あったかもこもこ!いまどき!な感じの輪になっているマフラーみたいな首まわり小物、スヌード。
オーストラリアでは欲しいものが見つからない。手作りしたいけれど編み物ができない。というわけで着なくなった服をスヌード・ネックウォーマーにリメイクしてみました。
まずは縫わずに切る・折る・結ぶだけの超簡単リメイク。冷えがちな首元もぽかぽか。着こなしの幅も広がりました。
他にも「首に巻きたい!」と思うような古着を見つけたので今回はちょっと縫ってスヌードにリメイク。
かわいい!手縫いでも作れる!着なくなった服も捨てずに再利用!
古着やストールをネックウォーマー・スヌードにリメイクする方法、作り方、アイデアをご紹介します。
目次
Tシャツ・チュニックをリメイク
- 推定所要時間:ミシン→約10分~30分 手縫い→約30分~1時間
- お手軽度:★★★★★ 超簡単
- 自己満足度:★★★★★ Tシャツって気持ちいい
日本に帰ったときにH&Mで買った柔らか素材のTシャツです。
パジャマみたいな部屋着みたいな、なんだかよく分からない感じ。
形が似合わなくて出番が少なかったけれど、ボーダー柄が好きなのでリメイクしてみることにしました。
1.シワを伸ばす
形を整えてササッとシワを伸ばします。
Tシャツは裏返さず、そのままの状態でOKです。
2.切る
だいたい四角っぽい形になるように切ります。
ハサミを入れる場所=スヌードの長さはお好みで調整。
わたしはボーダー柄だけを使ったスヌードを作りたかったので上の紺色とボーダー柄の切り替え部分にハサミを入れました。
3.また切る・縫う
最初は前回と同じように切って折るだけの即席リメイクにしようと思っていました。
が、首に巻いてみたところ、縦縞になってしまい、なんだか手ぬぐいを首に巻いてるお祭りのおっさん風に!これはまずいというわけで急遽作り方を変更しました。
縦長の筒状のスヌードを横長のスヌードにして柄の向きを変えることで、首に巻いたときにボーダー柄がキレイに出るように調整します。
1).両脇を切る
両脇(写真黄色線)を切ります。
2).両脇を縫う
- 生地を中表(生地の表面が内側)に合わせる
- 両脇(写真ピンク線)を縫う
- 生地を表に返す
これで縦長から横長のスヌードに変身!
こんな具合に首に巻いたときの柄の出方や長さが気に入らない場合は「切る・縫う」作業によって調整できます。
出来上がり
表と裏が同じ柄になるようにスヌードの上側を内側に折り込んだら出来上がり!
ボーダー!さわやかなマリン風です。
生地の表と裏がほぼ同じ、違いがほとんど気にならないという場合は、折らずにそのままパサッと巻いてもOKです。
スカートをリメイク
- 推定所要時間:ミシン→約45分~1時間 手縫い→約1時間~2時間
- お手軽度:★★★☆☆ 2枚重ねなのでちょっと複雑
- 自己満足度:★★★★★ チラッと見える裏地がかわいい
スカートなのにこんなに薄いのか!と驚くほど薄っぺらいTシャツみたいな生地のスカートです。
このカラフルボーダーをぜひ首に巻きたい!というわけでスヌードにリメイク。
本当はすでに縫ってあるスカートの両脇をいかして「切る・折る」作業だけで簡単に作ろうと思ったけれど、あまりに薄っぺらいので2枚重ね(裏地付き)で作ってみることにしました。
1.シワを伸ばす
チャチャッと形を整えてシワを伸ばします。
2.表地を切る
まずは表地となるスカートを四角にザクザク裁断。
寸前まで迷ったけれど、両脇のすでに縫ってある部分も潔く切ることにしました。
これで表地=2枚となります。
3.裏地を切る
表地とだいたい同じくらいの大きさになるように裏地をザクザク裁断します。
今回裏地として使ったのは「何かに使えそう」と思ってずっと保管していたTシャツ素材のこげ茶色。確かスカートだったと思います。
表地と同じように裏地も2枚用意します。
4.中表に合わせる
表地と裏地を中表(生地の表面が内側)に合わせます。
5.縫い合わせる
両端(写真黄色線)を直線縫いします。
6.表に返す
表に返すと
- 表面→ボーダー
- 裏面→こげ茶色
の1枚布のような状態の生地が2枚になります。
7.また縫い合わせる
- 横長に置く
- 生地を中表(表面のボーダーを内側)に合わせる
- 両端(写真黄色線)を直線縫いする
8.不要な部分を切る
両端を切って形を整えます。
ほつれが気になる場合はジグザグミシン(またはロックミシン)で端を処理します。
出来上がり
表に返したらスヌードの出来上がり。カラフルでかわいい!
裏地付きにしたことでほどよい厚みになりました。あったかい!
首に巻いたときにチラッと見える裏地のこげ茶色がいい感じ!縫い目が見えるのでリバーシブルでは使えないけれど、こげ茶色を表面にすることはなさそうなのでこれはこれでよし。
ストール(肩かけ)をリメイク
- 推定所要時間:ミシン→約15分~45分 手縫い→約45分~2時間
- お手軽度:★★★★★ 超簡単
- 自己満足度:★★★★★ もこもこ感が最高
ベージュとグレーの色違いで買ったふわっと柔らかい生地の薄いマフラーみたいなものをアイロンでシワを伸ばしてから縫い合わせた自作の肩かけ(表面→ベージュ・裏面→グレー)です。
ピロピロしている部分(フリンジ?)が絡まったりするので、そろそろどうにかしたいなぁと思っていました。
買ったときは首に巻く薄手のマフラー、その後ストールに変身、そして今回は首に巻くスヌードに変身という感じです。
1.シワを伸ばす
ササッとシワを伸ばして形を整えます。
2.折る
表面を内側にして半分に折ります。
今回の場合は表面→ベージュ、裏面→グレーのストールなのでベージュが内側、グレーが外側になっています。
3.縫う
折り目と反対側の部分(写真黄色線)を縫って輪の状態にします。
4.不要な部分を切る
布端を切って形を整えます。
気になっていたピロピロフリンジがなくなりました。
必要に応じてジグザグミシン(またはロックミシン)をかけます。
出来上がり
表に返したら出来上がり!2重にして巻くともこもこ!裏地のグレーをさりげなく見せてもいい感じです。
ついでに他のストールも同じ方法でスヌードにリメイク!また水玉かつ色違いです。
2枚重ねにせず、1枚のストールをそのままスヌードにリメイク。ちょうどいいもこもこ感です。
【追記】スヌードが大活躍しています。
まとめ
編み物もできないのに、とっさの思いつき古着リメイクでいっきにスヌード・ネックウォーマーが増えました。
買い物していないのに買い物した気分。なんか楽しい!オーストラリアの変なデザインのスヌードを買わなくてよかったです。
形や柄、素材、大きさによって多少作り方や手順は違うだろうけれど「とりあえず輪にすればスヌードっぽくなる」ことを発見しました。
そんなわけでまずは手持ちの衣類の見直し整理。
着なくなったけれど首に巻いたらかわいい!首に巻きたい!と思うものを見つけたら
- どんな大きさ、長さ、形のスヌードが作りたいか
- どの部分が輪になりそうか
- 他の生地と縫い合わせたらどうなるか
- どんな風に切ったら理想の色柄・形になるか
- どんな風に縫ったら理想の色柄・形になるか
などを考えながら、とりあえず手を動かしてみると「ここだ!」というポイントが見えてくるはず!着なくなった服を上手に再利用して自分だけのスヌードを作っちゃいましょう。
【追記】着なくなったセーターをリメイクしてスヌードを作ってみました。
【追記】Tシャツリメイク関連ネタまとめ
【追記】古着リメイク関連ネタまとめ
編み物ができるようになりたい。