もうすぐ2歳になる息子。
子育て・育児の疑問や悩みは尽きないけれど、ここ最近特に困っているのは歯磨きです。
なぜそんなに嫌がるのか。きっと自分も子供の頃は同じように嫌がっていたのだろうなぁと思います。
子供にとっても親にとっても苦痛な歯磨きタイム。
もう少し楽に、楽しくできないものだろうか？と思い、使いはじめたのはオーストラリア発の子供用オーガニック歯磨き粉ジャックアンドジルです。
歯磨きタイムが楽しくなる！飲み込んでも大丈夫！おいしい！メイドインオーストラリア！
ジャックアンドジル歯磨きジェルを使ってみた感想や子供の反応などをまとめてみました。
ストレス！子供の歯磨きタイム
子供の歯磨きに関する疑問・悩み
- いつから歯磨きを開始すればいいのか分からない
- どのように歯磨きすればいいのか分からない
- 1日のうち何回歯磨きすればいいのか分からない
- どんなハブラシを使えばいいのか分からない
- どんなハミガキ粉を使えばいいのか分からない
- 仕上げ磨きの意味が分からない
- 歯磨きタイムになると子供が逃げる
- 子供がものすごい力で暴れる
- ペッと吐き出せないので飲み込む
- 子供が飲み込んだ歯磨き粉の成分がちょっと気になる
- たまに指を噛まれる
- とにかく疲れる
- 面倒くさい
- ストレス
- 苦痛
など。
歯磨きの時間が近づくと、なんとなく暗い気持ちになる自分がいます。
歯磨きしたい理由1).乳歯は永久歯の土台
苦痛な歯磨きタイム。
「どうせそのうち永久歯に生え変わるだろうし、無理矢理磨くのはやめようかな」と考えたこともあります。
が、調べてみたところ、乳歯は今後生えてくる永久歯の土台・下地となる大切な歯なのだそう。
今のうちからしっかりお手入れしておきたいところです。
歯磨きしたい理由2).治療費がおそろしい
日本の国民健康保険みたいな、オーストラリアのメディケア(Medicare)は基本的に歯科治療費には適用されないので治療費は自己負担です。
海外は歯医者が高いというのは聞いていたけれど、本当に高い！
約8年前に下の親知らず2本が炎症を起こして歯医者に行ったときは治療費$50。治療といっても「塩水でよく洗って痛みどめ飲んで」と言われただけです。
これで50ドルか！とびっくり。
抜歯すべきかどうか迷ったけれど、親知らずを1本抜くために必要な治療費用は$500～$1200前後とのことだったので日本に一時帰国して抜歯することにしました。
そんなわけで将来子供に虫歯ができたときの治療費を考えるとおそろしくて仕方ありません。
将来高い治療費を払う可能性を低くするためにも、やっぱり日頃からしっかりケアして虫歯予防しないといけないなぁと。
子供の歯磨きタイムを楽しくする！作戦
子供を押さえつけたりせず、一緒に歯磨きをしながら大人の仲間入り的な雰囲気を醸し出すようにしたものの、自ら率先して誇らしげに歯を磨いたのは最初の数回だけ。
なんとか「歯磨きしたい」と思わせるようにしなければ！というわけで子供の歯磨きタイムを楽しくするアイデア・作戦を考えてみました。
おいしい歯磨き粉を使う
やっぱり味で勝負！
- おいしい
- おいしそうな香りがする
- 口の中がもわもわしない
- 安心して使えるもの
- バカみたいに値段が高くないもの
飲み込むので安心して使えるものがいいです。
虫歯予防に有効といわれるフッ素(フッ化物)についても安全性を疑問視する意見もあるよう。
なんでも危険だ！危険だ！という傾向がある昨今。あまり神経質になるのも嫌なので、そういう研究もあるよってことで頭の片隅に入れておきたいと思います。
『Business Journal』フッ素入り歯磨き粉は危険！がんや骨肉腫、ダウン症の原因との指摘も
歯磨き後のお楽しみを作る＝キシリトールタブレット
歯磨き後のお楽しみを作る！ということで、歯磨きした後のご褒美としてキシリトールタブレットを使ってみようかと。
さすが日本。便利なものが売っています。一時帰国したときに見つけたので買ってみました。
キシリトール100%がいいらしい
本当はキシリトール100%がいいらしいとのこと。
キシリトール100%のタブレットを見つけずことができず、まだガムも食べられないので、今回は90%のものにしました。まぁいいかと。
どれだけの効果が期待できるか分からないけれど、できる限りのことをして虫歯予防したいなぁと。大人が食べてもおいしいです。
子供のキシリトールタブレット使用は賛否両論
ザッと調べてみたところ、子供がキシリトールタブレットを食べることについては歯科医の中でも賛成派・反対派と意見が分かれるようです。
「タブレットくれくれ」とうるさい時期もあったけれど、最近はだいぶ落ち着いた様子なので、頼りすぎることなく上手に活用いけたらと思います。
賛成派
１歳６ヶ月であれば、そろそろキシリトールタブレットを食べ始めても良い時期です。
『毛利歯科クリニック』キシリトールでむし歯の予防をしたいのですが、何歳くらいから使っても良いのでしょうか？
キシリトールがむし歯予防の目玉です。
キシリトールは甘みの成分ですが
・むし歯の原因にならない
・むし歯の発生・進行を防ぐ今の世の中にとっても優れた甘みなんです。
『米やまおとなこども歯科クリニック』知っていて欲しいむし歯予防の新常識教えちゃいます。むし歯にさせない７つの方法！！
反対派
キシリトール自体に虫歯抑制効果や細菌を抑える働きがあると思っている人が少なくない。
本日、初診で見えられた方が、友達のお母さんたちが子どもたちに歯磨きが終わってから、キシリトールタブレットを食べさせて寝かしているが、それはどうなのかと聞いてこられた。
愕然とした！！ なんと嘆かわしいことだ！！
キシリトール自体には虫歯を抑制する働きは全くないし、虫歯菌を減少させたり、働きを抑制する効果もない。
ただ、砂糖は全く摂取しないという条件があって、キシリトールだけ食べているなら、虫歯にはならないかもしれない。
オーストラリア発！ジャックアンドジル歯磨きジェル(Jack and Jill Natural Toothpaste)
ジャックアンドジル歯磨きジェルの特徴
近所のスーパーには求めている子供ハミガキ粉が売っていなかったのでドラッグストアへ。
さすがオーストラリア。子供の歯磨き粉もナチュラル・オーガニック系が豊富です。
- オーストラリア・メルボルン発
- 主原料はキシリトール
- 香料はオーガニック
- 防腐剤なし
- 保存料なし
- 着色料なし
- フッ素なし
- ラウリル硫酸ナトリウム(合成界面活性剤)なし
- 容器はリサイクル可能
- 容器はBPA Free(ビスフェノールA)なし
- ブルーベリー・バナナ・ラズベリー・ストロベリーなど種類が豊富
- 普通の子供歯磨き粉よりもちょっと高い
など。
ジャックアンドジル歯磨きジェルを使ってみた感想
ナチュラルな雰囲気漂うパッケージ
今回はブルーベリー大好き！な息子と自分のためにブルーベリー味を使ってみることに。
ナチュラルな雰囲気のパッケージです。
そして変な顔の子供のイラストが気になります。
安心のメイドインオーストラリア
おっ！安心のメイドインオーストラリア！Made in Australia！
飲み込んでも大丈夫(Safe To Swallow)だそうです。
透明ジェル
中身は白ではなく透明のジェル。
歯磨き粉ではなく、本当に歯磨きジェルという感じです。
使い心地・使ってみた感想
- ほんのり甘い香り
- 香りが嘘っぽくない
- おいしい
- 大人も楽しめる味
- 口の中がもわもわしない
- 甘すぎない
- 息子が積極的に歯磨きの準備をするようになった
- 息子が自分から歯磨きするようになった
息子の態度が明らかに変わり、イヤでイヤで仕方なかった歯磨きの時間がちょっと楽しみになった様子です。
まだ1人でしっかり磨けるわけではないし、わたしや夫が磨こうとするとまだ多少は抵抗するものの、以前のように全力で嫌がることはなくなりました。
【追記】ジャックアンドジルシリコン歯ブラシ
コーンスターチを原料とした生分解性可能でリサイクル可能なシリコン歯ブラシも使ってみました。
全体的に柔らかく、子供の口にはちょっと大きい感じ。で、柔らかすぎるのか息子がかじったら一部がボロッと取れました。個人的にはピジョンの歯ブラシの方が好きです。
まとめ
というわけでジャックアンドジル歯磨きジェルのおかげで苦痛な歯磨きの時間がちょっと楽になりました。
おいしいので、ちゃっかり自分もたまに使っています。
いずれは親の手を借りずに自分で歯磨きする日が来るのだろうなぁと思うとなんだか寂しい気もします。
毎日の歯磨き。子供とのコミュニケーションを大切にしながら、親にとっても子供にとっても楽しい時間にしたいものです。
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おいしく歯磨き。
