「ふりすぎ・かじりすぎ・なめすぎ」で修理が必要になってしまった息子のお気に入りおもちゃ。
代わりになりそうなガラガラおもちゃを手作りしたとはいえ、やっぱり、壊れたおもちゃが気になる様子。
ちょっと面倒くさいけれど息子の喜ぶ姿が見たい。
そんなわけでついに重い腰を上げて修理することにしました。
自分で修理してみる
息子のお気に入りおもちゃキッズバスケットベル
こちらは修理前。持ち手がちょっとグチャグチャです。
修理後。持ち手にリボンをグルグル巻いて取れないようにギュッと結んだだけ。あっさり修理完了です。
所要時間はたったの5分。なぜあんなに面倒くさがっていたのか自分でも謎です。
早速ふって・かじって・なめて嬉しそうに遊ぶ息子。よかったぁ。
自分のお気に入り帽子
重い腰を上げたついでに息子に革紐をはぎ取られてしまった自分の帽子も。
紫外線・日焼け対策としてNo Hat No Play(ノーハット・ノープレイ)を心に刻み、外出するときは帽子を着用。
愛用しているこの帽子はヘアスタイルや服装がイマイチ決まらないときでも、ちょっとオシャレ感が出てそれなりに見えるので重宝しています。
革紐があるとないとでは帽子の印象がかなり違うので修理することにしました。
もともと接着剤とホチキスで帽子本体に装着されていた革紐。しっかりと本体に縫いつけてある方が取れにくいのは確かです。
そこで裁縫道具の登場。小学校の授業で使った「うちのタマ知りませんか?」のハサミも健在です。懐かしい。
革紐を本体に縫いつけた後、先端同士を縫い合わせ。久しぶりの裁縫だったので30分ほどかかりました。
手間と時間はかかったけれどより愛着がわく一品になりました。
「壊れたら捨てる」から「壊れたら直して使う」暮らしへ
キッズバスケットベルも帽子もほんのちょっと手間隙かけただけなのにさらに愛着が深まりました。
不思議なものであんなに面倒だなぁと感じていたのに今は達成感と満足感でいっぱいです。
壊れたら直して使う。
そんな当たり前のことが、いつの間にか当たり前ではなくなってしまったような気がします。
何かが壊れても「面倒だから放置しておけばいいや、捨てればいいや、新しく買えばいいや」が当たり前になってしまっていたことをちょっと反省。
- ものを大切にする
- 壊れたら直す
- 直した後も大切に使う
- 壊れても直しながら長く使っていきたいものを選ぶ
日々のちょっとした心がけがゴミを減らすことにつながり、ものを大切にする心を育んでいくのではないかなぁと感じます。
忙しい毎日、投げやりになりそうなときもあります。
こうして忙しさをいい訳にしている間も、わたしたちに見えないところで環境問題はどんどん進行していることを忘れないようにしたいです。