古い家DIY!自分でリフォーム!部屋の壁ペンキ塗り替えで気分一新

わが家は築40年以上の古い家。「外国の家」だけれどおしゃれ感なし。60年代~70年代の雰囲気や昭和の香りが漂う中古住宅です。

最初は好きになれなかったこの家。住んでいるうちに愛着を感じるようになり、いつしか「家族みんなが日々心地よく暮らせるようにこの家を大切にしよう」と思えるようになりました。

大切な家族と暮らす大切な家だから。大切な資産だから。どんなに古い中古住宅でも価値があるから。

そんなわけで「やらなきゃ」と思いながらも、いつも妄想だけで終わっていたDIY・リフォーム・改装計画についに着手!

まずはお化粧直しということで簡単そうな室内塗装からスタートすることに。

穴、キズ、落書きだらけの壁が見違えるほどキレイに大変身!ついでに気分もリフレッシュ!

壁のペンキ塗り替え作業の様子、準備、用意したものなどをここにまとめておきたいと思います。

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ペンキを塗る前の準備

1. 片づけ

Old House DIY Painting18

やる気がない

  • どこから手をつけていいのか分からない
  • 基本的にペンキ塗りが嫌い
  • 作業工程を考えるとげんなりする
  • なかなか重い腰が上がらない
  • なにもかも面倒くさい

やる気のない自分たちを奮い立たせるために。

やる気のない自分たちを「やらなきゃいけない状態」に追い込むために。

「これから引越しするかのような心構え」で作業を進めることにしました。

引越し気分で作業

大変だけれど、なんだかウキウキ・ワクワクしてしまう引越し準備。

引っ越してきたばかりのまっさらな部屋にしたい。新しい部屋に引っ越したときの新鮮な気持ちを味わいたい。

引越し気分でリフォーム作業をしながら持ち物や収納場所、壁の穴・キズなどいろんな意味でリセットしたいなぁと。

具体的には

  • ペンキを塗る部屋を決める
  • 部屋にあるすべてのものを床にバサバサと散乱させる
  • 「いるもの」と「いらないもの」の見直し・仕分け作業
  • 「いるもの」はダンボールや袋に入れて一ヵ所に放置
  • 「いらないもの」はチャリティリサイクルショップに寄付
  • カーテンや壁の絵をすべて外す

といった感じで準備。

見直し・分別作業は中途半端にちまちまやっていても終わらないので全部バサーッと放り出しちゃう方が早い気がします。

引越し作戦成功

ダンボールや袋が積み重なった状態はなんだかんだで1ヵ月以上続きました。やる気を持続させるのはなかなか大変だなぁと。

でも、毎日ごちゃごちゃを見ていたせいか、そのうち限界に達して「さっさと終わらせてしまいたい」という気分に。

夫でさえ「もう限界。ペンキ塗りなんか簡単なんだから早く終わらせてしまおう」と言いはじめました。

2. ペンキ選び

続いてペンキ選び。DIYホームセンターバニングス(Bunnings Warehouse)へ。DIY大好き!な老若男女でいっぱいです。

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初めてチャレンジする本格的なペンキ塗り。「外国の家っぽくカラフルに」なんてことも一瞬考えたけれど、やっぱり無難に白にしようかと。

色はデュラックス(Dulux)のSnowy Mountainという名前の「白すぎない白」に決定。油性ではなく水性ペンキです。

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ペンキって意外に高い!夫が「Duluxのこの色と全く同じ色でDuluxより安いペンキください」と注文したらBritish Paintsになりました。節約術。

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3. 道具の準備

用意したもの・購入したもの

  • ペンキ
  • 刷毛・ブラシ
  • ローラー
  • 壁用洗剤
  • 壁の穴補修用パテ
  • 家にある古いシーツ・タオル

用意すべきだったもの・購入すべきだったもの

  • マスキングテープ・養生テープ
  • サンドペーパー・紙やすり

床などペンキを塗りたくない部分に貼って保護するマスキングテープ。

夫が「テープなんていらないって」と言い張るのでテープなしで作業を進めたところ、床にペンキが!掃除が大変でした。

壁の穴やキズの上に補修用パテを塗った後、表面を平らにするために必要なサンドペーパー。

夫が買い忘れました。サンドペーパーを使うか使わないかで仕上がりに差が出ると思います。

4. 壁の穴・キズ補修

金具は全部取り外して。

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手作りカーテン用につけたIKEAフックも取り外して。

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パテで補修。

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5. 壁の掃除

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勉強はしていないけれど夫がスタディルームと呼んでいる部屋からペンキを塗ることにしました。

重い家具や他に置き場所がない大きい家具は中央に集めてそのまま放置。

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壁に補修用パテを塗る前に掃除をした方がいいんじゃないか?と思っているうちに、夫がパテを壁につけてしまったので補修後に掃除をしました。

「ペンキ塗る前にこれで壁洗って」という感じでペンキコーナーで売られているシュガーソープ(Sugar Soap)という壁用洗剤を使用。

入居した当時、タバコのヤニだらけだった家の壁はこの洗剤でキレイになり、部屋にしみついていたタバコの臭いもスッキリ消えました。吸うなら外で吸え。

久しぶりの壁掃除。結構汚れているもんだなぁと思いました。

ペンキ塗り替え作業

いよいよペンキ塗り。夫が「塗る!」と張り切っていたので夫に任せることに。

まずは刷毛・ブラシで四隅を塗って。同じ白でも結構色が違うもんだなぁと。

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今度はくるくるローラーで残りの大きな面を塗って。

ペンキを塗っている壁と天井と壁の間にある斜め部分の色が微妙に違う!気になる。

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「こんなにキレイになったし、2度塗りしなくてもいいんじゃない?」と言いはじめた夫。

飽きたのか。疲れたのか。面倒くさいのか。

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確かに2度塗りしなくてもよさそうな雰囲気。

代わりに天井と壁の間の斜めになってる部分を塗ってもらうことにしました。

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出来上がり

いよいよ入居。カーテンがないので眩しい。

ペンキを塗っただけなのにだいぶ部屋の印象が変わりました。ペンキを塗る前の写真も撮っておけばよかったです。

IKEAの収納棚と夫のおじいちゃんが生前使っていた古い机など、この部屋に置くと決めたものだけを置いて少しずつ片づけ。

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ひとまず完了。気が向いたらすぐ作業できるようにミシンは机の上に放置。その他ソーイングセットやアイロン、作りかけのものは棚の上に。

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ついでにドア裏収納スペースとして活用していたスタディルームとキッチンの間にあるボロボロのドアも取り外し。

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迷ったけれど取り外して正解。全体的に明るく開放的な空間になりました。なんて清清しい気分。将来ドアが必要になったときに対策を考えればいいかと。

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収納棚の一番上でホコリだらけになっていた飛行機たち。

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IKEAのガラス扉キャビネットに収納しました。これで1機ずつ掃除をしなくて済みます。

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自分が撮影した写真を飾っていたモビールフォトクリップには息子が作った作品や姪からもらった手作りプレゼントを飾ってみました。

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【追記】やっとカーテンを取り付けました。手作りカーテンです。

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まとめ

ペンキを塗り替えるだけでこんなに壁がキレイになるなんて。かなりびっくりです。

本当に新しい部屋に引っ越したような気分。これからこの部屋がどんな風に変化していくのか、とても楽しみです。

ペンキ塗りは簡単だとよく言われるけれど、準備は面倒くさいし、思っていたよりも大変。

業者に任せるよりも安いけれど、それなりにお金もかかる。

やるぞ!と気合を入れていっきにやらないと終わらないから、ある程度まとまった時間が必要。

でも、部屋全体が見違えるほどキレイになった上に気分もリフレッシュできたので得るものは大きいなぁと。

次のペンキ塗り替えもがんばろう!とちょっと前向きになれました。

楽しみながら。学びながら。

家族と暮らす大切な家が少しずついい方向に変化していく様子を見守りたいと思います。

【追記】夫の手抜きによる壁の盛り上がり部分を発見したのでパテとサンドペーパーを使って再度補修作業をしました。

【追記】海外のおしゃれ&かわいい子供部屋風に壁をカラフルに塗装してみました。

できるかな。

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