暮らしの中に手作り・ハンドメイドを増やしたい。そんな思いからはじめた裁縫・ソーイング。
数々の失敗を重ねながらも少しずつ手作りの幅が広がりました。
あまり細かいことは気にしない適当ソーイングとはいえ「どうにかならないかな」と毎回不満を感じるのはチャコペン。
今まで買ったチャコペンは色が薄くて描いた線が見えなかったり、すぐ消えたり、どれもこれも使えないものばかり。
使えるチャコペンが欲しい!と思った矢先、ずっとチャコペン代わりに使っていた水性ペンのインクがなくなったのでこれを機会に新たにチャコペンを購入することに。
もう失敗したくない。もう無駄にしたくない。そんな思いを巡らせながら向かった先は100円ショップ。ずっと気になっていた水で消えるタイプのチャコペンをついに入手しました。
「100円ショップだし」とあまり期待せずに使ってみたところ、これがかなり優秀でびっくり。
困ったときのチャコペン代用アイデアや水で消せるチャコペンを使ってみた感想、消し方をここにまとめておきたいと思います。
チャコペンとは?
チャコペンは直接布にしるし付けをするための裁縫道具。
- チョーク型
- 鉛筆型
- 水性ペン型
などがあります。
どうやらチャコは英語のチョーク(Chalk)が訛ったものだそう。
「チャコって何?」と小学生の頃から気になっていた疑問が今スッキリしました。
チャコペンの英語表現
オーストラリアでチャコペンを探そうと思ったとき「そういえばチャコペンって英語でなんて言うの?」と英語表現が分からず、ちょっと苦労した思い出があります。
英語では
- tailors chalk(テイラーズ チョーク)
- tailors chalk pen(テイラーズ チョーク ペン)
- tailor’s chalk pencil(テイラーズ チョーク ペンシル)
- fabric marking chalk(ファブリック マーキング チョーク)
- fabric marker pen(ファブリック マーカー ペン)
- fabric pen(ファブリック ペン)
- sewing chalk pen(ソーイング チョーク ペン)
といった感じで表現するみたいです。
チャコペン代用アイデア
チャコペンの英語表現が分からず苦労したにもかかわらず、オーストラリアの手芸屋さんで買ったチャコペンは全く使い物になりませんでした。
「もう買わない」と心に誓って使いはじめたのは家にあるペン類。
この際ペンなら何でもいいだろうと思い、
- 鉛筆
- 色鉛筆
- ボールペン
- 消えるボールペン
- 蛍光ペン
- 消える蛍光ペン
- 水性ペン
- 油性ペン
などを代わりに使うようになりました。
鉛筆や色鉛筆は線が描きづらい上に消しづらい。
消えるボールペンや消える蛍光ペンは使いやすいものの、一定の温度や摩擦で消えてしまう=アイロンをかけると消えてしまうのがやや難点。
そんなわけで一番使いやすいと感じたのは普通の水性ペンと油性ペンです。
ただそこには「洗っても消えない」という大きな問題が!洗っても消えないガタガタの線。これはかなり大きな問題です。
ダイソー(DAISO)の水で消えるチャコペンの使い心地
ついにオーストラリアにも上陸した100円ショップダイソー。
100円ではなく基本$2.80です。ちょっと高いけれど仕方がない。
早速手芸・ソーイングコーナーへ。色はピンクとブルー。色選びで3分ほど悩みました。
悩んだ末に選んだのはピンク。なんとなくピンク。
布に線を描いてみたところ
- ちゃんとインクが出る
- 色が濃い
- 描いた線がはっきり見える
- 線が描きやすい
- 力を入れなくてもスラスラ描ける
とペンとして当たり前の機能がしっかりと備わっています。
今まで買った鉛筆型やチョーク型のチャコペンとは比べものにならないほど使いやすいです。
消し方
本当に消えるのだろうか?と思いながら水道水でちゃちゃっと濡らしてちょっともみこんでみたところ、あっさり消えました。
ということは洗濯すれば消えるということ。
ガタガタの線を描いたり、間違ったりしてもキレイに消えるということ。
これは助かります。
まとめ
いろいろ作れるようになったとはいえ、まだまだ裁縫初心者。
手持ちの服やバッグを型紙代わりに使うことが多い自分にとってチャコペンは必需品です。
これで洗っても消えない水性ペンや油性ペンから卒業できます。
100円ショップといえどもバカにできません。
スラスラ描ける。間違ったら消せる。ガタガタの見苦しい線も消える。
安くて優秀。嬉しい要素がいっぱいのおすすめチャコペンです。
もう失敗なんて怖くない。