恒例の手持ち服の見直し完了!着なくなった服や着すぎてボロボロになった服などの仕分け・整理が終わって気分もスッキリです。
スッキリしたついでにセーターリメイクにチャレンジしてみることに。
今回は前から狙っていた夫のセーターを勝手にリメイクしてカーディガンを作ってみました。
長年出番のなかった古いメンズセーターがさっと羽織れる、おしゃれなロングカーディガンに変身。
編み物ができない。ニット素材が苦手。こんなわたしでも簡単に作ることができました。
切る!ちょっと縫う!意外に簡単!編み物ができなくても作れる!買い物してないのに服が増えた!
セーター・ニットをカーディガンにリメイクする方法・作り方をご紹介します。
目次
着なくなった古いセーターをリメイク
日本やヨーロッパなどオーストラリアよりもおしゃれな場所に行くための「おしゃれ着」として夫が約7年前に買ったディーゼル(DIESEL)のリネンニット。
最後に着たのは確か2012年。それ以降毎年「いつか着る」といいながら全然着ていないのでこの度勝手にリメイクすることにしました。
男性が着ても丈や袖がやや長いので「これはロングカーディガンになるはず!」ということで、昔しまむらで買ったグレーのカーディガンを参考にリメイクしてみることにしました。
セーター・ニットをカーディガンにリメイクする方法
- 費用:家にあるセーター
- 推定所要時間:ミシン→約30分~1時間 手縫い→約1時間~2時間
- お手軽度:★★★★☆ 意外に簡単
- 自己満足度:★★★★★ お気に入りの一着
材料
- 着なくなったセーター
- 糸
使い方が分からない、持っていないのでよく分からないけれどニット用の伸び止めテープや接着テープ、その他手芸用のなんとかテープなどは使わない簡単リメイクです。
基本的に三つ折りで端を処理するのでセーターを切った後に三つ折りもできないようなものすごい厚手のセーターは不向きだと思います。
1.仕上がりをイメージする
- 丈の長さはそのまま?ちょっと短くする?
- 袖の長さはそのまま?七分袖にする?半袖にする?
- 襟の形はそのまま?丸首(クルーネック)にする?Vネックにする?
- どんな服に合わせる?季節は?
などなんとなく仕上がりをイメージしておきます。
2.シワを伸ばす
- セーターを裏返す
- 全体の形を整える
- シワを伸ばす
みたいな感じです。
3.襟の調整
カーディガンの襟と前開きの部分(前見頃)がつながっているので
- 丸首→Vネック
- 丸首→ちょっと深い丸首(Uネック)
- Vネック→ちょっと深い丸首(Uネック)
- タートルネック→丸首
- タートルネック→Vネック
など襟の形を変える場合はここで調整しておきます。
手順は
- イメージしている襟の形になるように線を引く(引かなくてもOK)
- 線の上を切る
みたいな流れです。
わたしは前を閉じずに開けて着る予定なので「Vネックのままでいいや」と思い、そのままの形でリメイクしました。
ちなみにタートルネックをそのままの形でリメイクすると襟付きカーディガンのような感じになると思います。
4.線を引く
襟の真ん中あたりと裾の真ん中あたりを結ぶような感じで線を引きます。
定規やメジャーテープなどを使うとよろしいかと。
ちなみに100円ショップの水で消せるチャコペンが便利です。
線を引かなくても真ん中でほぼ真っすぐに切れる!という自信がある場合はすっ飛ばします。
5.線の上を切る
線の上を切ります。切るときはゆっくり、やさしく。
切った時点ですでにカーディガン!
6.三つ折りする
切りっぱなしでもほつれにくいTシャツとは違ってニットは繊細!というわけで左右の前開きの部分(または襟~前開きの部分)を三つ折りしてマチ針でとめます。
ちなみに三つ折りの幅は適当です。アイロンも使っていません。大きすぎず小さすぎず、自分が折りやすい幅でよろしいかと。
7.縫う
三つ折りした部分を直線縫いします。縫うときもゆっくり、やさしく。
縫い終わり。袖や丈の調整が不要な場合はこの時点でカーディガンの出来上がりです。早い!
8.袖の調整
必要に応じて袖の調整をします。
仕上がりのイメージが明確で迷いがなければ最初の段階で切ってしまってもよろしいかと。
わたしは最初に「こんな感じのカーディガン」とイメージしながらも、一度カーディガンを着て全体のバランスを見てから袖の長さを決めたかったので後から調整することにしました。
1).袖の長さを決める
- カーディガンを裏返した状態で着る
- 袖を外側に折りながら長さを決める
- カーディガンを脱ぐ
わたしは七分袖にするかどうかかなり迷いました。が、おもに春秋に着る予定なので肌寒い日に備えて手首まで隠れるくらいの長さに調整することにしました。
2).目印をつける
袖の長さが決まったら、折った部分を元に戻しながらマチ針などで目印をつけておきます。
3).半分に折る
カーディガンを半分に折って袖を合わせます。
4).線を引く
決めた袖の長さプラス三つ折り分として3cmくらいのところにチャコペンで線を引きます(引かなくてもOK)。
ちなみに肩の縫い目ではなく袖口に対して平行に線を引きます。
5).線の上を切る
線の上を切ります。切るときは肩の縫い目ではなく袖口に対して平行に!
または「片方の袖を切る→半分に折る→もう片方の袖を切る」という手順でもよろしいかと。
6).三つ折りする
- 袖口を三つ折りする
- マチ針でとめる
みたいな流れです。
7).縫う
三つ折りした部分をグルッと縫います。
袖の調整完了!
9.丈の調整
丈の長さ調整も基本的には袖の長さ調整と同じ流れです。
- 着る
- 長さを決める
- 線を引く
- 線の上を切る
- 三つ折りする
- 三つ折りした部分を縫う
- 丈の調整完了!
という感じです。
出来上がり
できた!夫のセーターがカーディガンに生まれ変わった!丈が長いので七分袖っぽく見えるけれど袖は手首が隠れるくらいの長さです。
基本的に前を開けたまま着るのが好き&ボタンホールの作り方が分からないのでボタンはつけませんでした。ボタンホールがいらないスナップボタンをつけてもよろしいかと。
まとめ
ずっと狙っていた夫のセーターがついに自分のものに!素材も色も柄も大好き!お気に入りの一着になりました。
かぶるタイプのニットよりもさっと羽織れるカーディガンの方が出番が多いので重宝しています。
Tシャツとは違ってニットは繊細なのでちょっとドキドキ。切った途端、すごい勢いでほつれるかと思いきや意外に大丈夫でした。
編み物はできないけれど、カーディガンを作った!ということでなんだか編み物をした気分です。
セーター以外の服もとりあえず前開きになるように前見頃をザクザク切って端を処理すれば羽織りものに変身しそうな予感がします。
そんなわけでまずは
- 自分のセーター
- 旦那・彼氏・パートナーのセーター
- お父さん・お母さんのセーター
- おじいちゃん・おばあちゃんのセーター
- お兄ちゃん・お姉ちゃんのセーター
- 弟・妹のセーター
などタンスや押し入れに眠っているセーターをチェック。
首まわりがきつい、サイズが合わないなど「セーターとしてはいかがなものかと思うけれど羽織ったらステキかも?」と思われるセーターが見つかったらカーディガンにリメイクしちゃいましょう。
【追記】着なくなったセーターをスヌードにリメイクしてみました。
ニットリメイク。