実家への電話や仕事のやり取りで「日本ってまた休み?何の日?」と思うことがしょっちゅうあります。
カレンダー上の祝日に加えて、お盆休みや年末年始休みもあるのでなんだかんだと祝日・休みが多いイメージのある日本。
単なるイメージや感覚的なものだと思っていたら、やっぱり世界の中でも日本は祝日が多いようです。
一体何を祝っているのか。オーストラリアは祝日が少ない!と感じるのは気のせいなのか。
日本とオーストラリアの祝日一覧と日数を比較してみました。
祝日日数世界ランキング
マーサーが2013年に行った調査(『MERCER』マーサー、年間祝祭日数世界ランキングを発表)によると
- 日本→3位(祝日日数:15)
- オーストラリア→10位(祝日日数:9)
となるそうです。
日本は1位のインド/コロンビア(祝日日数:18)、2位のタイ/レバノン/韓国(祝日日数:16)に続いて世界第3位。
オーストラリアは祝日が最も少ない12位のメキシコ(祝日日数:7)、11位のオランダ/イギリス/ハンガリー(祝日日数:8)に続いて下から3番目。
イメージや感覚だけではなく、日数で見ても日本は世界の中でも祝日が多く、オーストラリアは祝日が少ないということが分かります。
日本の祝日一覧・日数
一体何を祝っているのだろうか。祝日がない月はあるのだろうか。
気になるので2016年の祝日一覧を調べてみました。
- 1月1日 元日
- 1月11日 成人の日
- 2月11日 建国記念の日
- 3月20日 春分の日
- 4月29日 昭和の日
- 5月3日 憲法記念日
- 5月4日 みどりの日
- 5月5日 こどもの日
- 7月18日 海の日
- 8月11日 山の日
- 9月19日 敬老の日
- 9月22日 秋分の日
- 10月10日 体育の日
- 11月3日 文化の日
- 11月23日 勤労感謝の日
- 12月23日 天皇誕生日
2016年から「山の日」が新登場!
山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。
だそうです。
この「山の日」追加で年間祝日日数はなんと16日!世界第2位になれるんじゃないかと。
祝日がない月は6月だけってことになります。
この調子ならきっとそのうち「梅雨の日」とかもできそうな予感。
オーストラリアの祝日一覧・日数
まずは国全体(National Public Holidays)のお休み。
レイバー・デー(Labour Day)とクィーンズバースデー(Queen’s Birthday)は国で定めている祝日だけれど州によって日付が異なります。
2016年クィーンズランド州(Queensland)の祝日はこんな感じ。
- 1月1日 元日(New Year’s Day)
- 1月26日 オーストラリア・デー(Australia Day)
- 3月25日 グッド・フライデー(Good Friday)
- 3月28日 イースター・マンデー(Easter Monday)
- 4月25日 アンザック・デー(Anzac Day)
- 5月2日 レイバー・デー(Labour Day)
- 10月3日 クィーンズバースデー(Queen’s Birthday)
- 12月25日 クリスマス(Christmas Day)
- 12月26日 ボクシング・デー(Boxing Day)
『Australian Government』Public holidays
少ない!
これに加えてShow Holidayというクィーンズランド州独自の祭日・お祭り騒ぎ休みが1日あります。
これも地域によって時期や日付が違うようで2016年はゴールドコースト→8月26日、ブリスベン→8月10日がお休みだそう。
『Queensland Government』Show holiday dates
そんなわけで
- 国全体→祝日日数:9
- クィーンズランド州→祝日日数:10
という感じ。
6月以降はちょろっと祝日があるくらい。後半は祝日がない月が続くので絶望的です。
確か数年前までは6月第2月曜日に設定されていたクイーンズバースデー。
休みが前半に集中しすぎ!後半に休みが少なすぎる!と騒いだ結果、10月に移動したという記憶があります。
まとめ
「オーストラリアは祝日が少ない」と感じるのは、やっぱり気のせいではなかったようです。
春分の日とか秋分の日とか。山の日とか海の日とか。体育の日とか。
日本の祝日は風情があるなぁと。というよりも祝日が多いことが単純に羨ましいです。
オーストラリアももう少し増やせばいいのに。でも特に増やす理由もないんだろうなぁと。
祝日は少ないけれど「ワークライフバランス重視だから!有給消化は義務!休め!」てな感じなのではないかと思います。
祝日がもっと増えますように。
【追記】ややこしいオーストラリアの小麦粉の種類・違いをまとめてみました。
そうだティムタムを食べよう。