オーストラリアの一大イベントといえばクリスマス。日本でいうお正月のような雰囲気で家族や親戚などみんなが集う大切な日です。
毎年クリスマスを迎えるたびに悩むのがプレゼント選びとラッピング。
直前になって焦らないようにクリスマスプレゼント候補も決定。
不器用なわたしでもササッと簡単に可愛くラッピングできるようにプレゼント袋や風呂敷、ひらひらフリル巾着袋も手作りしました。
今年も家族3人だけの静かなクリスマスを迎える予定のわが家。息子も2歳になったので、いつもよりちょっとだけ気合を入れてクリスマスを演出してみようかなぁと考え中です。
クリスマスといえばサンタクロース。プレゼントラッピングの準備はほぼ完璧なので、ついでにサンタさんが持っている大きなプレゼント袋も作ってみることに。
ワクワク・ドキドキ!なくてもいいけどあれば楽しさ倍増!家にあるもので作れる!
夢いっぱいのクリスマスを演出してくれる大きなサンタ袋の作り方をご紹介します
目次
クリスマスに向けて少しずつ準備
伝統的なクリスマスプディングのレシピ紹介などスーパーのチラシはすでにクリスマスっぽい雰囲気。クリスマスに間に合うように今から準備しとけよってことみたいです。
クリスマス気分が高まったところで家にあるクリスマス飾りを引っぱり出してみることに。少ない!クリスマスツリーもありません。ちょっと寂しいです。
大人だけならまだしも子供のためにももっとワクワク・ドキドキするような演出がしたいなぁ。何かできることはないだろうか?と考えた末に思いついたのが、サンタクロースが持っている大きなプレゼント袋です。
- なんだか今日は楽しそうな雰囲気だなぁ
- お、なんだこの巨大な袋は?
- 一体何が入っているんだろう?
- 開けるなといわれると開けたくなる
- 早く開けたい
- おっ!プレゼントだ!おもちゃだ!
という心理作戦です。
サンタクロースの大きなプレゼント袋の作り方
- 費用:生地の価格による・家にあるもので作れる可能性大
- 推定所要時間:ミシン→約1時間~2時間 手縫い→約3時間~5時間
- お手軽度:★★★☆☆ 簡単だけれど特大なので縫う距離がやけに長い
- 自己満足度:★★★★★ 息子が喜んでいた&余り布を有効活用できた
材料
本体生地
特大サイズなのでそれなりに大きめの生地が必要です。
- 古いシーツや布団カバーなどのベッドリネンを再利用
- タンスや押入れの奥で眠っている使う予定がない布
- 中途半端な大きさの余り布
- 好きな生地
など。
生地を買わなくても家にある古いシーツや布団カバーなどを再利用して作ることができます。
サンタさんが持っている袋は白というイメージがあるけれど赤や緑などのクリスマスカラーはじめ、その他なんでもお好みでよろしいかと。
いらなくなった子ども用のカラフルなシーツや子どもが好きなキャラクター系シーツで作ってもいいなぁと思います。
わたしは夫のお母さんかおばあちゃんが残したものと思われる薄緑と白のストライプの中途半端なサイズの余り布を使うことにしました。
紐・リボン
ある程度の重みに耐えられる丈夫な素材の紐やリボンを使うのがよろしいかと。
わたしは巾着袋によく使われるうどんみたいな太い紐を見つけることができなかったので袋と同じ生地から紐を作ることにしました。
1. 本体用と紐用に生地を裁断する
サンタ袋本体用と紐用(紐を作る場合)に生地を裁断します。
今回は
- 本体: 100cm x 160cm
- 紐: 8cm x 180cm
に生地を裁断しました。
2. 本体を縫う
- 本体生地の表面を上側にして置く
- 生地を写真のように半分に折る=中表(生地の表面が内側)の状態になる
- あきどまりの位置を決める
- 底と横(あきどまりまで)の2辺を縫う
上から紐が通るあたりまで=あき口、あき口が終わるあたり=あきどまりです。
「上側を三つ折りした後に紐を通す」といった流れになるので三つ折りするときの幅と紐の幅を想定しながら「あきどまり」の位置を決めます。
わたしは上から8cmくらいのところにあきどまりの印をつけました。
3. あき口・あきどまりの処理をする
アイロンを使って縫い代をしっかりと開きます。ピンクの印があきどまりです。
次に上から紐が通るあたりまで=あき口をカタカナの「コ」の字風に縫います。
コの字の縫い方
- コの字の長い辺を縫って(写真左上)
- あきどまりまできたら方向転換して
- 方向転換後コの字の一番短い辺を縫って(写真真ん中)
- また方向転換して
- 残りのコの字の長い辺をまっすぐ縫って(写真右上)
裏返したら「コ」の字風です。
4. 紐の通し口を縫う
- 上側をあきどまりまで三つ折りしてマチ針でとめる
- 三つ折りした部分をグルッと縫う
これで紐の通し口が完成。あとは紐を通すだけです。
5. 紐を作る
紐を作る手順は以下の通りです。
- 縫い代1cm~1.5cmくらいを内側に折り込む(写真左上)
- 紐の両端を内側に折り込む(写真右上)
- 半分に折ってマチ針でとめる(写真左下)
- 布が「わ」になっていない部分と両端を縫う
6. 紐を通す
- 安全ピンなどを紐の先につける
- 片側から紐が出るようにクルッと一周
- 出てきた2本を一緒に結ぶ
出来上がり
仕上がりサイズは縦96cm x 横75cmくらいになりました。とりあえずサッカーボールやら巨大マイメロやらいろいろ詰め込んでみました。
巨大。存在感たっぷりです。
わが家のサンタの決めポーズ。
遊びはじめる息子。しばらく手放しませんでした。
飾りをつけてアレンジしたら、よりクリスマスっぽい雰囲気に。
まとめ
わざわざ作らなくてもいいかもしれないけれど、あったらあったでクリスマスがより楽しい雰囲気に。
その辺に置いておくだけで子どもが興奮しそうなので、たまにはこういうのもありだなぁと思います。
息子も袋を開けたり、中身を取り出したり、引きずったりしながら楽しそうに遊んでいました。
古いシーツや布団カバーを有効活用できる上にたくさん入るので布団やぬいぐるみなどの収納にも便利。
夢いっぱい&愛情いっぱいの手作りサンタ袋。
お金をかけなくてもちょっとしたアイデア次第で楽しくてステキなクリスマスになるはずです。
白もいいなぁ。