍には注意が必要です。
●液体は冷凍しない下さい。(例:おかゆ、みそ汁、スープ類、だし汁、ジュース、牛乳など)
●ごはんは水分を多く含むため、軽く入れてフタをして、器ごと上下左右に振ってガラスとご飯の間に空間を作り、冷凍して下さい。
だそうです。
中身が見える・保存状態がすぐ分かる
容器はもちろんのこと、フタも透明なので中身や保存状態がパッと見てすぐ分かります。
上からも。下からも。横からも。物を探せない・見つけられない夫でも分かります。
見えないと存在を忘れることが多いのでこれは助かります。
浅漬けが「わたしはここよ」と教えてくれます。
スッキリ収納できる
いつも使っている丸型パイレックス容器よりもスッキリ収納できます。
角型の方が冷蔵庫や冷凍庫のスペースを有効活用できるなぁと。積み重ね収納もできます。
おかげで古くて汚いわが家の冷蔵庫もちょっとキレイに見えます。
色や匂いが移らない
カレーやミートソース、マーボーなすをプラスチック容器に入れて電子レンジで加熱しようものなら、もう終わり。そのプラスチック容器はもう使いものになりません。
イワキのパックアンドレンジはガラス製なので何でも気にせず入れられます。
プラスチックのように油汚れが容器の中に溶け込むこともないので衛生的。
電子レンジで即席ピクルスを作っても容器に酢の匂いが残りません。
食器代わりに使える
見た目がシンプルなので、冷蔵・冷凍→電子レンジ→そのまま食卓に出しても違和感がありません。
テーブルに並んだ食材をそれぞれ取り皿にとって食べる。
残ったらフタをして保存。食べたくなったらまた出す。
ご飯の準備や残った食材の管理がとても楽になりました。
やる気が出る
イワキのパックアンドレンジを使いはじめてから料理に対するやる気が出てきました。
日本から買ってきたイワキをもっと使うぞ!と。
もっと料理に対するやる気を出すためにもっと買うぞ!と。
浅漬けやピクルス、野菜スティック、フルーツなど「家族の健康を考えてる系メニュー」をこまめに準備するようになりました。これは大きな成長です。
食卓に並べたときの見た目もいい感じなので前よりも食事の準備が楽しくなり、それほど苦痛を感じなくなりました。
デメリット
大満足のiwakiパックアンドレンジ。
あえてデメリットをあげるとすればフタです。
フタが開閉しにくい
いつも使っているパイレックス容器のフタはゴムっぽい感じ。
今回購入したパックアンドレンジのフタはプラスチック製。変な力が加わるとなんだか壊れそうな気がして最初は手こずりました。
開閉のコツは「そっとやさしく」です。
閉めるときは片方のフタをそっと閉めて。
もう片方をやさしく閉める。
開けるときも同じ。両側からガッと開けるのではなく「そっとやさしく」です。
フタがゆるい
密閉式ではないのでフタがちょっとゆるいです。
でも食べ物の匂いが冷蔵庫内に広がることもないので、特に気にせずそのまま使っています。
- 横置きにしない
- 液体を入れて斜めにしない
- 密閉したいときは上からラップをかける
- ガラスが抜け落ちるので持ち運ぶときにフタを持たない
など注意や工夫をすればよろしいかと思います。
まとめ
念願のイワキパックアンドレンジは予想通り、使い勝手抜群のすばらしい保存容器でした。
「食事の準備が面倒」を「ちょっと楽しい」に。
前から使っていたパイレックスの保存容器も、今回新たに仲間入りしたイワキの保存容器も総出で毎日大活躍しています。
プラスチック保存容器より高いかもしれないけれど長く使えるので経済的。プレゼントにも喜ばれそうです。
錯覚かもしれないけれど、優秀なガラス保存容器が増えれば増えるほど料理にもやる気が出る気がします。
【追記】地球にやさしい生活チャレンジ!わが家の取り組みや家庭でできるエコ活動、アイデアをまとめてみました。
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