気になる言葉「エコ」って何?~エコについていろいろ考えてみた
エコハウス、エコカー、エコポイント、エコフレンドリー、それエコだねぇなど最近よく耳にする言葉「エコ」。
それもエコなの?的な何かといえば「エコ」みたいな風潮がちょっと気になる今日この頃です。
とは言いながら、このブログのタイトルにEcolife(エコライフ)なんて言葉を使っている自分。
当初はドメインにecoという言葉は使わない予定だったけれど、いいなぁと思っていたsimple happy lifeはすでに使用されているドメインだったため取得できず。ちーん。なんだか妙に焦ってしまい、とっさにecolifeにしてしまったという経緯があります。
そんなわけでせっかくの機会なので「エコ」の意味について考えてみたいと思います。
エコの意味
なんとなく理解しているようでしていない言葉「エコ」。気になるので早速調べてみました。
エコロジーの略
エコロジーって何?
生態学 生態の環境
チャールズ・ダーウィンの『種の起源 On the Origin of Species』みたいな世界だと予想。
Not harming the environment; eco-friendly: with its rustic bamboo construction and solar-heated shower, the accommodation looked eco enough
環境を害さないってことですね。
環境と経済はつながっていて、どちらか一方だけが発展してもうまくいかない。環境問題を世界中で解決していくことで世界の経済も発展し、人びとが安全で豊かな生活をおくれるようにと思いをこめて「エコ」という言葉が使われているんだ。
だそうです。エコロジー+エコノミーってことですね。これが一番分かりやすいかも。
エコって何?
言葉の意味は分かったけれど実際の生活の中での「エコ」の解釈の仕方はまた人それぞれなのかなぁといった印象。
というわけで自分なりに考えてみることに。
エコとは人間だけではなく動物も植物も含めたみんなが暮らしやすい地球環境を作っていくこと、ではないかなぁと自分なりに解釈してみました。
エコに感じる矛盾点
わたしが感じる矛盾。
それはイメージ戦略のひとつとしてエコブームに便乗してエコ関連商品を次から次へと開発して販売する企業の存在。
中には本当にいいモノもあるだろうけれど「えっ!それもエコなの?」とつっこみたくなるような、ちょっと流行りに便乗してエコって言ってみました的な商品が多いのも事実です。
無駄なモノを買わない・増やさないこともエコとはいえ、商品が売れないと困ってしまうのでなんだかんだと無駄なお金を使わせようと企業も必死なんだろうなぁと感じます。
エコと節約
世界のハリウッドスターやセレブが「時代はエコよ、ライフスタイルもエコよ」と言いながら高級ヘルシーフードなんかを食べているようなイメージを抱いていたからなのか、なんとなく敷居の高い存在だったエコ。
節約アイデアを練ることが大好きな自分には関係ないものだと認識していたけれど、実はエコはむしろ節約に近い(下手をすれば貧乏くさい)ものだと最近ようやく気がつきました。
気づくの遅すぎ。
例1. ボロボロで着ることができない衣類などを雑巾として使う
- エコ:資源の再利用&ゴミが減る
- 節約:ペーパータオルやティッシュの節約
例2. 車に乗らずに歩く・自転車に乗る
- エコ:排気ガスが減る&健康向上
- 節約:ガソリンの節約
エコと節約は表裏一体関係にあるのではないか、節約は決して恥ずべきことではない、むしろカッコいいことではないかと考えるようになりました。
無理せずできるエコなこと
環境問題といってもいろいろあります。
大気汚染、水質汚染、水不足、森林・熱帯林の減少、絶滅危惧種の増加、ゴミ処理問題、地球温暖化、オゾン層破壊、酸性雨、食糧不足、飢餓、貧困、原発・放射能の影響などなど。
この地球の生態系の一部である自分。
環境に害をあたえることはめぐりめぐって結局は自分にかえってくるともいえます。
自分だけならまだしも未来を担う子どもたちにまで影響が及ぶのはイヤです。
そんなわけで毎日の生活の中で無理せず自分にもできることを思いつくままにあげてみました。
- ゴミを減らす・増やさない
- きちんとゴミ分別をする
- モノを大切に扱う
- 壊れたら直して使う
- 捨てる前に再利用できないかどうか考える
- 不要なものを寄付する・譲る・売る
- 自動車の使用頻度を減らす
- 水を出しっぱなしにしない・水道の蛇口をしっかりしめる
- こまめに電気を消す
- こまめに主電源を落とす
- だらだらシャワーをあびない
- だらだらテレビをみない
- できるだけエアコンを使わない
- 印刷する前に本当に印刷が必要かどうか考える
- 本当に必要なページだけ印刷する
- 裏面にも印刷する
- 裏面をメモ用紙として使う
- 余計なものを買わない
- エコバッグで買い物する
- 過剰包装を断る
- 企業戦略に惑わされないもの選び
- 水筒やお箸、充電池などくり返し使えるものを選ぶ
- 長く着られるように大きめサイズの服を選ぶ
- 長く使える品質を選ぶ
- 長く使っていきたいと思える本当に気に入ったものを選ぶ
- 環境や人に安全な洗剤やおもちゃを選ぶ
などなど。他にもたくさんあるだろうし、もっと効果的な方法もあると思います。
普段の生活の中でちょっとした心がけやアイデア次第でできることって結構あります。
自分にできることから少しずつ。楽しみながらエコにつながる暮らしを築いていきたいものです。