思い出いっぱいの里帰り。特に実家でダラダラするのは最高です。
今回の里帰りではダラダラしながらもちょっとおでかけ。
オーストラリアから。東京から。仙台から。家族が全員集合して向かった先は2014年にオープンした大船渡温泉(おおふなと おんせん)です。
びっくりするほどおいしい食事!温泉が気持ちいい!絶景だらけ!外国人も楽しめる!
グルメ最高。温泉最高。景色最高。三陸よいとこ一度はおいで。
三陸周辺のおすすめ宿泊施設、岩手三陸大船渡温泉に泊まってみた感想・口コミ、絶景写真、おすすめポイントをご紹介します。
目次
大船渡温泉(OFUNATO ONSEN)基本情報
- 所在地:岩手県大船渡市大船渡町字丸森29-1
- 読み方:おおふなと おんせん
- 公式サイト:http://oofunato-onsen.com/
東日本大震災で失われた憩いの場として2014年7月にオープンした大船渡温泉。
実家から車で20分程。こんなに近いのに泊まりに行くという不思議なイベントでした。
建物はこんな感じ。高台に建っています。
ホテルの入り口。ものすごい達筆です。
ここにも達筆。ロゴが何気にかわいいです。
宿泊した部屋
客室は大きく分けて3種類。
- オーシャンビュー!海沿の和室10畳(トイレ・洗面付き)
- オーシャンビュー!岸辺の和室8畳(バス・トイレ・洗面付き)
- リーズナブル!山裾の和室6畳(トイレ付き)
今回はオーシャンビュー!海沿の和室10畳(トイレ・洗面付き)に宿泊。1泊2食付きで大人1人あたり9870円でした。
外国人といっても夫は裸で他人とお風呂に入ることに抵抗がないのでお風呂なしの部屋です。
名物いかせんべいでおもてなし。
本当にオーシャンビュー。
大船渡温泉に泊まってみた感想・おすすめポイント
とにかく絶景
高台に建っているので周辺の景色が一望できます。
ロビー奥にある大きなガラス窓からは、
大船渡湾。地理の授業で習ったリアス式海岸です。
宿泊した部屋からの眺め。空気も新鮮です。
絶景とトラ。
絶景と自撮りしてる風あざらし。
翌朝4時頃起きたので温泉に入る前にホテル周辺を1人で散歩。なんとも美しい日の出です。
食事が豪華
旅館・ホテルの食事は「まぁこんなもんだよね」レベルのものがほとんどなので、正直なところあまり期待していませんでした。
が!ここは本物。
三陸ならでは磯料理!オーナーは地元漁師。質の良さには自信があります!
まさにこの言葉通り・口コミ通り。味よし量よしで文句なしです。
夕食
少し遅めのチェックインだったので温泉の前にまずは夕食。
大船渡といえば海の幸!刺身、ホタテ、ホヤ、ワカメなど新鮮な魚介類がいっぱい。苦手なホヤも食べました。
久しぶりに見た毛蟹。席に着くとさらにいろいろ出てきました。ボリューム満点なのでお腹をすかせて行くのがよろしいかと。
名物の3日間じっくり煮込んだマグロのカマ。とろとろです。相当おいしかったようで夫が何度もおかわりしていました。ちなみに1人分ではなく、取り分けです。
朝食
朝食は和洋バイキング。
ヨーグルトもあり、トマトジュース、オレンジジュース、コーヒー、牛乳など飲み物の種類も豊富です。
オムレツや焼き魚、納豆など定番メニューの他になんとマグロの山かけも発見!
「マグロの山かけをもう1つ」と思ったら最後の1つを兄に取られて悔しい思いをしました。
イカの塩辛とご飯も美味です。
ソフトクリームがおいしい
クリーミー、ミルキーなソフトクリーム。フロントで注文できます。
温泉に入った後に食べました。結構大きくて、夕食を食べた後だったのでかなり苦しかったです。
食べるなら夕食前、または、夕食後しばらく時間が経ってからがよろしいかと。
温泉が最高に気持ちい
広々とした大浴場で内湯が2つと露天風呂が1つあります。
日帰り入浴も可能。地元客にも人気がある温泉なので時間帯によっては結構混み合います。
今回の滞在で温泉デビューした息子。最初はお湯が熱くて嫌がるのではないかと心配だったけれど大丈夫でした。
特に露天風呂が最高。夜は満点の星空を眺めながら、朝は大船渡湾と朝日を眺めながらリラックスできます。
ちなみにフロントでは確か「24時間開いてる」と説明された記憶があります。
実際は清掃時間の午前8:30~午前11:00以外ならいつでも入浴できる=朝は8:30までしか入浴できないので「朝、ゆっくり温泉に入ろう」という場合は注意が必要です。
温泉は1階にあります。女湯。ゆ。
男湯。ゆ。
清潔・キレイ
施設も部屋も全体的に清潔感があります。
施設が充実している
フリーWi-Fi完備。長期連泊プランや学生合宿プランもあるので洗濯乾燥機もあります。
ついでに小岩井の自動販売機も発見!朝風呂の後は小岩井コーヒー牛乳。
スタッフの対応がすばらしい
息子が近所のホームセンターで購入したトミカの青いヘリコプターを持参。
夕食後、夫がトミカのヘリコプターがないことに気づき、ちょっとした騒動になりました。
どこを探しても見つからない。早く温泉に入りたい。もう面倒くさい。
「そのうちひょこっと出てくるって」といったら「トミカだよ?受付で聞いてきて!」と夫が騒ぎはじめたので渋々フロントに行ってみると、なんとそこにはトミカの姿が!
息子がテーブルに置き忘れたようで○○様と書かれた袋に入った状態で保管されていました。
ゴミかと思って間違えて捨ててしまうほどに小さいのに。これぞホスピタリティ。
そんなわけでその夜息子はヘリコプターと一緒に寝ました。
その他予約の段階でいろいろ変更が生じた際も素早く、快く対応してくれました。
まとめ
大船渡がこんなに美しいところだったとは。
宿泊してみて改めて自分の故郷のよさを実感しました。
静かな海を眺めていると、楽しいことも悲しいこともいろんな思いがよみがえってきます。
温泉旅館のような雰囲気もあり、ビジネスホテルのような雰囲気もあるキレイな和風ホテルといった印象の大船渡温泉。
眺めも最高。料理も最高。温泉も最高。
良心的な価格とサービスで大満足できるホテルです。
【追記】大船渡の観光スポット碁石海岸(ごいしかいがん)に行ってきました。